遠乃物語
評判
遠乃物語の評価:
4.50/5点 レビュー 4件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1〜3 1/1ページ
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遠乃物語の評価:
4.50/5点 レビュー 4件。 - ランク
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そこでは、「語られないこと」が人々をまどろみに閉じ込めるとされます。
それは同時に「語り継ぐことで世の中に対して目を覚ます」ことの放棄でもあると。
書き下ろしである本書の出版は、あの3.11から1年と4か月後であり、舞台はまさに東北。
そう考えると、本書の後半で描かれる「語られないこと」と「目を覚ますこと」との意味が、大災害の記憶の風化に対する警鐘であるようにも読めます。
つまり、古い時代の伝承や怪異譚を題材にとりつつも、そこから、昔話が現代においても意味を持つことを示した物語なのかも。
そんなふうにも感じられる、けっこう奥の深いエンターテインメントです。
読みごたえもずっしり。
もちろん、田舎と妖怪が好きな方にもおすすめ。