きみの友だち

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評判

きみの友だちの評価:

4.46/5点 レビュー 209件。 S ランク

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平均点4.46pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全64件 61〜64 4/4ページ
No.4
(3pt)

「語り手」の視点の存在

いい作品だとは思います。「友情なんて、美しくてすてきなものだけではない」ということがよく書けていると思います。ただ、作中で「きみ」と呼びかける語り手の存在に、非常に違和感を覚えました。作者本人の「あとがき」で、本書のこのような構成には、ある事実に基づく必然性があったようですが、それにしてもある種幼稚なふるまいをする登場人物の子ども達を、いわゆる「上から目線」で全てを見透かしたかのように「きみ」と呼びかけ、誰にも見られているはずのないエピソードを克明に話す「語り手」が私には傲慢な存在に感じられました。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.3
(3pt)

なんとも惜しい(注意:ネタバレありです)

重松清のなかでいちばん好きな作品…になるところだった、最後を読むまでは。

語り手とケッコン、はオッケーとしてもだ。
泣かないでしょ!
泣かないよ!
泣かせてみせる作者がマジうざい。

最後の最後で作者が手垢のついた物語にひっぱられてしまったことが悔やまれる。
やはり脇の甘い作家であることを露呈してしまった、本当にほんとうに残念な一作。

できたら最後は書き直して欲しい。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.2
(3pt)

「友達」の意味を考えさせられる

思春期という多感な時期の少年、少女の心の内面を丁寧に描いている。
重松さんはどうしてこんなやさしい物語が書けるのだろう。
思春期は、他の人にしていれば、大きな問題ではないように思えることも、当人にとっては大問題になる。そんな思いにしっかりと寄り添ってあげたいという著者の思いが伝わってきた。
また、今の子どもたちにもこの物語を読んで、「友達の意味」について考えてほしいと思った。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.1
(3pt)

心に残る作品

みんなと友だちだと思っていた。だが、事故のあとにその関係は微妙に
変化する。孤立してしまった恵美は、自分と同じように一人ぼっちの
由香と、いつしか言葉を交わすようになっていくが・・・。
「あいあい傘」を始めとする10の作品を収録。 いつも身近にいるから、いつも一緒に話しをするから、それだけでは
本当の友だちとは言えない。本当の友だちって何だろう?この本を
読んでいると、遠い昔に同じようなことで悩んでいた自分の姿を思い
出す。作者は、友だち関係に悩むさまざまな登場人物の心の動きを
細やかに描いている。傷つけたり傷ついたりしながら人は成長して
いく。過ぎ去った日々が、いつか大人になったときに「あの頃のことが
懐かしい。」といえる日々であってほしい。恵美と由香の日々もきっと
そんなふうであったのだろう。いつまでも「もこもこ雲」が、空に
浮かんでいますように・・・。
悲しく、切なく、そしてさわやかな作品だった。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223