少女不十分

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評判

少女不十分の評価:

3.89/5点 レビュー 172件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.89pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全217件 61〜80 4/11ページ
No.157
(5pt)

人を選ぶ作品

自分は氏の作品に触れるのは文字媒体としてはこの作品が初めてなのですが、中々に感じるところがあったのでレビューします。
ここでよく言われている批判もよくわかります。確かに文章はちょっとクドめで、その場その場で一々余計なことを考えたりもしていて、
また具体的に触れなくてもいいところも結構詳細に説明していたりで話が中々進まない。
だから話を早く進めてくれよ、と思っていると結構なフラストレーションが溜まりそうですが、そこが「回想しながらの自伝」の形式をとっている所以であって。
この作品においてはそのクドさこそが最大の肝であり、そういうどうでもいいことにまで考えを巡らせたりするのが、作者のまさにその場で考えている感じを実感させる演出として働いているのですね。
ただ同時にこれは悪い意味での肝でもあり、「作者の考え方は私とは全然違う。とても共感などできない。」と感じてしまう人はこの作品を面白いとは思いえないわけです。
退屈な文章がひたすら続いていくだけになると。ここが正に人を選ぶというポイントなのだと思います。
で、共感できた場合ですが、そこからのあのラスト、筆者と同じ位置に導かれるからこそ、話としては凄いものではなくとも、強く感じるものがあるわけです。
逆に共感できなかった人はなんだ長い割に大した話じゃなかったな、と思ってしまうわけですが。

要するに作品としては、過程の演出だけを執拗にしたものです。往年の名作映画「ベルリン・天使の詩」がこれに近いと言えば、わかる人はわかるでしょうか。
あちらのクドさはまた別のベクトルですが、やり方はおよそ同じです。
個人的には大好きな作品なので☆5つけておきますが、これはホントに人を選ぶので、開始数ページで気に入らなかったら迷わず投げていいと思いますね。
願わくば貴方がこの作品に合う人であらんことを。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.156
(4pt)

注意!レビューは見ない方が良い!!

タイトルにこんな事を書きながら図々しい物ですが、是非最後まで読んで行って下さい。
タイトルの真意については下記で述べます。

さすが小説を読まれる方々。
文才溢れるレビューだらけの中、恐れ多くも文才の無い私が稚拙な文章でレビュー致します。

まず西尾先生の小説を読むのは初めてです。
そもそも小説自体たまにしか読まない私ですが、ジャンプコミックスの「めだかBOX」や、アニメ版「化物語」等でファンになりました。

これらの作品からある程度作風の予想はついていたものの、文章の回りくどさには少々読みづらさが目立ちます。

中盤まではとにかく冗長、じれったいですね。

ただ後半はテンポも良く、引き込まれました。

また落ちは前知識無しだったので、素直に不意を突かれました。

総じて自分は好きな作品でした。

本題ですが、先にアマゾンのレビューを見ていなくて良かったです。意図しない物でしょうが、当たり前の様にネタバレなさっている文才溢れる方々がいらっしゃるので。

ネタバレと言うには些か小さなヒントの様な物ですが、これを知っているのと知らないのとでは作品を読み進める上で抱く印象は大きく違った事でしょう。

またも図々しく書かせて頂くと、レビューは見ずに、あらすじ等から自分で判断して購入する事をお勧めします。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.155
(5pt)

太宰治などをはるかに超えてる感じがした

太宰治 人間失格を読んだ時の衝撃を
はるかに超える衝撃を
最初の1ページ目だけでも感じた。

化物語系はまぁまぁ、
刀語は、なるほどねぇ くらいだったが

少女不十分は、衝撃的だった。

西尾維新のすごさが、やっとわかった。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.154
(4pt)

注意!レビューは見ない方が良い!!

タイトルにこんな事を書きながら図々しい物ですが、是非最後まで読んで行って下さい。
タイトルの真意については下記で述べます。

さすが小説を読まれる方々。
文才溢れるレビューだらけの中、恐れ多くも文才の無い私が稚拙な文章でレビュー致します。

まず西尾先生の小説を読むのは初めてです。
そもそも小説自体たまにしか読まない私ですが、ジャンプコミックスの「めだかBOX」や、アニメ版「化物語」等でファンになりました。

これらの作品からある程度作風の予想はついていたものの、文章の回りくどさには少々読みづらさが目立ちます。

中盤まではとにかく冗長、じれったいですね。

ただ後半はテンポも良く、引き込まれました。

また落ちは前知識無しだったので、素直に不意を突かれました。

総じて自分は好きな作品でした。

本題ですが、先にアマゾンのレビューを見ていなくて良かったです。意図しない物でしょうが、当たり前の様にネタバレなさっている文才溢れる方々がいらっしゃるので。

ネタバレと言うには些か小さなヒントの様な物ですが、これを知っているのと知らないのとでは作品を読み進める上で抱く印象は大きく違った事でしょう。

またも図々しく書かせて頂くと、レビューは見ずに、あらすじ等から自分で判断して購入する事をお勧めします。
少女不十分 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社文庫)より
4062932466
No.153
(5pt)

太宰治などをはるかに超えてる感じがした

太宰治 人間失格を読んだ時の衝撃を はるかに超える衝撃を 最初の1ページ目だけでも感じた。 化物語系はまぁまぁ、 刀語は、なるほどねぇ くらいだったが 少女不十分は、衝撃的だった。 西尾維新のすごさが、やっとわかった。
少女不十分 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社文庫)より
4062932466
No.152
(5pt)

原点回帰? 

