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陰陽師 瀧夜叉姫
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陰陽師 瀧夜叉姫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全47件 21~40 2/3ページ
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陰陽師らしい、いろいろなピースが先のイメージを膨らませて、、、世界が回りだして 止まらなくなります。 | ||||
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最初からのピースが結び合わさって、 さらに世界が広がる、、、陰陽師らしい展開でした | ||||
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あっというまに、よめてしまう。 ほろほろと。。 でも、作者の書く本の中では、とても、軽くてすきなシリーズ。 ただ、夜店の綿飴なみに、滞空時間がみじかく、時間単価が... | ||||
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あっというまに、よめてしまう。 ほろほろと。。 でも、作者の書く本の中では、とても、軽くてすきなシリーズ。 ただ、夜店の綿飴なみに、滞空時間がみじかく、時間単価が... | ||||
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図書館にて借りましたが、 文庫本サイズを購入。 獏さんの陰陽師シリーズは読んでいて楽しい。 登場人物も魅力があり、お話も 伝記やいいつたえがベースになっていたりするので余計に楽しい! 今回は大作。 長い話ですが、読み返しながらでしたがサラサラと読めてしまします。 夏の風物詩に購入しましたが、大当たりでした。 | ||||
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図書館にて借りて読みましたが、 文庫本を集めたく購入。 話は毎度ながらテンポよくさらさら読める。 魅力ある登場人物の世界に入れることが今回も待ちどうしい! | ||||
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<上>からハラハラドキドキ夢中になって読みました。 長編ということもありいつも以上の壮大なスケールでとても読み応えがありました。 19年前からの色んなめぐり合わせや断片がつながっていくのも この登場人物たちの宿命だったのだなあとさらに盛り上がりました。 後半の滝子姫の本音と変わり身と、 ラストの将門がどうしてそれでそうなっちゃうの? あんなに何をやってもダメだったのに・・・ と不思議でした。 もっとじっくり読み考えをめぐらせば納得できるのかもしれません。 久しぶりに長編小説を読んで読後にその世界に心を奪われぼぉーっとしました。 | ||||
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この著者の風景描写が好きです。細やかな言葉が連なり、立体的な風景が現実よりも透き通った感じで広がります。美しい静寂があります。 | ||||
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陰陽師シリーズ最長の上下巻。 主軸の物語はもちろん素晴らしいが、 大抵は単体で活躍する清明に加えて、飄々とした様々なタイプの陰陽師たち (清明の師匠、兄弟子、天才ー淨蔵、喰えぬ道満・・・ )。 協力するんだか、しないんだか、もしかすると邪魔してんのか? な不思議な陰陽師同士の関係も描かれていて面白い。 子供の頃の清明に会えるのも嬉しい。 時は20年前までさかのぼり、多くの登場人物が複雑に絡み合う。 ひとがひとであるが故の感情、事情。 相変わらず人物・情景描写が見事! 時も場所もあちこち飛びながら物語は展開。やがてそれは一人の人物に端を発する因縁のできごとへとつながっていく。 これは容易なもののけの仕業ではない。 ことは都の存在をも危うくするたいへんなことになりそうである。 上巻に多くの謎を残し下巻への期待を持たせながら、 さいごの最後まで驚きの紐解きが隠されていて興味が途切れない。 鬼と化した哀しみの人物を人として見事に昇華させる最期の結びは、 あまりにも後味さらりと素晴らしすぎて、 思わず「もう一口」と数ページ読み返してしまうのである。 おすすめです。 | ||||
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鬼才【夢枕獏】氏の傑作、【陰陽師】シリーズの長編版が本作品です。悪役は、謎の怨霊、謎の美人盗賊、謎の黒幕。対するは、陰陽師、法力を持った高僧、あやかしの技を使う怪人物。などなど、相変わらずキャラクター設定が魅力的です。前半は謎が謎を呼ぶ展開、後半は謎解きと直接対決。娯楽作品の王道を行く作風が本当に面白いです。【陰陽師】シリーズは短編中心のシリーズで、長編は『生成り姫』と本作しかないのですが、【長編派】の私としては大満足の作品でした。さらに、この作品の中心テーマである【人の心の中に潜む鬼とは何か?】という問い掛けも、深く考えさせられました。純粋な娯楽作品でありながらも、読み終えた後に深く考えさせられる。この辺りに、夢枕獏氏の作家としての力量を感じます。とにかく面白いです。オススメ。 | ||||
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確かにスケールの大きな作品です。中心となる謎は有名な歴史的な出来事をなぞっていますし、登場人物も多数にわたっています。俵藤太は特に魅力的な人物です。ストーリーも多数の登場人物の現在と過去を含み、プロットなり伏線の張り方も振り返ってみると複雑ながらも見事です。難点はというと、どの登場人物も個性があり、魅力的なため、皮肉なことに、晴明と博雅の役割がかすんでしまうようです。もしかすると、「将門」という存在がテーマなのかもしれません。またプロットが複雑だったため、最後に残るなんともいえない余韻は薄められてしまいます。蛇足ですが、ネタを明かさない程度の、人物紹介の図や表があった方がよかったのかもしれません。 | ||||
