母性

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評判

母性の評価:

3.76/5点 レビュー 202件。 D ランク

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平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全253件 141〜160 8/13ページ
No.113
(4pt)

母性についての深い洞察

私は母親からたっぷり愛情を注がれて育ちました…
と言うわりには、周りの評価ばかりを気にする主人公。
娘の前で娘の婚約者と、リルケの詩を暗唱し合う気持ちの悪い母(祖母)。
愛されなくても優秀に育つ娘。

などなど、人物描写が秀逸です。
もしかすると、「条件付き愛情」は、全く与えられない愛情よりも厄介なのかもしれない、と思いました。

姑の描写が最高です。
嫌な人なんだけれど、憎めない。
主人公も、嫌いながらも冷静に評価していて、
このあたりの観察眼が見事だと思います。

物語は、母の手記、娘の回想、母性についての考察、という3つの流れが平行して進み、最後にきれいに合流します。
構成が素晴らしいです。

犯人を探す話ではありませんが、、ミステリー的要素もあり、意外なところに伏線があったりして、退屈させません。

結末も良いところに落ち着いていると思います。
作者の声が届いて来ます。
読み始めたら止まりませんでした。
母性 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 母性 (新潮文庫)より
4101267715
No.112
(4pt)

母性についての深い洞察

私は母親からたっぷり愛情を注がれて育ちました…
と言うわりには、周りの評価ばかりを気にする主人公。
娘の前で娘の婚約者と、リルケの詩を暗唱し合う気持ちの悪い母(祖母)。
愛されなくても優秀に育つ娘。

などなど、人物描写が秀逸です。
もしかすると、「条件付き愛情」は、全く与えられない愛情よりも厄介なのかもしれない、と思いました。

姑の描写が最高です。
嫌な人なんだけれど、憎めない。
主人公も、嫌いながらも冷静に評価していて、
このあたりの観察眼が見事だと思います。

物語は、母の手記、娘の回想、母性についての考察、という3つの流れが平行して進み、最後にきれいに合流します。
構成が素晴らしいです。

犯人を探す話ではありませんが、、ミステリー的要素もあり、意外なところに伏線があったりして、退屈させません。

結末も良いところに落ち着いていると思います。
作者の声が届いて来ます。
読み始めたら止まりませんでした。
母性 Amazon書評・レビュー: 母性より
4103329114
No.111
(4pt)

母性とは、、、、、、、

湊かなえさんの作品でもあるし「母性」という、意外と巷にある言葉に惹かれ購入
期待を裏切らない展開にもう「一気読み」でした。それにしても、どうしてこんな風に彼女の作品は「人間の関係性」について、魅力的に描けるのだろう、と
いつも思います。「母」を使った言葉「母校」「母乳」「分母」「母港」、、、はたして「父」は、、、、、そんなところが、あとがきにも書いてありますがキーワード
になりそうです。
母性 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 母性 (新潮文庫)より
4101267715
No.110
(4pt)

母性とは、、、、、、、

湊かなえさんの作品でもあるし「母性」という、意外と巷にある言葉に惹かれ購入
期待を裏切らない展開にもう「一気読み」でした。それにしても、どうしてこんな風に彼女の作品は「人間の関係性」について、魅力的に描けるのだろう、と
いつも思います。「母」を使った言葉「母校」「母乳」「分母」「母港」、、、はたして「父」は、、、、、そんなところが、あとがきにも書いてありますがキーワード
になりそうです。
母性 Amazon書評・レビュー: 母性より
4103329114
No.109
(4pt)

たまたま母性のない母親に育てられたこどもに対するエール

花見疲れて今日は何もしないと決め、読み溜めていた湊かなえの「母性」を完読。「告白」を読んだ時のような本全体にある異様な空気感が薄れ、作者自身が何か悲しみや苦しみを昇華してしまったかのでは?と疑いたくなる温度感で話が進められていく。

ただ、1番印象に残ったのは、主人公に全く関係のない人物が居酒屋で話す次の会話…

「こどもを産んだ女が全員母親になれる訳ではありません。母性なんて誰にでも備わってるものじゃないし、備わってなくてもこどもは産めるんです。こどもが産まれてから、母性に目覚める人もいるし、逆に母性を持っているにも関わらず、ずっと誰かに庇護されたいと願って母性を封印してしまう人がいる。」

