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錨を上げよ
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【この小説が収録されている参考書籍】
錨を上げよの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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古本屋に売りました。 | ||||
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古本屋に売りました。 | ||||
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昔の大阪の町並みが知れて為になった。若さの原動力的とは何か?自分の青春もこんなんだったかな。色々想像できて楽しめる本でした。 | ||||
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女性にだらしなく、喧嘩っ早く、だらだらと怠けて過ごす毎日。 スリリングな場面もあるが、一段落してみれば結局いつもの怠惰な生活。 ちょっとずつでも成長していればこの先の展開に期待したくなるが、二巻ではダメダメなことの繰り返しばかりでだんだん読むのが苦痛になってきた。 途中で読むのをやめるもの癪なので頑張って読んだ。 とにかく三巻に入ってみよう。 | ||||
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ラストが陳腐すぎる。 | ||||
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まずはその長さ分量に圧倒される。そして凄まじいまでの熱量。この作品は作者の自伝的小説ということだが、破天荒な主人公は作者自身が今自ら作り上げようとしているパブリックイメージそのもの。処女作という事もあり気負いも感じられるが、動き出したらもう止められないという迫力満載で押し切る。小説のテクニックなど気にしない。冗長な表現も熱い一本気な思いで吹き飛ばす。実際に作者が経験したであろう稀有な出来事を誇大妄想で膨れ上げさせ爆発寸前の物語を目前にしてしまったらもう逃れることはできない。 | ||||
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わたしの時代、社会の空気感が著されていて、共感出来る。ちょとくどいかな! | ||||
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予想通りでした所 満足しています。 予想通りでした。 満足しています。 | ||||
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ページ数の多さに疲れました。 もっと読みたい次が読みたいというよりは疲れました。 | ||||
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読みつかれました。 百田さんの他の本と比べてもっともっとと読み進んでいきたくなるというよりは ページ数の多さに疲れました。 | ||||
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ご多忙であろう日々の中、書き下ろしで2400枚ですか?全くの新作で書くと言うのは難しいですよね。つまり原稿は昔書いてあった「習作」であるという事が容易に予想される訳です。 当然昔書かれた作品ですので、未熟と思われる部分は多々ありますが、さすがに文章の筋がよろしいですね。淡々とただ淡々と書いてますので淡々と読むのがよろしいかと思います。 作田又三という主人公の生きざまは自分の内からくる衝動に忠実で結果的には失敗ばかりを繰り返している。そこに何の成長も見られないところが物語として逆に新鮮なぐらいだ。彼の考え、行動を見るにつけ自分の中にない彼の性格に驚くとともに納得するところもあり大部の作品であったが有用であった。 | ||||
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百田氏の作品は永遠の0、海賊と呼ばれた男の2作品が非常に良いのだが、本作は自叙伝を大げさに味付けしてみましたという印象の小説である。稚拙な恋愛に関する記述も多く、読んでいてちょっとしょっぱい。しかも多くの男性が経験するようなことがたくさん書いてある。しかも長すぎ。 | ||||
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本上巻は、五木寛之氏の青春の門とか富島健夫氏の青春の野望の関西版といったかんじです。少し、今の時代とは合っていない感もありますが、三田誠広氏が書きたい小説と書かなければいけない小説といったことを思い出して読みました。まあ、すごく面白いとは言えないですが、このような小説もあって良いとはおもいます。ただ、次々新しい本がでるので下巻を最後まで読む気になるかどうか少し、考えさせられます。もう少し減量した方が良かった様に感じました。 | ||||
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しょっちゅう、あぁぁぁ…という手に汗握る状況や、ううう痛い痛いイタイ…というシーンだらけで、読み終わったら肩に力が入っていたのがわかるくらい、疲れました。。。 私小説が好きな方にはたまらないかもしれません。 あと、梁石日とか、ビートたけしが好きな人は、匂い的に似ているかもしれません。 タイトルらしくなってくるのは下巻からですが、とにかくいちいち驚きの人生経験。 体が元気でマッチョな男の人だから書けるのかなと思ってしまうくらい、スリルと活力と激情に飛んだジェットコースターのイメージです。老いだとか、身近な人の死だとか、病気だとか、出てこないわけではないけど、さらっと終わってしまって、なんというか、湿ったリアリティの匂いはあまりしないです。ぐちゃぐちゃなんだけど前向きで、目茶目茶なんだけど淡白で、へろへろなんだけどいつもなんだか運が良くって、ドラマかマンガみたいに不死身なんですよねー(笑) あまり暴力的な記述が続くものは好きではないので、読むのをやめてしまうこともあるのですが、主人公の愛に悩む姿やどんどんひどい状況に突き進んでいく状況にハラハラさせられっぱなしで、気づいたらページをめくっていました。 下巻の残り少ないページ数で、この後どう収束させるんだろうとはらはらしていたら、ぷつっ? これにはびっくりしました。でも、この小説の特性上、年齢的なものも考えると、これでいいんだろうなという気もします。 個人的には日本よりタイの方が裏社会はエグイと思うけどなぁ…本当だったらあんなにさらっと帰国できない気が…。 | ||||
