少女不十分

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評判

少女不十分の評価:

3.89/5点 レビュー 172件。 D ランク

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平均点3.89pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全217件 141〜160 8/11ページ
No.77
(5pt)

すごいよね、やっぱ。やられた。。。

まず、帯のコピーで「西尾さんのリアル告白?」と疑いつつ読み始めたら、いーたんみたいなキャラが独白してて、「西尾さんっていーたんだったの?」などと疑心暗鬼で読み進むにつれ著者のリードに絡め取られてしまっていた。
少女のキャラクタにも西尾さんの臭いがぷんぷんで、それだけに余計にリアルで「西尾さんの実体験かも。。。」「いや、実話じゃねぇだろ。。。。?」と疑いつつ、仕事中だけどたいして忙しくなかったので読書にいそしみ、勤務時間終了まぎわに最後の1ページ手前で「あ〜やっぱりやられた!」。。。これを期待して読んでたんだろうな>自分。。。
小説として存分に楽しませていただきました!

しかし、実際にこどもがバカ親のアホのせいで育ち間違う恐ろしさをひしひしと感じる作品でした。赤い人が出演してたら、きっと怒っただろうな。。。
少女不十分 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社文庫)より
4062932466
No.76
(4pt)

西尾維新先生にしては珍しい作品です。

この作品の西尾維新先生の人生について書かれた作品です。
それが理由なのか分かりませんが、西尾維新先生の言葉にはほとんど「」が使われてません。
なので表現や言葉の言い回しがしつこく感じるかもしれませんが、過去に先生の作品を読んだ方なら大丈夫だと思います。

ですが、前半にはられた伏線がメチャクチャやばいです。
1つ1つの伏線が分かっていくと読み始めたら止まりません。

そして西尾維新先生が書かれた他の作品についても分かったり・・・

☆4の理由について、前半がちょっと長く感じたからです。
それ以外は最高なのですが、読み始めはスピードがかかるまで時間がちょっとかかりました。
それでも、後半の勢いは最高です。

是非!!ファンの方は読んだ方が良いです!!!!
少女不十分 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社文庫)より
4062932466
No.75
(5pt)

すごいよね、やっぱ。やられた。。。

まず、帯のコピーで「西尾さんのリアル告白?」と疑いつつ読み始めたら、いーたんみたいなキャラが独白してて、「西尾さんっていーたんだったの?」などと疑心暗鬼で読み進むにつれ著者のリードに絡め取られてしまっていた。
少女のキャラクタにも西尾さんの臭いがぷんぷんで、それだけに余計にリアルで「西尾さんの実体験かも。。。」「いや、実話じゃねぇだろ。。。。?」と疑いつつ、仕事中だけどたいして忙しくなかったので読書にいそしみ、勤務時間終了まぎわに最後の1ページ手前で「あ〜やっぱりやられた!」。。。これを期待して読んでたんだろうな>自分。。。
小説として存分に楽しませていただきました!

しかし、実際にこどもがバカ親のアホのせいで育ち間違う恐ろしさをひしひしと感じる作品でした。赤い人が出演してたら、きっと怒っただろうな。。。

少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.74
(4pt)

西尾維新先生にしては珍しい作品です。

この作品の西尾維新先生の人生について書かれた作品です。
それが理由なのか分かりませんが、西尾維新先生の言葉にはほとんど「」が使われてません。
なので表現や言葉の言い回しがしつこく感じるかもしれませんが、過去に先生の作品を読んだ方なら大丈夫だと思います。

ですが、前半にはられた伏線がメチャクチャやばいです。
1つ1つの伏線が分かっていくと読み始めたら止まりません。

そして西尾維新先生が書かれた他の作品についても分かったり・・・

☆4の理由について、前半がちょっと長く感じたからです。
それ以外は最高なのですが、読み始めはスピードがかかるまで時間がちょっとかかりました。
それでも、後半の勢いは最高です。

是非!!ファンの方は読んだ方が良いです!!!!
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.73
(5pt)

買ってよかった

何かもう始めから最後まで西尾維新って感じの作品ですね。
やっぱり最後のオチで鳥肌きますねー。
個人的に最後のところ以外は殆どが実話と思います。
まあとにかく西尾維新のファンの方もそうでない方もこれは読んでみるべき、ものっそいオススメです。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.72
(5pt)

集大成

デビュー当時の戯言から入り、
どっぷり西尾さんの文章にハマり、ファンになりましたが、
この本は本当に西尾さん自身にもファンである皆さんにも一つの集大成だと思います。
本当に良くできた作品であり、西尾さんにしか書けないものだと思います。

最後の言葉には本当に心を打たれ感動しました。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.71
(5pt)