まずはじめに、「僕はこの本を書くのに、10年もかかった」この宣伝文句に惹かれて、あらすじも読まずに購入してしまいましたが、これはまあ間違いなく「僕」のことであって西尾維新のことではないので注意しましょう。
肝心の内容としては、スルメのような小説と言いましょうか、ページを捲っていくにつれて徐々に徐々にと尻上がりに面白くなっていきました。 文量も短く、それ故か、中弛みもする部分がなかった所も非常に好印象です。
読後感も秀逸なので西尾作品の一巻ものでは一番のお気に入りになりました。

ただ特に原点にも戻っているようにも思いませんでしたし、色々と大げさな宣伝文句で自分自身、過剰に期待しすぎてしまった感がありました。 フラットな状態で読めた人が少しだけ羨ましい。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.151
(5pt)

原点回帰?

まずはじめに、「僕はこの本を書くのに、10年もかかった」この宣伝文句に惹かれて、あらすじも読まずに購入してしまいましたが、これはまあ間違いなく「僕」のことであって西尾維新のことではないので注意しましょう。
肝心の内容としては、スルメのような小説と言いましょうか、ページを捲っていくにつれて徐々に徐々にと尻上がりに面白くなっていきました。 文量も短く、それ故か、中弛みもする部分がなかった所も非常に好印象です。
読後感も秀逸なので西尾作品の一巻ものでは一番のお気に入りになりました。

ただ特に原点にも戻っているようにも思いませんでしたし、色々と大げさな宣伝文句で自分自身、過剰に期待しすぎてしまった感がありました。 フラットな状態で読めた人が少しだけ羨ましい。
少女不十分 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社文庫)より
4062932466
No.150
(4pt)

なるほど、原点回帰にして新境地

帯に「原点回帰にして新境地」とあるが、まさしく今までの西尾維新作品とは異なる味。
というのは、他の作品に比べて現実・現代離れしすぎていない点などから。

手に取った瞬間からなんとなく、「迷作」などと呼ばれて評価が割れる作品かと思っていたが、
他にレビューをされている方のとおり、文章はくどい。
「こんな作品を買ってくれるファンを作るのに10年かかった、ということだ」などと書かれていた
方もいらっしゃったが、それにも納得できるような作品だった。

つい先日、西尾作品のアニメ放送もあったことで、西尾維新という作家がどのような小説を書くのか
と興味をもたれた方も少なくないと思う。
そのような方に、はじめに読むものとしてはお勧めできないとは感じた。

地の文が、十年前の自分の体験を顧みる十年後の自分、という一人称なので、
「十年前は(携帯電話など)そんな感じだったかなあ」と自らの思い出にも浸るという
ひょっとしたら稀有な楽しみ方をさせていただき、個人的には面白い作品だと思ったので高い評価をした。

ネタバレのようなことは書きたくないのですが、本文読了後に読んだあとがきの最後の一文にはクスッとさせられてしまったので、
このレビューを読んで、これから読み始める方がいらっしゃったなら、あとがきから読み始めることはお勧めしません。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.149
(4pt)

なるほど、原点回帰にして新境地

帯に「原点回帰にして新境地」とあるが、まさしく今までの西尾維新作品とは異なる味。
というのは、他の作品に比べて現実・現代離れしすぎていない点などから。

手に取った瞬間からなんとなく、「迷作」などと呼ばれて評価が割れる作品かと思っていたが、
他にレビューをされている方のとおり、文章はくどい。
「こんな作品を買ってくれるファンを作るのに10年かかった、ということだ」などと書かれていた
方もいらっしゃったが、それにも納得できるような作品だった。

つい先日、西尾作品のアニメ放送もあったことで、西尾維新という作家がどのような小説を書くのか
と興味をもたれた方も少なくないと思う。
そのような方に、はじめに読むものとしてはお勧めできないとは感じた。

地の文が、十年前の自分の体験を顧みる十年後の自分、という一人称なので、
「十年前は(携帯電話など)そんな感じだったかなあ」と自らの思い出にも浸るという
ひょっとしたら稀有な楽しみ方をさせていただき、個人的には面白い作品だと思ったので高い評価をした。

ネタバレのようなことは書きたくないのですが、本文読了後に読んだあとがきの最後の一文にはクスッとさせられてしまったので、
このレビューを読んで、これから読み始める方がいらっしゃったなら、あとがきから読み始めることはお勧めしません。
少女不十分 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社文庫)より
4062932466
No.148
(5pt)

……ノンフィクション?