恐らく作者が1番言いたかったであろう本のテーマを第三者にサラッと語らせるところが秀逸。

この会話を読んで、かつての同僚が結婚を考えていた女性からフラレてしまった話を思い出した。

同僚の彼女は(本の娘と同じく)実の母親との仲が上手くいってなかったのだか、彼はその気持ちが良くわからないと言っていた。

一般的に「母性」というものは母親なら誰でも備わっていると思われているが、その思い込みが「母親」と「こども」の両方を苦しめる。母性のない母親に育てられた子どもは、「子どもを愛されない親なんていない」という偏見によって更に苦しめられてしまう。

「たまたま母性のない親に育てられたからといって悲観しないでガンバレ」このシンプルな言葉に作者の熱い想いが込められていると思う。

たまたま母性を持たない親のもとに産まれてしまった全ての人に、そして私の母と姉にぜひ読んで欲しい1冊です。
母性 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 母性 (新潮文庫)より
4101267715
No.108
(4pt)

たまたま母性のない母親に育てられたこどもに対するエール

花見疲れて今日は何もしないと決め、読み溜めていた湊かなえの「母性」を完読。「告白」を読んだ時のような本全体にある異様な空気感が薄れ、作者自身が何か悲しみや苦しみを昇華してしまったかのでは?と疑いたくなる温度感で話が進められていく。

ただ、1番印象に残ったのは、主人公に全く関係のない人物が居酒屋で話す次の会話…

「こどもを産んだ女が全員母親になれる訳ではありません。母性なんて誰にでも備わってるものじゃないし、備わってなくてもこどもは産めるんです。こどもが産まれてから、母性に目覚める人もいるし、逆に母性を持っているにも関わらず、ずっと誰かに庇護されたいと願って母性を封印してしまう人がいる。」

恐らく作者が1番言いたかったであろう本のテーマを第三者にサラッと語らせるところが秀逸。

この会話を読んで、かつての同僚が結婚を考えていた女性からフラレてしまった話を思い出した。

同僚の彼女は(本の娘と同じく)実の母親との仲が上手くいってなかったのだか、彼はその気持ちが良くわからないと言っていた。

一般的に「母性」というものは母親なら誰でも備わっていると思われているが、その思い込みが「母親」と「こども」の両方を苦しめる。母性のない母親に育てられた子どもは、「子どもを愛されない親なんていない」という偏見によって更に苦しめられてしまう。

「たまたま母性のない親に育てられたからといって悲観しないでガンバレ」このシンプルな言葉に作者の熱い想いが込められていると思う。

たまたま母性を持たない親のもとに産まれてしまった全ての人に、そして私の母と姉にぜひ読んで欲しい1冊です。
母性 Amazon書評・レビュー: 母性より
4103329114
No.107
(5pt)

苦しくて読めなくなる人もいるでしょう。

湊かなえ氏 素晴らしい。心理のプロもおもしろく読めます。何を読まなくてもお嬢さん、お母さん、ご一読あれ。
母性 Amazon書評・レビュー: 母性より
4103329114
No.106
(5pt)

苦しくて読めなくなる人もいるでしょう。

湊かなえ氏 素晴らしい。心理のプロもおもしろく読めます。何を読まなくてもお嬢さん、お母さん、ご一読あれ。
母性 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 母性 (新潮文庫)より
4101267715
No.105
(4pt)

子供をほめる母性

最初から引き込まれ一気に読みましたが、最後はちょっとあっさりしすぎているというか終わりでした。娘の心境の変化があまりわからないまま、なんとなくハッピーエンドっぽい、でもよく考えると、こうなるべくしてなったのかもしれないと思わされるような。。

私が一番疑問に思ったのは、母親に愛され誉めそやされて育てられてきた主人公(私)が、どうしてそこまで母親からの評価のみに固執する、実は自分のない大人になったのかということです。親の無償の愛を受け、なにがあろうと信じ、守ってくれる存在があることを知った子供は、自分の中に確固とした自負を培うものではないでしょうか。「こうしておけば母親に褒められたから世間でも通じるはず」という甘い認識ではなく。

そう考えると、祖母のしてきたことは、子供にとってよかれと思う「自分の願い通り」を実践できることを褒めているだけの、自我のない子供にしてしまっているのかもしれないと思えました。もちろん、心から愛してたのでしょうけれど。

相手の聞きたいと思う言葉を発し、願いを行動でかなえてあげることは、もちろん悪いことではありません。でも、親子の間では、それが思うように返ってこない相手(自分の子供・母)は許せないのか。。。 親が子供に本当に望み、願ってやるべきことはなんなのか。

子供への接し方を考えさせられた本でした。
母性 Amazon書評・レビュー: 母性より
4103329114
No.104
(4pt)