誰かと語りたい

所謂一般的な小説では決してないと思います。ジャンル分けをするならば、”西尾維新”というジャンルに入れたくなるような作品。西尾ファンなら迷いなく薦められますが、そうでないならはっきり言って読んでも時間の無駄ではないでしょうか?
これを含め、最近の西尾作品を読むと、彼がやりたいのがあくまで活字表現の追及なのだなとあらためて思いました。作品としての完成度よりも、どこまで活字で表現できるかに主眼をおいた、そういう意味での原点回帰なのではないかと勝手に思っていますw

単純な感想としては、主人公には行動には共感できましたし(他のレビューを見る限り小数派のようですが)なによりあの癖になる気持ち悪さ(あの辺は西尾は本当に上手いと思う)が印象的でした。

少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.70
(5pt)

レビューを書かずにいられない

まず「西尾維新の物語」という先入観を持たず、帯やプロローグにあるように「物語ではなく事件」「フィクションではなくノンフィクション」と思いながら読んでみれば、素直に楽しめる作品でした。 西尾手法による自伝、として読めば、なるほど迂遠でもってまわった文章はらしいといえ、特に苦もなく読み進められました。 「二十歳の僕」のいい加減で優柔不断な心理描写も、「ああこれが西尾維新なんだな」と思えば、イライラさせられつつもそれがスパイスとなって読欲をそそられます♪ 私も「作家志望の成れの果て」の1人なのですが、粗筋数行で済む物語をこれだけの分量で書き表す事はとてつもなく大変です。 あなたは「大学生と少女の1週間」というテーマを与えられて、どれだけのストーリーを展開出来ますか? そしてそれを「小説」として書き上げられますか? 私はこういった意味でも10年の作家生活の重みを感じます。 初めて読んだならこれから、今までファンだったなら改めて、西尾作品を読み改めてみたくなる、西尾維新のメッセージを西尾らしくないストレートな言葉で受け止めれて嬉しく感じました。 そして最後にハッピーエンド。 西尾維新は嘘をつき、そして更に嘘をつきました。 なんやかんや言ってやっぱり才能家ですよ。 “奇才。” 正統派小説を好むなら読まねば良い。 西尾作品を受け入れられるなら読まねばならない。 そんな一作だと思います。 読書家ならば読むべし!!
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.69
(5pt)

西尾維新にしか書けない

俗に西尾信者といわれている自分も、いつもの人物内面をつらつらと書きつつ、
情景描写をするページが装丁の半分まで来たときは目を疑いました。
しかしながら、ページをめくるごとに作中”少女”への読者である自分の”誤っ
た理解”が軌道修正され、ラストへ続く描写に衝撃を受けました。

読み終わった直後ですが、確かにこれを書くのに10年は必要だし、作者の自己満
小説といわれてもしょうがないと思いました。
初めて西尾維新本を読む人には決してお勧めしません。


西尾信者以外には理解されないだろうなと思いつつ、レビュー書いていますが、
これは確かに”新境地”です。

少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.68
(5pt)

ラノベ風ではないが西尾維新ぽい作品

今までの西尾維新さんの作品に比べれば展開が遅いので、
読み辛く感じるかもしれませんが、内容はまさに西尾維新風です。

最後まで読んで、人間失格との対比でのタイトルなのかと納得。
なるほどとしか言いようがないです。

ただし、西尾さんの他の作品も読んでないと感動が味わえないとは思います。

この路線の西尾さんの作品も読みたいところですが、りすかも終わらせてほしいかな。w
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.67
(4pt)

始めての西尾維新作品に少女不十分を選んだ感想

久々に小説でも読んでみようと思って、名前だけ知っていた西尾維新の、最新作であり、シリーズモノではない少女不十分を購入してみました。

西尾維新については週刊少年ジャンプで連載中のめだかボックスの原作であることしか知りませんでしたが、それでも普通に楽しむことができました。全体的に回りくどい文章が多く見られ、それが西尾維新の個性らしいですが、それのせいで序盤〜中盤は蛇行しながら進んでいるような感じがしたので☆を−1とします。しかし序盤を超えて物語が進みだした頃からはノンストップで読み続け、結末は若干駆け足な気もしましたが、それでも気持ちよく読み終わることができました。

西尾維新の作品をいくつか読んでから読んで欲しい、というレビューが多く見られますが、以前の作品を読んでいなくても普通に楽しむことができるということを書いておきます。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.66
(5pt)

このレビューは参考にならないと思う。

西尾維新「少女不十分」。
素直に面白かったか、と聞かれると答えは「面白くない」。最高の褒め言葉で、面白くない。(「面白さ」の測り方は十人十色ですが)