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上下、二巻の長編です。もっともページごとに収められている文字は少ないので、思った以上のスピードで読めます。今回の作品は、いくつもの現在や過去のエピソードが積み重ねられていきます。それぞれが後の話の解明のヒントとなるエピソードです。また時期も960年と特定されています。上巻の巻末で或る程度の整理が行われて、今回のストーリーのモティーフが明らかにされます。しかし黒幕や本当の狙いは上巻では示唆されるだけです。登場人物はいつもの脇役、そして歴史上の人物が満載です。 | ||||
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道満とかそれ以外の新しく出てくるキャラが 魅力的で読み応えの有る話です。 平将門モノだし、下巻の最後まで楽しめました。 | ||||
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清明と博雅は何時もの様に目立ってませんが 色々魅力的なキャラクターが出てきて それはそれで楽しめました。 道満もいい味だしてます。 短編とは違うハラハラさせられる展開でした。 | ||||
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長い執筆期間だったようだが、それがわかる作品。 よく言えばよく作りこまれていて、悪く言えばスピード感が足りない。 短編ではあまりにもあっさり事件が解決してしまっていたので、そのスピード感に慣れているからかもしれない。 話があちこちに飛び、登場人物も多いのでじっくり読まないと途中で混乱する部分があった。 短編ではしっかり作りこまれた世界観にどっぷり漬かり、スピード感ある清明の活躍で読後しばらく平安の世から抜け切れない余韻があるのに対し、今回の作品は「読みつかれた」印象。 重厚な作品ではあるのだが・・・ いつもの味が無かったのが残念。 | ||||
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陰陽師シリーズは、7〜8年くらい前にはまった。 そのときに一気に読んでしばらくご無沙汰だったのは、新刊出るのに時間がかかりすぎてチェックしてなかったから。 で、久しぶりの陰陽師。 大好きです、陰陽師シリーズ。 久しぶりに読む夢枕獏の文体(擬音が独特だったり、短い分を重ねて雰囲気をかもしだしてたり)が、ちょっとうっとうしい時もあるけど、でもそんなの気にするな!ってくらい、グイグイお話に入っていけるのはさすが。 ものすごくいい作家だとか、深い話だ、なんて言わないけど、夢枕獏は第一級のエンターテイメント作家だと思う。 これは、陰陽師シリーズでは2作目となる長編(もうひとつの長編『生成り姫』もすごく良かった!)。 上下巻でかなり長いけど、一度も飽きずにグイグイ読める。 いろんなキャラクターが登場しているが、蘆谷道満がいい味だしてた。 映画化するなら山崎努がいいなぁ。 でも、長編だからか、ほかの濃い登場人物たちに圧されて源博雅がちょっと存在感薄かったかも。 あと最後の方になって、瀧夜叉姫のキャラが変わったと感じたのはまちがい? 物語の初めでは、ものすごく禍々しくて妖かしそのものだったのに・・・。 とにかく、こういう“読む前から絶対に面白いと分かっている”シリーズって安心して読めるのがうれしい。 | ||||
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ついに蘇った平将門。彼が何故普通の刀剣が通らない鉄のような身体になったのか、一回りも二回りも巨大な身体になったのか。首を落とされてから二十年、将門復活の為に動いていたものの真実の姿がここに現れた。という下巻なんですが、上巻で源博雅の出番がもっていかれちゃったと嘆いていたのがまだ甘かったように、この下巻ではなんと安倍晴明の出番までもが奪われています。と自分は感じました。 長編なんで、いろいろなキャラクターが出てくるのは全然構わないし歴史上の人物と意外な関係で意外な事件に巻き込まれるというのは望むところの展開なんですが、今回に限っては、なんか博雅・晴明の主役コンビまでもがいいところを奪われて霞んでしまったようでちょっと勿体なかったです。 定番の、 「いこう」 「いこう」 そういうことになった。 というような流れや、博雅と晴明のお互いに対する愛情を感じられる会話もいつものようにありましたが、でもなんだろう、ちょっと喰われちゃったかなぁという気がします。それも将門よりも、俵藤太にもっていかれた感じがありました。もともとは短篇が主体のこのコンビの物語なんで、切れ味でいえば短篇のほうがいいんですけれど長編ならではのもっとうまい二人の見せ方とかは別に会ったような気もするので、楽しんだのは楽しんだんですけれど、ちょっともったいないなぁというのがやはり強かったです。 | ||||
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このシリーズは、改行を多用し、余白がいいと思う。 余白が、平安時代の優雅さを出している…気がする。 これまでになく、スケールが大きく、読み応えがある。 さすがに人を食べる箇所は、いやでも想像してしまい、 ちょっと…と言う箇所はあるけれど、それはそれで…ってことで。 「呪」とは… 言葉を口にすることで、そこで呪がかかってしまう。 言霊…とでもいうべきか。 相変わらずの、清明と博雅。 いいコンビです。 事の始まりは20年前にさかのぼる。 ありとあらゆることが、ラストにすべてつながっていく。 恨みや憎しみは、最後には悲しみしか生まない。 鬼や化け物となってでも、この世に「復活」したいとは…。 | ||||
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陰陽師シリーズは大好きで読んできましたが、今回は特にスプラッター、血のニオイがする作品になっています。 動物や、女性に対して残酷な描写がありますので、そのあたり苦手な方は気をつけてください。 でも、アノ方のカリスマ性というかおどろおどろしさを表現するには仕方無かったのかも・・・。 | ||||
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陰陽師シリーズでは「生成り姫」に次ぐ長編ですが、今回は上下巻の大作でボリュームもスケールも大掛かりです。 京の都に起こる異変、妊婦が殺され、百鬼夜行が横行し、高官が次々に病に伏す。原因は20年前の大事件に起因する。 死んだはずのその大物相手に清明、博雅、加茂保憲が疾走する。これを助けるのは俵藤太秀郷。高みの見物と嘯きながらちょっかいを出す道満は敵か味方か? まこと波乱万丈の物語です。シリーズ最高傑作といって過言でありません。 ぜひ! | ||||
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