子供をほめる母性

最初から引き込まれ一気に読みましたが、最後はちょっとあっさりしすぎているというか終わりでした。娘の心境の変化があまりわからないまま、なんとなくハッピーエンドっぽい、でもよく考えると、こうなるべくしてなったのかもしれないと思わされるような。。

私が一番疑問に思ったのは、母親に愛され誉めそやされて育てられてきた主人公(私)が、どうしてそこまで母親からの評価のみに固執する、実は自分のない大人になったのかということです。親の無償の愛を受け、なにがあろうと信じ、守ってくれる存在があることを知った子供は、自分の中に確固とした自負を培うものではないでしょうか。「こうしておけば母親に褒められたから世間でも通じるはず」という甘い認識ではなく。

そう考えると、祖母のしてきたことは、子供にとってよかれと思う「自分の願い通り」を実践できることを褒めているだけの、自我のない子供にしてしまっているのかもしれないと思えました。もちろん、心から愛してたのでしょうけれど。

相手の聞きたいと思う言葉を発し、願いを行動でかなえてあげることは、もちろん悪いことではありません。でも、親子の間では、それが思うように返ってこない相手(自分の子供・母)は許せないのか。。。 親が子供に本当に望み、願ってやるべきことはなんなのか。

子供への接し方を考えさせられた本でした。
母性 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 母性 (新潮文庫)より
4101267715
No.103
(5pt)

素晴らしい構成力

いつまでも娘でいたいという未熟な女性が母親となってしまったことによる悲劇が描かれています。
この主要テーマを格として、他の様々なテーマを
ミステリー的な手法により有機的に繋ぎ合わせ
ラストに持っていくとい構成が素晴らしいと思いました。
一人一人の登場人物の個性も現実的で、作者の人間に対する洞察の深さに驚嘆致ししました。
主人公の母親は一見聖母のような母親として描かれていますが、果たして本当にそうだったのか?娘を未熟な女性に育てた母親を聖母のようと言えるのか?
という謎も残り、一筋縄でいかない結末で、不思議な読後感を持ちます。
読み応えのある小説で、充実感をたっぷり味わえました。
母性 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 母性 (新潮文庫)より
4101267715
No.102
(4pt)

観察眼が鋭い

作者の人間の観察眼の鋭さに感心しました。
主人公は大人になりきれずに母親となってしまった女性として描かれていますが、私は彼女に母親としては共感出来ないけれど、人間的には共感出来る部分があり、切なくなりました。
主人公の娘はさらに涙を誘います。
自分を愛してくれない母親を必死に守り、愛されたいと切望する、まさに被虐待児の典型だと思いました。
しかし、私は個人的には一番の謎は主人公の母親では…?と思いました。
これ以上はネタバレになるので書きません。

虐待、嫌な姑、不倫等々個々のテーマはありふれているけれど、それらをミステリーの要素で有機的に繋ぎ合わせている手法はなかなか見事だと思いました。
母性 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 母性 (新潮文庫)より
4101267715
No.101
(4pt)

観察眼が鋭い

作者の人間の観察眼の鋭さに感心しました。
主人公は大人になりきれずに母親となってしまった女性として描かれていますが、私は彼女に母親としては共感出来ないけれど、人間的には共感出来る部分があり、切なくなりました。
主人公の娘はさらに涙を誘います。
自分を愛してくれない母親を必死に守り、愛されたいと切望する、まさに被虐待児の典型だと思いました。
しかし、私は個人的には一番の謎は主人公の母親では…?と思いました。
これ以上はネタバレになるので書きません。

虐待、嫌な姑、不倫等々個々のテーマはありふれているけれど、それらをミステリーの要素で有機的に繋ぎ合わせている手法はなかなか見事だと思いました。
母性 Amazon書評・レビュー: 母性より
4103329114
No.100
(4pt)

それは本当に母性ですか?

ネタバレ含みます……

私は兄弟のいる『長女』ですが、湊かなえさんのご家族構成はわかりませんが、
とくに最後の章を読んで(ここは実際に読まれたほうがいいです、)
何かしら幼少期に想ったことがあるか、誰かからこういうお話を聞かないかぎりこういった話を書けないのではないか、とまず
思いました。

母親に愛情を一心に受けてそのまま「母親」となった女性と、その娘のお話です。
母性とは?愛とは?という問いかけが(別に本当に問いかけているわけではなくて)文章の端々から感じて
個人的にはいろいろと身につまされつつ読みました。

