ナイフ

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評判

ナイフの評価:

4.01/5点 レビュー 90件。 C ランク

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平均点4.01pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全186件 81〜100 5/10ページ
No.106
(5pt)

目を覆うだけでなく、見ないといけない

「きみの友だち」、「きよしこ」、「卒業」、「小さき者へ」・・・切ないけど、読んだ後は心が温かくなる話だった。
でも、この「ナイフ」は今まで読んできた重松清さんの作品とは違う。陰湿で卑怯ないじめに対して生徒とその親が闘う話しである。
文字が目に飛び込んでくる度に、怒りと悔しさでいっぱいになる。こんないじめが許されて良いわけがない。いじめている奴らを片っ端から殴り倒してやりたいという衝動に駆られる。
これは小説だからと自分に言い聞かせても、この世のどこかで同じようなことが起きているのかと思うと、やはりやりきれない気持ちになる。
章の中の少年に負けるな、逃げるなと言いたくなる。
気が付くと自分と同じように怒りを募らせる人が、この章の中の父親として存在している。
違った。負けても良いんだ。逃げても良いんだ。そういうのもありなんだって、思い知らされた。
僕の妻は、この本を読もうとしません。残酷だからだと。きれいな物を見るだけではなく、残酷なこともあるのだと知ることも大切だと思う。
それを知らないから、簡単に人をいじめてしまうのだと思う。
でも、妻はいつかこの本を読むような気がする。何となくそんな気がします。
僕は、この本を今の中高生に読んでもらいたいと思う。読んだ後、どんな風に感じたなどは期待していない。そういうこともあるのだと知ってほしい。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.105
(5pt)

目を覆うだけでなく、見ないといけない

「きみの友だち」、「きよしこ」、「卒業」、「小さき者へ」・・・切ないけど、読んだ後は心が温かくなる話だった。
でも、この「ナイフ」は今まで読んできた重松清さんの作品とは違う。陰湿で卑怯ないじめに対して生徒とその親が闘う話しである。
文字が目に飛び込んでくる度に、怒りと悔しさでいっぱいになる。こんないじめが許されて良いわけがない。いじめている奴らを片っ端から殴り倒してやりたいという衝動に駆られる。
これは小説だからと自分に言い聞かせても、この世のどこかで同じようなことが起きているのかと思うと、やはりやりきれない気持ちになる。
章の中の少年に負けるな、逃げるなと言いたくなる。
気が付くと自分と同じように怒りを募らせる人が、この章の中の父親として存在している。
違った。負けても良いんだ。逃げても良いんだ。そういうのもありなんだって、思い知らされた。
僕の妻は、この本を読もうとしません。残酷だからだと。きれいな物を見るだけではなく、残酷なこともあるのだと知ることも大切だと思う。
それを知らないから、簡単に人をいじめてしまうのだと思う。
でも、妻はいつかこの本を読むような気がする。何となくそんな気がします。
僕は、この本を今の中高生に読んでもらいたいと思う。読んだ後、どんな風に感じたなどは期待していない。そういうこともあるのだと知ってほしい。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.104
(4pt)

さすが、重松清さんの洞察力には脱帽です。

重松清さんの小説は全て読ませていただいております。
どれも、これも人間世界をとてもリアルに表現していらっしゃって
どの作品も、ぞくぞくしながら読ませていただいております。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.103
(4pt)

さすが、重松清さんの洞察力には脱帽です。

重松清さんの小説は全て読ませていただいております。
どれも、これも人間世界をとてもリアルに表現していらっしゃって
どの作品も、ぞくぞくしながら読ませていただいております。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.102
(4pt)

読んでいて苦しくなるが、それでも

重松清の短編集。
 
 ・ワニとハブとひょうたん池で
 ・ナイフ
 ・キャッチボール日和
 ・エビスくん
 ・ビタースィート・ホーム

 の五編が収録されています。
 坪田譲治文学賞受賞作。
 
 重松さんの作品の中で比べても、ペシミスティックな雰囲気が濃い。家族、いじめ、相棒、というキーワードでまとめられていると言えると思うけれども、実は陰のテーマとして「弱さ」もあるんじゃないだろうか。

 今作の主人公は、弱い親と、弱いなりに誇りを持とうとする子供、という構図が多い。
 裏を返せば子供は誇りだけでやっていけるが、親になると暮らしを立てなくてはならない。その過程で抜け落ちてしまうものは何か、と考えた方がいいんだろう。

 読んでいて苦しくなる作品だと思うので、そういうものだと心の準備をしてページを開いた方が良いと思います。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.101
(4pt)

読んでいて苦しくなるが、それでも

重松清の短編集。
 
 ・ワニとハブとひょうたん池で
 ・ナイフ
 ・キャッチボール日和
 ・エビスくん
 ・ビタースィート・ホーム

 の五編が収録されています。
 坪田譲治文学賞受賞作。
 
 重松さんの作品の中で比べても、ペシミスティックな雰囲気が濃い。家族、いじめ、相棒、というキーワードでまとめられていると言えると思うけれども、実は陰のテーマとして「弱さ」もあるんじゃないだろうか。

