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錨を上げよ
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【この小説が収録されている参考書籍】
錨を上げよの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全198件 141~160 8/10ページ
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これでもかと言うほどのボディーブローの連続です。「永遠のゼロ」のヤクザの親分となぜか重なりました。自分の道は自分で開く、汚いこともいとわない。平和ボケの日本人には好き嫌いがはっきりするが、私は気に入っている。また数年後に読み返すだろう。 | ||||
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一途で身勝手で強烈な愛情に自らも翻弄される男。身につまされる。大切な作品。 百田氏の著作いろいろ読んだけど、文体と内容の親和性・整合性という点で完成度が高く、百田尚樹ならではの作品という感じがする。 それと、主人公を通して、百田さんの小説に対する真っ直ぐな思いが伝わってくる。 これを評価しない文学賞を評価しない。流行語大賞のように、誰も見向きもしなくなることだろう。 売上や人気とは関係なく、文句なく、百田尚樹の代表作と思う。 (でも、やっぱり『ボックス』が一番好き。) | ||||
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『この男、いったい、何者か。。 昭和30年大阪下町生まれ。その名は、作田又三。 下品で、ずるくて、しぶとくて、ルール無視でもお構いなし。 人生の至る所で敗北を喫しながらも、絶対にへこたれない不屈の男。』 これは凄い。 今、上巻の終盤まで読み終えましたが圧倒されました。 とにかく、無茶苦茶、面白い。百田尚樹さんの作品の中では ベスト1になるかもしれません。評価は低いのですが自分は好きです。 破天荒な主人公で失敗を繰り返しますが、そのたびに新たな挑戦に 果敢に挑む主人公の姿が素晴らしい。百田さんが若い頃に書いたと 言われていますが、改めて百田さんの才能を感じましたね。 読んでいると時には爆笑し、時には関心するようなこともあり、本当に 凄いです。 この本は上巻も下巻も買いましたが、買って本当に良かったです。 とにかく、面白い。読み応えがあります。 | ||||
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愛について年代ごとに考えさせられる作品でした。 生きるということ、仕事をするということ、他人をみて自分の決断をくだすこと、共感できる部分が多く、自分自身が耳を真っ赤にしながら読んでました。 読後感はなにか頭の中の記憶や未来こうしたいという想いとのすり合わせというか、考察みたいなものが残ってて心がグラグラしています。 激高したかと思えば、冷静になったり、大恋愛したかと思えば、大失恋したり、物凄く長いジェットコースターで、上下合わせて約1200ページと物凄く長い。上巻はゆっくりひと月ほどかけて読んだのですが、下巻は一気に10日ほどで、のめり込むように読めました。 | ||||
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百田尚樹氏のデビュー作は、言うまでも無く『永遠の0』だが この作品は、それよりも遥か以前に書かれたものなので 実質的な処女作と言える。 だから、『永遠の0』以降の作品と比較すると かなり粗削りな面がある。 ページ数も多く、しかも上下巻に分かれているから 読み終えるのには、かなり時間が掛かる。 しかし、やはりそこは百田氏の才能なのだろう。 読書好きならば、必ず引き込まれるに違いない。 苦痛を感じさせない。 内容は詳しく書かないが どうしようもない荒くれ者の成長物語だ。 『自伝』とも位置付けられるような作品なので 「どこまでが本当なのだろう?」と 想像を膨らませながら読むという楽しみ方もできる。 | ||||
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百田尚樹氏のデビュー作は、言うまでも無く『永遠の0』だが この作品は、それよりも遥か以前に書かれたものなので 実質的な処女作と言える。 だから、『永遠の0』以降の作品と比較すると かなり粗削りな面がある。 ページ数も多く、しかも上下巻に分かれているから 読み終えるのには、かなり時間が掛かる。 しかし、やはりそこは百田氏の才能なのだろう。 読書好きならば、必ず引き込まれるに違いない。 苦痛は感じない。 内容は詳しく書かないが どうしようもない荒くれ者の成長物語だ。 『自伝』とも位置付けられるような作品なので 「どこまでが本当なのだろう?」と 想像を膨らませながら読むという楽しみ方もできる。 | ||||
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時が経つのを忘れてどんどん読み進めてしまう魅力。 又三の行動力。 | ||||
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「永遠の0」の作者ですがこれも面白かったです。 花村萬月の「百万遍」を連想させる内容で,ちょうど今の僕と同じ歳で終わる点が良かったです。 ずっと読みたかった本でしたし,圧倒される量を読み終え感無量です。しかし,人に薦めようとは思いません。 | ||||
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「永遠の0」の作者ですがこれも面白かったです。 花村萬月の「百万遍」を連想させる内容で,ちょうど今の僕と同じ歳で終わる点が良かったです。 ずっと読みたかった本でしたし,圧倒される量を読み終え感無量です。しかし,人に薦めようとは思いません。 | ||||
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ある一人の少年時代から始まる 同じ人の流れではなくなるのが少しわかりずらい | ||||