主人公の「母親」もその娘もこれでもかというくらいに苦労しまくっていて、
それにもかかわらず母親も娘もお互いに「愛している」を
「行動」によって与え続けるのですが、
よくよく読むと二人ともそういえば直接相手に声をかけているシーンはなかった気がします。
(もしかしたらあるのかもしれませんが、恐らくそれにしても数回です)

………ということの意味に始終しているお話だという気が、しました。

母親も娘の方も、「どうしてこんなに愛しているのに返してくれないのか」と実際に思っているシーンがあるのですが
おいおいそれは「無償」とは言わないでしょうと思って少し笑ってしまいました、ただ、

自分の感情が「無償」ではない、と気づくことができる母親はなかなか少ないのではないか、とも思います。
もちろん愛情がないわけではなくそもそも「神様」でもない限りいくら血のつながった娘だろうと
「無償」なんて恐らく到底無理なことです。夫婦関係よりも親子関係のほうが難しいといわれる意味がだいぶよくわかりました(苦笑
恐らくその対比として神父に向けて語る、母親の手記的なものが挟まれるのだろうと思います。

ただこの主人公の母親(娘からすると祖母)は、本当の意味で「無償の愛」を娘にささげていたんだなとわかる描写でした。
おそらくその描写のため、主人公の娘が自分の手を握ってくれていた相手をぼんやりと思い出すシーンが挟まれるのですが
ほとんどが「祖母」の手です。(最後は母親、かな??)
この「娘」もまた祖母から本当の「無償の愛」を与えられて「しまった」ため母親とともに同じループを繰り返しています。

それと比べると、このタイトルの「母性」はとても皮肉っている(?)という気が
(そもそも湊かなえさんの本なので、まぁそうでしょうけども)します。
それは母性ですか無償の愛ですか本当に?みたいな。

終わり方は他の方も仰っているようにだいぶあっさりとしていて、
ちょっと意外には思いました(個人的にはもっと壮絶な終わり方を予想しておりました)

ただ、逆にこの終わり方が一番良かった気もします。。。いつもの湊かなえさんの雰囲気からは、
少し、とくに後半にかけて違う感じがしましのたので、
気になっている方は読んでみてもいいのではと。

とくに「長女」「一人っ子の娘」さんにはいろいろと共感できるところも多いのではないでしょうか。おそらく。
母性 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 母性 (新潮文庫)より
4101267715
No.99
(4pt)

それは本当に母性ですか?

ネタバレ含みます……

私は兄弟のいる『長女』ですが、湊かなえさんのご家族構成はわかりませんが、
とくに最後の章を読んで(ここは実際に読まれたほうがいいです、)
何かしら幼少期に想ったことがあるか、誰かからこういうお話を聞かないかぎりこういった話を書けないのではないか、とまず
思いました。

母親に愛情を一心に受けてそのまま「母親」となった女性と、その娘のお話です。
母性とは?愛とは?という問いかけが(別に本当に問いかけているわけではなくて)文章の端々から感じて
個人的にはいろいろと身につまされつつ読みました。

主人公の「母親」もその娘もこれでもかというくらいに苦労しまくっていて、
それにもかかわらず母親も娘もお互いに「愛している」を
「行動」によって与え続けるのですが、
よくよく読むと二人ともそういえば直接相手に声をかけているシーンはなかった気がします。
(もしかしたらあるのかもしれませんが、恐らくそれにしても数回です)

………ということの意味に始終しているお話だという気が、しました。

母親も娘の方も、「どうしてこんなに愛しているのに返してくれないのか」と実際に思っているシーンがあるのですが
おいおいそれは「無償」とは言わないでしょうと思って少し笑ってしまいました、ただ、

自分の感情が「無償」ではない、と気づくことができる母親はなかなか少ないのではないか、とも思います。
もちろん愛情がないわけではなくそもそも「神様」でもない限りいくら血のつながった娘だろうと
「無償」なんて恐らく到底無理なことです。夫婦関係よりも親子関係のほうが難しいといわれる意味がだいぶよくわかりました(苦笑
恐らくその対比として神父に向けて語る、母親の手記的なものが挟まれるのだろうと思います。

ただこの主人公の母親(娘からすると祖母)は、本当の意味で「無償の愛」を娘にささげていたんだなとわかる描写でした。
おそらくその描写のため、主人公の娘が自分の手を握ってくれていた相手をぼんやりと思い出すシーンが挟まれるのですが
ほとんどが「祖母」の手です。(最後は母親、かな??)
この「娘」もまた祖母から本当の「無償の愛」を与えられて「しまった」ため母親とともに同じループを繰り返しています。