 今作の主人公は、弱い親と、弱いなりに誇りを持とうとする子供、という構図が多い。
 裏を返せば子供は誇りだけでやっていけるが、親になると暮らしを立てなくてはならない。その過程で抜け落ちてしまうものは何か、と考えた方がいいんだろう。

 読んでいて苦しくなる作品だと思うので、そういうものだと心の準備をしてページを開いた方が良いと思います。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.100
(4pt)

面白い

ワニハブは短編ながら最高に面白い。
題材がいじめなので、身近で読んでいて楽しい。
短い時間で読めます。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.99
(4pt)

面白い

ワニハブは短編ながら最高に面白い。
題材がいじめなので、身近で読んでいて楽しい。
短い時間で読めます。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.98
(4pt)

お、重い…

いじめが話の主です。
読んでるときはとにかくこっちが辛くなり、
いったん中断するたびに心が重かったです。
スパッと解決してハッピーエンド!とならないところがまた辛い。
でもそれが、いじめというものなんでしょう。

その重い話の中でも「ワニとハブとひょうたん池で」は痛快。
最初は重いおもい話ですが…
主人公の女の子がいじめていたグループに向かって
歯向かい大声を上げるところ、大好きです!

曲がりながらも唯一友情が描かれている「エビスくん」も必読。

ただちょっと私には重すぎたようです・・・。
好きは好きなんですが。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.97
(4pt)

お、重い…

いじめが話の主です。
読んでるときはとにかくこっちが辛くなり、
いったん中断するたびに心が重かったです。
スパッと解決してハッピーエンド!とならないところがまた辛い。
でもそれが、いじめというものなんでしょう。

その重い話の中でも「ワニとハブとひょうたん池で」は痛快。
最初は重いおもい話ですが…
主人公の女の子がいじめていたグループに向かって
歯向かい大声を上げるところ、大好きです!

曲がりながらも唯一友情が描かれている「エビスくん」も必読。

ただちょっと私には重すぎたようです・・・。
好きは好きなんですが。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.96
(5pt)

「エビスくん」がお勧め

基本的に,イジメをテーマにした短篇集(「ビタースイート・ホーム」だけ少し毛色が違う。これを,他のイジメ関係の短編と入れ替えた方が,短編集としては統一感があったのでは?)。
 どれも,重い。いじめられている側から描いているから当然なのだが,基本的にイジメという状況は改善されずに終わる。ただ,状況はよくない中でも,何か生きる希望というか,光のようなものが見えるのが救いか。

 中でも,「エビスくん」がいい。
 イジメという状況の深刻さは,本作が一番のような気がする。こんなイジメを受けたら,ストレスで身体を壊してしまうだろうとゾッとする。しかし,エビスくんは,ただその名前だけから,主人公の病気の妹にとっては神様の子孫であり,願いをかなえてくれる(はずの)人だった。その妹が,エビスくんに頼みたかった願いは……。
 「エビスくん」を「小説としての出来不出来はともかくとして,いまに至るまで,ぼくのいっとう好きな作品である。」とする,筆者の「文庫版のためのあとがき」もよかった。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.95
(5pt)

「エビスくん」がお勧め

基本的に,イジメをテーマにした短篇集(「ビタースイート・ホーム」だけ少し毛色が違う。これを,他のイジメ関係の短編と入れ替えた方が,短編集としては統一感があったのでは?)。
 どれも,重い。いじめられている側から描いているから当然なのだが,基本的にイジメという状況は改善されずに終わる。ただ,状況はよくない中でも,何か生きる希望というか,光のようなものが見えるのが救いか。

 中でも,「エビスくん」がいい。
 イジメという状況の深刻さは,本作が一番のような気がする。こんなイジメを受けたら,ストレスで身体を壊してしまうだろうとゾッとする。しかし,エビスくんは,ただその名前だけから,主人公の病気の妹にとっては神様の子孫であり,願いをかなえてくれる(はずの)人だった。その妹が,エビスくんに頼みたかった願いは……。
 「エビスくん」を「小説としての出来不出来はともかくとして,いまに至るまで,ぼくのいっとう好きな作品である。」とする,筆者の「文庫版のためのあとがき」もよかった。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.94
(4pt)

テーマは「いじめ」「家族」

短編集です。
一応全編のテーマは「いじめ」「家族」かな。
いじめを受けてしまった女の子や男の子のそれぞれの受け取り方や、その家族の受け取り方など。
連作なんだと思っていたのですが、それぞれ独立した話でした。
全編を通していじめに対しての陰湿さみたいなものは無く、スパッとは解決しないんだけど昇華されてるという感じで、読後感は良いです。
満足感とも言うのでしょうか。

私的に結構良かったので他の作品も読んでみようと思います。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.93
(4pt)

