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地層捜査
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地層捜査の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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地味な展開ですが、最後まで楽しく読み終えた。 | ||||
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地味な物語であることは無骨な警察小説としてマイナスにはならないと思いますが、 本作はあまりに山場もなく、真犯人がわかったあとの爽快感もなく、淡々と終わってしまいます。 主人公のキャラは決して平凡ではないのですが、感情の起伏が少ないことと、30代で家庭持ちでありながら家族の影が一切ちらつかないのも、人としての深みに欠けて感情移入できない要因のように思います。 長期未解決事件を扱うなら最後は真犯人逮捕ですっきりさせてほしかった。 | ||||
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自身が刑事になった気分で一気に読みました。 ずっと“刑事達の日常を淡々と描いた地味な作品“と思って読み進みました。 最後の数ページで驚かされました。 スペシャルな事件と捜査でした。 絶賛です! すごい! | ||||
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東京の荒木町を舞台展開する地味な地取り捜査の作品です。凄くプロっぽい作品。またこの荒木町という元花街の風情が素晴らしく、そこを徘徊する刑事達の地味さがリアリティーがあって返ってハラハラします。この地味さでこの緊張感が出せる作家というのが佐々木譲の凄いところ。彼のベスト5に入れたい作品です。宮部みゆきや横山秀夫が書いてもおかしくない。本に挿入されている地図を元に荒木町を歩き回りたいです。 | ||||
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警官の血、警官の条件を読み、佐々木譲作品に惹き込まれました。 警官の血、警官の条件は、躍動感があるストーリー展開でした。 本作品は、淡々と事件の捜査をしています。派手さはありませんが、リアリティーがあり、どんどん読み進みました。 舞台は、新宿区荒木町です。 地縁がなくても、グーグルマップで場所を確認し、イメージが膨らみました。 皆さんに、おすすめしたい作品です。 | ||||
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読み出すと止まらない。 安定の面白さ。 もう少し主人公のキャラが面白ければ。 四年捜査して未解決なのが六日間で解決とはwwwwwwwww | ||||
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病院の待合室にあって少し読んで面白そうだったので、キンドルで購入。 玄人受けする警察小説だと思います。リアリティが高く、じっくり小説を読む習慣の無い人には向かないと思いますね。 | ||||
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これまで好評の北海道警シリーズが、マンネリ化。その“代打”のつもりで新機軸を狙ったらしい。 が、ストーリーが暗く、地味で、全体にスローテンポ。事実(点)を一つずつ碁石のように並べながら、全体像(線)を浮き彫りにする捜査官。そのキャラクターも魅力に乏しい。 ズバリ言わせていただくと、期待外れ作、だった。 | ||||
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佐々木 譲 ファンなら読んで損はないです 後半まで地味に地味に話は進んでいきます ラストでパズルが完成していく内容でした 新宿区荒木町は仕事でよく行く場所なんで頭の中でイメージしやすく楽しめた1冊でした | ||||
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佐々木氏の道警シリーズや、「エトロフ発緊急電」などのいわゆる冒険小説群のフアンで、道警シリーズの最新作(?)を読んだ後、しばらくご無沙汰でした。 いわゆる「コールドケース」を取り扱う作品として、気になって本作から再び、警察ものをトライしてみました。 さすがの取材力(?)で、近年ブームの警察小説の先駆者として、安定感ありますんね。 | ||||
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毎回思う。評価だけで済むと思うが、面倒な事に、レビューが必須。何故だ⁈。講釈を述べたい人だけ書けば良いのだ!。こまごまとレービューを書く必要が無い位に面白い。 | ||||
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スピーディな展開は、さすがに佐々木譲ですね。 このシリーズを、もっと出して欲しい。 | ||||