それと比べると、このタイトルの「母性」はとても皮肉っている(?)という気が
(そもそも湊かなえさんの本なので、まぁそうでしょうけども)します。
それは母性ですか無償の愛ですか本当に?みたいな。

終わり方は他の方も仰っているようにだいぶあっさりとしていて、
ちょっと意外には思いました(個人的にはもっと壮絶な終わり方を予想しておりました)

ただ、逆にこの終わり方が一番良かった気もします。。。いつもの湊かなえさんの雰囲気からは、
少し、とくに後半にかけて違う感じがしましのたので、
気になっている方は読んでみてもいいのではと。

とくに「長女」「一人っ子の娘」さんにはいろいろと共感できるところも多いのではないでしょうか。おそらく。
母性 Amazon書評・レビュー: 母性より
4103329114
No.98
(4pt)

なんだかんだミステリー

母性というタイトルに全てが詰まっていますね。

本当は何が起こったのかを、
読者は歪んだレンズ(母と娘の独白)を通してしか読めない。
何が真実で、何が思い込みなのか…?
母のレンズが、より歪んでいるように感じるのは、母が他者に開示できる部分しか書いてないからなんだろう。
神父宛てだから。
刑事裁判での被告人の証言みたいなもんですね。
それ自分の都合のいいことだけ話しちゃうという…。

読後感は爽やかにしてありましたが
よくよく考えたら田所の祖父と父がクソじゃね
という結論に個人的には達する。
ここの祖父から父の負の連鎖はなんとなくわかる。

でも聖母のような祖母とその子供である母の間で、なんで母が清いまま歪んでしまったのか?
というのはなかなか私には理解し難い。
あ、自分の気持ちより他人の気持ちに寄り添うことに注力しすぎたから…?

いろいろ考える余地があり謎もあり
やっぱりこれはミステリー小説なんだと思う。
探偵役が不在で、読者が探偵役にならないといけないのと
そもそもの謎がなんなのかも見つけないといけないのと
リルケの詩の書体が気に入らないのが難点です。
でもすごく面白かった〜
母性 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 母性 (新潮文庫)より
4101267715
No.97
(4pt)

なんだかんだミステリー

母性というタイトルに全てが詰まっていますね。

本当は何が起こったのかを、
読者は歪んだレンズ(母と娘の独白)を通してしか読めない。
何が真実で、何が思い込みなのか…?
母のレンズが、より歪んでいるように感じるのは、母が他者に開示できる部分しか書いてないからなんだろう。
神父宛てだから。
刑事裁判での被告人の証言みたいなもんですね。
それ自分の都合のいいことだけ話しちゃうという…。

読後感は爽やかにしてありましたが
よくよく考えたら田所の祖父と父がクソじゃね
という結論に個人的には達する。
ここの祖父から父の負の連鎖はなんとなくわかる。

でも聖母のような祖母とその子供である母の間で、なんで母が清いまま歪んでしまったのか?
というのはなかなか私には理解し難い。
あ、自分の気持ちより他人の気持ちに寄り添うことに注力しすぎたから…?

いろいろ考える余地があり謎もあり
やっぱりこれはミステリー小説なんだと思う。
探偵役が不在で、読者が探偵役にならないといけないのと
そもそもの謎がなんなのかも見つけないといけないのと
リルケの詩の書体が気に入らないのが難点です。
でもすごく面白かった〜
母性 Amazon書評・レビュー: 母性より
4103329114
No.96
(5pt)

引き込まれました

タイトルにインパクトがあり、読み始めてあっというまに読み終えました。
すごく考えさせられる内容です。親子関係がうまくいっている方には
共感できないかもしれません。私にとって感慨深い小説でした。
気付きのある本です。
母性 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 母性 (新潮文庫)より
4101267715
No.95
(5pt)

引き込まれました

タイトルにインパクトがあり、読み始めてあっというまに読み終えました。
すごく考えさせられる内容です。親子関係がうまくいっている方には
共感できないかもしれません。私にとって感慨深い小説でした。
気付きのある本です。
母性 Amazon書評・レビュー: 母性より
4103329114
No.94
(5pt)

湊先生作品らしい仕上がりだと思います!

話題になっていたので、気になっていたのですが、
中々読むことができず。。。やっと読むことができました。
あっという間に読んでしまいましたが、
話の展開と、湊先生の群像劇の表現はやはり、
各登場人物たちを際立たせておりました。
母性とはなにか。ふと自分の本性を疑ってしまう、
ちょっと怖い物語です。
母性 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 母性 (新潮文庫)より
4101267715