一貫してグレーな世界、進まないストーリー、個性的なキャラのいない世界。
ただ、他の西尾維新作品を読んで、「西尾維新」を知っていると…。
というわけでこの作品から西尾維新作品に入ろうという方にはオススメできません。

読み終わった感想。…うん。言葉にできない。
言葉にはできないけど、あえて言うなら最後まで読むと普段書かないカスタマーレビューが書きたくなるくらい。

とにかく、読まないと伝わらない。原点回帰にして新境地。この言葉に嘘偽りなし。

そして私が何が言いたいのか自分でも分からない。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.65
(4pt)

最初はヒドイがやはり好み

他の方もおっしゃっているとおり読みづらさが最初は目に付きます。
プロローグにしては長く20秒で説明が出来ることを長々と脱線脱線で書き綴られるのでしつこく胸焼けを起こしそうになります。そのため最初の100ページはあまり自分を語らない作者のプロフィールのようなものとして受け取っておきました。そうでもなきゃキツイです。褒める言い方をするとその100ページがあるため現実と虚構のラインがぼけてリアリティを感じれたとも言えます。嘘の中に本当の事を混ぜれば信憑性が増すみたいなもの。

その後、100ページ以降は風変わりな感じはしましたがいつもの作者を感じることが出来たので個人的に満足できました。久々の西尾作品でしたが、変わっていて変わっていない天邪鬼っぷりは魅力的です。

また、次の作品もワタシの好みに合うこと期待したい。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.64
(5pt)

異常な読みづらさ



少女不十分。
タイトルにも書いたように、読みづらさは異常です。
前置きが作品の1/3ほどあり、私個人としては展開がなかなか進まず途中で放り出したくなりました。
展開がなかなか進まないと言いましたが、言葉遊び的な要素が多すぎ、そして主人公の心理描写がくどすぎます。ページ一面文がびっしりなのに、すべて心理描写で次に進むなどということがありすぎます。
主人公の性格はなるほど西尾維新の書く本の主人公だ。という感じです。少女に関しては性格描写が全くありません。主人公と少女、似てないようで似ていて、似ているようで似ていません。微妙です。









上に書いたのは決して批判ではなく褒め言葉だというのを分かって頂ければ幸いです。

意味がよくわからないと思いますが、ぶっちゃけると書いてる自分も良く分かりません。

帯の「集大成にして新境地」この言葉に嘘偽りはありませんでした。西尾維新を全身で表したような本です。とても面白かったです。

駄文を失礼しました。

少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.63
(5pt)

いつもと違う熱さのある作品

これは西尾維新の自伝的小説と言うべきものである。
もちろん真実かどうかは本人しか知り得ないことではあるが、
どちらにせよ本作のメッセージの真摯さが心を打つものであることには間違いがない。

作者の小説としてはあまり読みやすいタイプの作りにはなっていない。
主人公の回顧録の体で物語が進行していくのだがとにかくセリフが少なく、
ひたすら主人公の心情描写が続き、前半は正直なところ少々苦痛であった。

でも、それがある故に後半のメッセージがよりリアリティを持って響いてくるので
ぜひ途中でやめずに最後まで読んでほしい。

そしてそのメッセージは真摯で熱い。いつもはその緻密な心情描写に
ただただ感心してしまうのだが、今回はその真摯さに感動させられてしまった。

こんな西尾維新もたまにはいい、そう思わせてくれる作品でした。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.62
(5pt)

ファンなら必見!ですが…

感想…。ファンでよかった!ですね!
この作品はまさしく10年の集大成です。それは西尾維新の作品群のことであり、文章力のことです。

まずはじめにこの作品、冒頭のノンフィクション宣言や、物語通しての一人称"僕"、現在してんから10年前の自分に対するツッコミ等のギミックで、フィクションの作品なのにすごくリアルを感じてしまう!長いと思われるくどい文章には、リアルとノンリアルを曖昧にする不思議な力があります。

嘘だろぉ実話なわけがないじゃん!と思いつつもカレの作品を読んでれば読んでるほど疑心暗鬼になる。(俺がアホなだけかもしれないけど

そして今回、原点回帰銘打たれているこの作品。なぜかというと、過去作品に通して隠されてきたテーマを、比喩表現ナシにストレートに前に出してきています。

それじゃあ「小説」じゃないし!と思うかもしれないですが、文中にも表紙にも、「小説」ではない、と書かれています…。用意周到ですね!