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本書は花街の風情を残す四谷荒木町を舞台とした「代官山コールドケース」の前作、特命捜査対策室シリーズです。 この特命捜査対策室シリーズは、いずれも舞台となるロケーションを何度も繰り返し歩き、町の歴史を調べ抜いて書き上げた跡が散見します。 地道な下調べにより、町の写実的な情景が眼前に浮かび上がり、臨場感たっぷりに実に味わい深い。 地下鉄サリン事件で警察が忙しかった1995年の未解決事件。 そして、2010年の改正刑事訴訟法により、公訴時効廃止をトリガーとした掘り起こし捜査に着眼しています。 「代官山コールドケース」と違うアプローチとして、本書では真相を求めて東京オリンピックで賑わった昭和39年にまでさかのぼっていき、縦軸に亘る展開をしていきます。 その過程で、町の風情が時代とともに変わっていき、もの悲しさのような情緒が漂ってきます。 主人公の若手刑事に人情派の刑事OBがコンビを組むことにより、タイムスリップ感が味わえます。 散らばっていた事案を結末近くで、旧き花街のノスタルジーとしてうまく集約させています。 | ||||
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地味地味って、こういうもんじゃないの本来? 地形から類推される逃走経路。 そこにすこしづつピースがはまってつながっていく。 加納の行動は、私には傲慢に映った。 お咎めなしなのが納得いかない。 | ||||
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特命捜査対策室という時効廃止を受けて創設された、未解決事件を扱う新シリーズの第一弾です。 いまのところ、道警シリーズ程の面白さは感じられません。 現役刑事と引退した相談役の元刑事の二人のみで、 捜査を行っていく為、閉塞感のある刑事小説になっています。 今後のシリーズ展開次第ですね。 | ||||
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真摯な人物に描き方に引き込まれる。探求心をくすぐられる作品となっている。 | ||||
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後半まで、読み飽きさせず、グングン 読ます、実力作家の本領発揮。 | ||||
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特命捜査対策室シリーズの第一弾。謹慎明けの水戸部が配属されたのは、特命捜査対策室。水戸部は、相棒の退職刑事・加納とともに15年前の殺人事件を再捜査する。 どこかノスタルジーを感じるような警察小説。道警シリーズと比べるとまどろっこしい感じもしたが、流石、佐々木譲といった作品だった。 | ||||
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最近は当著者にはまっています。警察シリーズもあり、他の分野もあり、はらはらどきどきしながら読むときもあります。 | ||||
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話の発端は、地元の有力者が、或る事件の再捜査を所管の警察署に依頼するところから。くだらない理由と言えばそれまでだが、なんとなく現実にもありそうな話ではある。 普通なら適当に調査して終わりだろうが、ここからは小説。思いがけず、その事件の裏側には、「街の記憶」が大きくかかわっていた。 確かに地味な作品である。派手なアクションシーンもないし、虚々実々の駆け引きが繰り広げられる訳でもない。土地勘のないものにとっては、そもそも書かれている地名や、その街の雰囲気すらなかなか思い浮かばない。よって、文章の巧拙以前に読みづらい面がある。 ただ、この作品の主題は、おそらくそういうところにはないのではないか。そもそも、主人公自体が東京育ちではなく、地域の縁からは隔絶した存在である。冒頭述べた通り、この作品は「街の記憶」を掘り起こしていくとこと、そこに主眼が置かれているのだろう。不動産と言われるくらい、土地自体は動かない。しかし、そこにある建物や人、そしてそこに織りなされるある種の「空気」のようなものは、時間とともに移ろい行く。同じ場所が、驚く程に変っていく。そして人も変わる。主人公はそのこと自体を、わずかに漂う他者の記憶の中から追っていくのである。 ある人間が二人、時代を前後して失踪した。そして、そのこと自体は、解ってみれば特別な理由があるものでもない。つまらないといえばつまらない理由である。しかし、時がたち、その理由を地層から掘り起こす過程で、はっきりと私たちは「その時代」を感じる。たくさんの未知とともに。おそらく、そのこと自体がこの作品の魅力ではないだろうか。 それこそ、昭和の名監督のような人がこれを原作にして映画を撮ったならば、名作ができるかもしれません。 | ||||
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