テーマは「いじめ」「家族」

短編集です。
一応全編のテーマは「いじめ」「家族」かな。
いじめを受けてしまった女の子や男の子のそれぞれの受け取り方や、その家族の受け取り方など。
連作なんだと思っていたのですが、それぞれ独立した話でした。
全編を通していじめに対しての陰湿さみたいなものは無く、スパッとは解決しないんだけど昇華されてるという感じで、読後感は良いです。
満足感とも言うのでしょうか。

私的に結構良かったので他の作品も読んでみようと思います。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.92
(5pt)

「いじめ」に向き合うためのヒントとして

重松作品に登場する子供はどれも大人びた冷静な視線を持っていて、私のような大人になりきれていない大人はどうしても感情移入し切れない。でも、ついつい作品に引き込まれていくのだから、とても不思議な気がします。
本作は5編の作品からなっており、最初の4つは「いじめ」がテーマかモチーフになっています。ただ、いずれも絶望的なエンディングを迎えるわけでなく、どこか希望に満ちた安らぎも感じられるというのが重松作品の特徴かもしれません。
痛々しい凄惨な描写が随所に出てくるので、「いじめ」を考えるために読んでおいた方がいいなんて軽々しく言えませんが、「いじめ」にどう向き合えばいいのか、少しはヒントになった気がします。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.91
(5pt)

「いじめ」に向き合うためのヒントとして

重松作品に登場する子供はどれも大人びた冷静な視線を持っていて、私のような大人になりきれていない大人はどうしても感情移入し切れない。でも、ついつい作品に引き込まれていくのだから、とても不思議な気がします。
本作は5編の作品からなっており、最初の4つは「いじめ」がテーマかモチーフになっています。ただ、いずれも絶望的なエンディングを迎えるわけでなく、どこか希望に満ちた安らぎも感じられるというのが重松作品の特徴かもしれません。
痛々しい凄惨な描写が随所に出てくるので、「いじめ」を考えるために読んでおいた方がいいなんて軽々しく言えませんが、「いじめ」にどう向き合えばいいのか、少しはヒントになった気がします。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.90
(5pt)

親もつらい

「ナイフ」「キャッチボール日和」は、父の立場で子供のいじめにどう向き合うかを描いた小説。いじめと闘っている息子と平行して、かつて同級生だったが今は戦地へ赴き、任務を遂行している「ヨッちゃん」や、かつてヒーローだったが今は崖っぷちにたたされている「荒木大輔」が描かれ、彼らを支えに必死に「親」としていじめを阻止しようとしたり、子供に寄り添おうとしたりする「父」の姿が涙ぐましく、読者の心を打ちます。

親も子供とともに成長し、「親」らしくなっていくんだと思いました。決してきれいごとでは終わらないけれど、そこがかえって現実味があり、読後、考えさせられました。重松氏、本当にうまい!です。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.89
(5pt)

親もつらい

「ナイフ」「キャッチボール日和」は、父の立場で子供のいじめにどう向き合うかを描いた小説。いじめと闘っている息子と平行して、かつて同級生だったが今は戦地へ赴き、任務を遂行している「ヨッちゃん」や、かつてヒーローだったが今は崖っぷちにたたされている「荒木大輔」が描かれ、彼らを支えに必死に「親」としていじめを阻止しようとしたり、子供に寄り添おうとしたりする「父」の姿が涙ぐましく、読者の心を打ちます。

親も子供とともに成長し、「親」らしくなっていくんだと思いました。決してきれいごとでは終わらないけれど、そこがかえって現実味があり、読後、考えさせられました。重松氏、本当にうまい!です。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.88
(5pt)

誰にでも降りかかるいじめの現実

短編が五つ。うち4つが「いじめ」をリアルに描写。そこまでやらなくても、と残酷ないじめの描写に、へこみながら読む。それでも読み終えることができたのは、いじめを扱いながらも、学校問題がテーマではなく家族を中心に書かれていたからだろう。

いじめっ子や学校側からの視点はまったくない。いじめの原因を追求する事もない。いじめは天災のように降ってくる。ひたすらいじめに耐える子供とその親の物語だった。当然、努力の甲斐あっていじめが終わる、という結末の話はない。それでも読後感は悪くない。むしろ爽やかと言えるかも知れない。

表題作の「ナイフ」と「キャッチボール日和」はぜひ読んで欲しい。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.87
(5pt)

誰にでも降りかかるいじめの現実

短編が五つ。うち4つが「いじめ」をリアルに描写。そこまでやらなくても、と残酷ないじめの描写に、へこみながら読む。それでも読み終えることができたのは、いじめを扱いながらも、学校問題がテーマではなく家族を中心に書かれていたからだろう。

いじめっ子や学校側からの視点はまったくない。いじめの原因を追求する事もない。いじめは天災のように降ってくる。ひたすらいじめに耐える子供とその親の物語だった。当然、努力の甲斐あっていじめが終わる、という結末の話はない。それでも読後感は悪くない。むしろ爽やかと言えるかも知れない。

表題作の「ナイフ」と「キャッチボール日和」はぜひ読んで欲しい。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134