さらに、今まで出してきた作品群が、この少女不十分でストレートに作者かた告白された「今まで扱ってきたテーマ」というものに説得力をもたせています。なるほど、確かに、と無理やり納得させられてしまう!10年の集大成、間違い無いです。

作品自体の話の流れは簡単ですが、ギミックを盛り込むためにかなり分厚くなってます。話のオチも王道なもので、小説として楽しむのはちょっと難しいんじゃないかなぁって感じます。西尾さん独特の言い回しに慣れていないと途中で投げてしまうかも。好き嫌いは分かれそうです。

個人的に思うに、10周年記念迎えた作者からファンへのラブレターなんじゃないかなーなんて思ってしまうのは都合が良すぎでしょうかねw
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.61
(5pt)

胸が締め付けられる様な...

この作品を予約した時は、これが西尾維新先生が体験した実話だという事を知りませんでした。
西尾維新先生の大ファンなので、先生の新刊は是非読みたかったし、題名にも表紙にも興味が行き予約をして買いました。

最初は驚いたりゾクゾクする事が多かったですが、最後は切なくて胸が締め付けられる様な感覚になりました。
自分は何にも関係無いですが少女を守ってあげたい、少女が今も幸せに生きていますようにと願いたくなりました。

私はこの作品が大好きです。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.60
(5pt)

惹き込まれました

この話が物語かただの事件かはともかく、西尾さんの書き方が上手くて、3、4時間で一気に読み終えてしまうほど、この話に惹き込まれました。
ほとんどギャグやジョークはなかったんですが、純粋に楽しめました。

西尾さんの作品は他にも何冊か読んでいますが、私としてはこの本が一番好みに合うと言って良いほどの話でした。
もっとも、私が高校生よりも少女の方が好みというわけではないので、誤解なきようにお願いします。

内容はネタバレになるので書きませんが、「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」という小説に似たような読後感を感じました。
この小説もかなりのお気に入りなのですが、ストーリーはそこまで似ているわけではありません。
ただ、勝手な思い込みですが、この小説が自身の好みに合う方は、この話「少女不十分」も好みに合うように思います。
参考までに。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.59
(4pt)

良くも悪くも、いつもの西尾作品

著者の他作品ではウリの一つであるキャラクターどうしの掛け合いはほとんど無く、所謂ライトノベル的な造形である主人公の一人称語りが延々と続く。
50ページ程度の短編として纏めることもできるほど「物語」としては中身が少なく、著者の他作品では掛け合いで埋められているところが一人称の独白で埋まるためいささか冗長にも感じられる。もっとも「物語」がお遊びの会話で引き延ばされるのはいつものことであり、リーダビリティには定評のある作者でもある。途中で引っかかることなくスラスラと読んでいける。
最初の数ページを読んで、この文体やキャラクター造形を受け付けないというような人は、西尾維新のどの小説を読んでも楽しめないだろう。最終ページまでそのノリとトーンが途切れることなく続くのが西尾維新の手腕であり、嫌いな人にとってはそれが欠点だからだ。
逆に本作が気に入ったという人は、過去の西尾作品のどれでも気に入ると思われる(『ニンギョウがニンギョウ』に限っては多少読み手を選ぶだろうが)
本作もまた、常軌を逸した天才やら魔法使いやら異能の刀剣やら殺人鬼やらといった道具立てが違うだけで、文体だけでなく、キャラクタの造形、物語の運び、(作中で言及のある)テーマ、果ては後書きにいたるまで、徹頭徹尾いつもの西尾維新作品である。
良くも悪くも「ライトノベル」であり「漫画的小説」であり「キャラクター小説」だ。確かにオタク的であり、ご都合主義でもある。
しかしそれは西尾維新が手を変え品を変えながら意識的に突き進んできた道であり、帯の惹句である「原点回帰にして新境地」「この本を書くのに10年かかった」はまったく正しいように思われる。
だから本作は「西尾作品が好きなら買い」「西尾維新という作家に興味があるなら買い」である。
ただし作中に込められた多少のお遊びを楽しみたいのであれば、先行作品を先に抑えておいたほうがいいだろう。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.58
(5pt)

何故か切なくなった



序盤はものすごく長い。期待しているだけに余計そう感じます。

けれど、軌道に乗ったらそこからはノンストップでした。

彼らしいひねくれた文章も少なく、言葉遊びもあまり無いです。全体的に淡々と進みますが、何故か引き込まれて「早く読まないと」という気にさせられました。

読了後の感想は「素晴らしい」の一言に尽きます。鳥肌ものです。同時に色々なことを考えさせられ、切ない気分になりました。


今までの西尾作品とは違います。
アニメから入った化物語ファンの方や、めだかボックスからのファンの方は少しがっかりするかもしれません。しかし最後まで読むとたまらない読了感です、ぜひ。

私は全著作読了済みですが、最後の「お話」には思わずにやりとしました。

素晴らしい作品だということは保証します。未読の方はぜひ。


長文乱文失礼しました。

少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002