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この下巻も600ページぐらいあって長いですね。上巻に比べたら読めるかなという印象ですが、結局作田又三という人物にのめりこむことはなかった。こういう人もいるんだなという印象しか残らなかった。所々教訓めいた文章が出てきましたが、それが作田又三にふさわしいなあという感じで読めましたね。「愛のエゴイスト」というのか、愛や恋が大事だといいながらもそれをつかみそこねているわけだ。 第4章 漂流:大学中退して東京で働く 第5章 嵐:根室でウニ密漁船で働く 第6章 停泊:大阪に戻って放送作家として働く。そして、保子と結婚する 第7章 抜錨:保子と離婚したあと、タイに渡る。その後大阪に戻る。 | ||||
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作田又三という人物の生涯を描いた作品です。この人物にはまることが出来たら長くても読み進めることができます。私はろくでもない作田又三という人にはまらなかったので、読み進めるのにつらい上に長かった。私はあまり好きではない感じの話でした。上巻は、又三の生まれてきたから大学3年になるまでですね。 第1章 進水:又三が生まれてきてから高校1年のころ(あてのない旅)まで。 第2章 出航:旅に帰ってから、高校時代(就職が決まる)まで。 第3章 座礁:就職した会社をやめ、大学に入り、大学3年になるまで。 | ||||
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戦後から10年。昭和30年に、又三は大阪下町で生まれた。破天荒な性格は小学生の頃からで、 しばしば両親を悩ませた・・・。どんなに挫折してもくじけず、おのれの心の命ずるままに生きた 男の半生を描いた作品。 私は、主人公又三と同じ時代を生きてきた。新幹線開通、東京オリンピック、高度経済成長、石油 ショック、ロッキード事件、三島由紀夫事件、浅間山荘事件・・・。どれも、又三と同じくリアル タイムで経験してきた。当時、私や私の周りにいた友人たちは、真剣に自分自身を見つめ、人生に ついてもっとまじめに考えていたと思う。だからこそ、彼の生きざまが受け入れられない。許せない。 何をやらせても中途半端で長続きしない。自分の人生について、心の底から真剣に考えたことなど ない。気に入らないことがあれば相手を殴り暴れまわる。お金を稼ぐためなら、他人の迷惑になろうが 法に触れようがまったくおかまいなし。相手を思いやるという、人としての根本的なところも欠けて いる。女性に対してもそうだ。相手に理想を押しつけるが、又三自身の異性との関係は最悪だ。 いったいこんな男の人生のどこに魅力を感じることができるのか。彼の人生には共感すべきところが まるでない。今後の又三の生きざまにも、興味を示すことができない。単行本上下巻あわせて1200 ページの大作だが、読後の充実感は全然感じられなかった。さまざまな男の人生を読んできたが、怒り しか感じない主人公は初めてだった | ||||
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ものすごくなめらかで、わかりやすい文章である。 下手な例えでいうならば、非常によく書けた取扱説明書を読むようによくわかる。 だが、それでよいのだろうか。 主人公は、その行動を見るならば実に熱い人物である。 しかし文章は、あくまで冷静にきれいに読者に親切に書かれている。 その乖離に違和感がある。 | ||||
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戦後の経済成長期に破天荒な少年〜青年時代を過ごした男の青春を描いた長編小説です。 当時の時代背景や学校、流行などの描写がとてもリアルで、主人公に作者自身を投影したように思われる自叙伝のような趣が全体を包み込んでいます。 本書は上下二巻で相当に長い話でしたが引き込まれてあっという間に読了しました。 ただし、下巻の途中から読むのが少々息苦しく感じました。それは主人公が激情家で、自身の身勝手な行動で恩ある大切な恋女を決定的に傷つけたり、自身や周囲をほとんど無意味としか思えない危険にさらすということを終盤まで何度も繰り返すために、感情移入することが難しかったためです。 しかしそれでもラストシーンで別れた妻と再会し、過ぎてしまった大切な思い出を切なく振り返り、彼女の自分以外の男との幸せをほろ苦く祈る姿には胸熱くなりました。 先日読んだ「影法師」ほどの感動はありませんでしたが、文章はすごくうまく自然に小説の中に引き込まれてしまいます。今後ともこの著者の作品を読んでいきたいと思っています。 | ||||
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上下1,200ページにわたる超大作。ボックス!で魅了された百田尚樹。私より10年ほど先行して私小説的に昭和の風俗が描かれており、そこは面白い。密漁船や放送作家、外国人買付人などを転々とし、さまざまな人と行き交いながら「生」とは、「愛」とはをつきつめていく。が、何も残らない、残せない主人公。 長い、長い小説である。しかしもう読むの止めようか、でも止められない…で最後まで結構一気に読んでしまう不思議な作品。こうして、よくわからないままに引き込まれていくのが、自分の未熟さの顕れか。この作品はもしかしたら自分自身の鏡なのかもしれない。その意味で、極めて興味深い作品だ。 | ||||
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