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百田尚樹の自伝かと思いきや子供時代から30歳ぐらいまで破天荒な人生が目まぐるしく変わる | ||||
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読み応えのあるものでした。長編でしたが、一気に読めました。お薦めです。 | ||||
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手ごろな値段で購入しましたが、商品も大切に保存されており満足しています。 | ||||
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手ごろな値段で購入しましたが、商品も大切に保存されており満足しています。 | ||||
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とにかく、感動の一言。 多分、作者の人生をおもしろおかしく書き綴ったものだと思うが。 多少はフィクションも含まれているだろうが波乱万丈の人生である。 作者の読者を引き付ける才能にも頭が下がる。 | ||||
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本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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「すごすぎます。」読み終わった時の感動は、簡単な言葉には置き換えられないですね。 学生紛争、あさま山荘事件、大阪万博と、私とほぼ同じ世代の百田さんの思いがこの話に詰まっています。 主人公の作田又三は、誰ともつるまない一匹オオカミの不良であり、警察に厄介になったり、すぐに仕事をやめたり、女の子目当てで左翼のアジトに入り浸ったり、右翼の宣伝カーに乗せられたり、CDショップの店員になったり、放送作家になったり、一方では密漁船の乗組員になったり、麻薬密輸運搬人にされかかったり‥と。成長とともに様々な体験を通して少しずつ成長していく様が描かれていますが、これはフィクションでありながら、正に百田さん自身の姿を投影しているのではないでしょぅか。 学生運動に身を投じ、我こそ正義と一見社会に反旗を翻しながらも平然と一流企業に就職する者たち。真の小説家を目指していて、放送作家を仮の仕事としているのに、いつの間にか時流に流されて軽薄な人間になった者。極右も極左も何ら行っていることに違いがなかったり、不良で社会不適応だけれど、その反骨精神故にどこか一貫した生き方をしているように描かれている主人公作田又三の目を通し、時勢に流されて変わっていく人間たちの滑稽さを描き出していて、すごい。 「海賊と呼ばれた男」「永遠のゼロ」「影法師」「輝く夜」「ボックス」「風の中のマリア」「夢を売る男」「モンスター」「フォルトゥナの瞳」「幸福な生活」「プリズム」と読んでいきましたが、駄作なしです。どれも本当に面白い。こんなに本を読むことが楽しいことだったとは‥。また、これだけ多様な作品を書き続け、しかもどれも本当に価値ある作品で、すごい小説家が出てきました。まあ特に主人公の生き様の迫力という点でいくと、この「錨を上げよ」はピカイチでしょう。 | ||||
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上下巻を読破しての結論。大傑作であった。上巻を読んだだけでも凄いエネルギーに圧倒されたが、下巻に入ってボルテージは益々上がり、ページを繰る手ももどかしかった。厳寒の根室の特攻船から灼熱のバンコクの女衒まがいへと予想もつかない展開でハラハラドキドキ、大人の鑑賞に堪える冒険小説と言える。青春小説の類は主人公の成長物語であることが多いと思うが、本作の主人公は愚かな言動を繰り返し、一見ちっとも成長しないように思われる。しかし、全編を通して読めば、彼は確実に成長していると分かる筈だ。そしてそれを描くには1,200ページが必要だったという訳だ。だから本作は決して冗長なだけの小説ではない。人間、そんなに簡単に変われる筈がない。その意味で大変リアルな小説だと思うのだ。また、主人公が愛を求める姿は感動的だ。そして繰り返される失恋と絶望は―例えそれが彼の未熟さに起因しているとしても―十分に悲劇的である。そしてその度に不死鳥のように甦る主人公の姿に、大いなる勇気を与えられるのである。百田尚樹の作品から一つ選べと言われたら、私は本作を選ぶであろう。 | ||||
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上巻だけで600頁近いボリュームを全く感じさせない面白さだった。文字どおり、ページを繰る手ももどかしいとはこの作品のことだ。凄まじいエネルギーに圧倒される。青春小説などと言うと、なんだか甘酸っぱいお話を連想させるが、この作品は暴力やセックスに塗れており、センチメンタルなステレオタイプと懸け離れている。主人公はだらしなくて自分勝手、女好きで暴力的な破天荒な青年だ。それでもこの作品には嫌悪感を持つどころか心打たれるものがあり、むしろ爽やかな気持ちにさえなった。それは、彼が極端な人間に描かれているようでいて、実は青年期の男子なら誰しも直面するであろう受験や就職や恋や性の悩みに苦しんだり、葛藤したりする様に共感できるからだ。無茶苦茶に見える言動も、実は真摯な内面と不器用な対応のゆえと次第に分かってくる。また、主人公の青年は作者・百田尚樹の化身なのであろう。まさか百田氏がここまで破天荒な青春を送ったとは思わないが、主人公の口を借りて、百田氏の思うところが述べられているに相違ない。賛同するかどうかは別にして、主人公=百田氏の問い掛けを、自分自身に投げかけてみる価値は十分にある。下巻を読む前にレビューを投稿するのは気がひけるが、ここまでのところ、百田尚樹のもう一つの代表作と言ってもよいと思っている。 | ||||
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