誘拐

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評判

誘拐の評価:

3.15/5点 レビュー 34件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.15pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全45件 41〜45 3/3ページ
No.5
(5pt)

要求は・・・

身代金の受け渡しが現金手渡しでないといけないということは無い。その瞬間が一番犯人にとって危ない瞬間であり、緊張する時、しかしその手法に新たな形が登場です。いつものパターンにそい準備する警察側の裏をかくその方法とは?驚愕の一冊です。
誘拐 Amazon書評・レビュー: 誘拐より
4575236268
No.4
(2pt)

湘南ダディは読みました。

時々、書評で取り上げられているのに気がついたことはありましたが、原作よりTVドラマ化されたり映画化された映像作品の方が評判になることの多い作家という印象なので敬遠してきました。個人的な偏見なのですが安易に映像化しやすい作品はプロットとしての見せ場は多いのですが、肝心の人物が描けていないので深みのある読後感が得られないと思っているからです。本作も残念ながらその通りでした。
 会社立て直しのため乗り込んできた銀行出身の上司からリストラ説得係りとして退職させた先輩を一家心中させそのため自分の娘にまで自殺されてしまった主人公が時の首相の孫娘を誘拐するお話。主人公の個人的事情が誘拐事件の動機としてどう関わるかは読み進まないとわからない構成になっているのはよしとしても、大事件の割には簡単に誘拐が成功してしまうところが少し非現実的ですし、身代金の他に孫娘開放の条件だった日韓友好条約の締結破棄も韓国大統領が来日しあっさり締結されるのも納得いきません。実はこのあたりは作者があえてそうしたカラクリなのですが、読んでいくうちに成程そうだったのかと読者をうならせる必然性が希薄なのです。身代金の奪取の方法に株式のやり取りを利用した着眼は今日的でユニークだと思いますが、これだけの事件を慎重に企んだにしては本人があっさり本名をしかも全く明かす必要のないときに明かしてしまうなど、それはないでしょという箇所がいくつか散見されます。最後のヒネリも作者が何とかコジツケようとしているのはわかりますが、このヒネリに至るまで作中にまかれているネタが少し読者にフェアでない感じがします。登場人物の中ではただ一人やや人物が描かれているノンキャリの特殊捜査班二係、星野警部など本来ならもっと良い味がだせるのでしょうが、それにしてもこの警部が事件の本筋を見抜くロジックは到底読者に理解できないような気がします。
誘拐 Amazon書評・レビュー: 誘拐より
4575236268
No.3
(1pt)

矛盾している

犯人が誰なのかが警察に明らかになる顛末が解せない。あれほど用意周到に自分が特定できないような手法をとっていた犯人が、宅配便の送り状に自分の名前を書くか?と思う。それこそ信頼して存分に利用した普通郵便で匿名で遅れば済む事だ。それに登場人物が書き込めていないので、感情移入できない。犯人も犯人のアシスタント、警察側の人間も大雑把にしか描かれていない。楽しめず、すっきりしない話だった。
誘拐 Amazon書評・レビュー: 誘拐より
4575236268
No.2
(4pt)

ドンデン返しはイマイチだが、退屈しない面白さ

「交渉人」ではまさに驚きの結末で、大満足させてくれた五十嵐貴久の新刊。
帯に「超絶のドンデン返し」「超驚の警察小説」とある。期待いっぱいだった。

が、正直「超絶のドンデン返し」ではない。ミステリーを読み慣れた人なら
初めの時点で「?」と気付いてしまうのではないか?
そして犯人が犯したミスの理由がどうもわからない。
ミスなのか?そうじゃないのか?なぜあんなミスを?

しかし、それを抜きにしても、作品として面白かったことは事実。
リストラされた家族の心中、娘の自殺など、現代社会にとって
小説の中の出来事では決してない事件。切実な思いが心にしみる。
「痛みを分かち合う」と言いながら、弱者を切り捨てる政策を
次々と打ち出す総理。実在の総理大臣にもいたなぁ。
そしてその孫娘が誘拐される。

政治小説、経済小説となると私にはちょっと・・・と思うけど
ちょうど良いわかりやすさで、政治と経済を絡ませて
一般庶民が感じている憤りをぶつけてくれる。
現実の世界では日本の総理大臣には、やさしく知性と愛にあふれた
孫娘はいないのか・・・?
誘拐 Amazon書評・レビュー: 誘拐より
4575236268
No.1
(5pt)

意外な結末にハラハラさせられました。

韓国大統領の来日を控えたある日…。総理大臣の孫娘が誘拐された。警備が手薄中で姿を見せない犯人をめぐり警視庁は、なかなか犯人と接触することが出来ず…。*これ最近のミステリの中では、個人的にベスト3以内に入る面白さでした。*冒頭の頭からは、とある企業のリストラ問題と小さな問題から始まるのですが…。それが意外な結末に導かれて行く所が巧いと思います。*そして、拝金主義や権力が蔓延る現代社会の中で忘れがちな人間としての目指すべき姿を啓示していて訴えかけて来ます。*個人主義な今の世の中で失われがちな大切な事を気付かせてくれる一冊だと思います。
誘拐 Amazon書評・レビュー: 誘拐より
4575236268