すでにたくさんの人がレビューに書いてはいますが、確かに読みにくくはあります。
でもそれは前半だけです。断言できます。
中盤を過ぎれば先が気になって一気に読んでしまいます。
最初の方だけ読んで切り捨てた、という方は非常にもったいない。

しかしいかんせん、これはフィクションなのでは?
と幾度となく考えました。
読み終わってからも疑惑は抜けません。
西尾維新のことだし、ノンフィクションの体で語った口調のフィクション、である感が否めません。

でも面白いことは面白い。
これが本当のノンフィクションだとしたら、西尾維新の描く小説に影響が出ているであろうことは間違いないです。
この本を読む前と後では、西尾維新の描く小説の印象がだいぶ変わると思います。

西尾維新が好きなら読んでみたい本ではないかと思う。
少女不十分 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社文庫)より
4062932466
No.147
(5pt)

……ノンフィクション?

すでにたくさんの人がレビューに書いてはいますが、確かに読みにくくはあります。
でもそれは前半だけです。断言できます。
中盤を過ぎれば先が気になって一気に読んでしまいます。
最初の方だけ読んで切り捨てた、という方は非常にもったいない。

しかしいかんせん、これはフィクションなのでは?
と幾度となく考えました。
読み終わってからも疑惑は抜けません。
西尾維新のことだし、ノンフィクションの体で語った口調のフィクション、である感が否めません。

でも面白いことは面白い。
これが本当のノンフィクションだとしたら、西尾維新の描く小説に影響が出ているであろうことは間違いないです。
この本を読む前と後では、西尾維新の描く小説の印象がだいぶ変わると思います。

西尾維新が好きなら読んでみたい本ではないかと思う。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.146
(5pt)

はあ…

今さっき読み終えた。

新鮮な気持ちを素直に隠さずレビューに残そう。そもそもレビューを記す人は、気持ちを隠さない人ばかりだろうが、僕もそれに加えていただこうと思う。勝手に思うだけで許しなんていらないが。

好きだ。面白かったし、感動した。

前半は確かに他のレビューにあるようにくどいが、後半の慣れと集中が物語ではなく、事件の浸透を促してくれる。

小説を読んで命を絶つ人は、いないだろうと信じたいので、興味が少しでもある人は読んでみて下さい。面白いから。

個人の面白いは他人と絶対違うから、変な期待だけはしないように。常識が必ず個々で違うように、感覚もまた然り。

でもいいものをいい、好きなものを好きと素直に言えるのはいいですよ。

西尾維新作品、好きですね。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.145
(4pt)

だまされたほうがおもしろい

ほとんどの方が書いている通り、回りくどく、読みにくい部分が多々あります。正直最初の数ページ読んで「そんなことはどうでもいいよ」と本を置いてしまい、約半年放っておいてしまいました。近日電車で長旅をする機会があり、気にもなっていたので読んだところ、最後まで一気に読んでしまいました。
私がアホなのでしょうが、コピーにまんまとはまり、筆者の過去話とほぼ信じて読み進めてしまいました。その分ラストでほっとして、さわやかな気持ちになれました。みなさんも素直に、バカになって、だまされて読んだほうがおもしろいです。後半の「お話」の場面では、筆者の思い、自分がなぜ西尾維新作品が好きなのか、なんとなくわかったような気がしました。この作品を最初に読むのではなく、「戯言シリーズ」など、他作品を先に読むことをお勧めします。
少女不十分 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社文庫)より
4062932466
No.144
(4pt)

だまされたほうがおもしろい

ほとんどの方が書いている通り、回りくどく、読みにくい部分が多々あります。正直最初の数ページ読んで「そんなことはどうでもいいよ」と本を置いてしまい、約半年放っておいてしまいました。近日電車で長旅をする機会があり、気にもなっていたので読んだところ、最後まで一気に読んでしまいました。
私がアホなのでしょうが、コピーにまんまとはまり、筆者の過去話とほぼ信じて読み進めてしまいました。その分ラストでほっとして、さわやかな気持ちになれました。みなさんも素直に、バカになって、だまされて読んだほうがおもしろいです。後半の「お話」の場面では、筆者の思い、自分がなぜ西尾維新作品が好きなのか、なんとなくわかったような気がしました。この作品を最初に読むのではなく、「戯言シリーズ」など、他作品を先に読むことをお勧めします。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.143
(5pt)

書くのに10年と10日かかったことに納得した。

「いまだに小説を書いた覚えはない」なんて戯言から始まります。著者の他の本のあとがきと同じ語り口で本書はスタートします。最初は言い訳というか口上と言うかいかに自分が書きづらいことをこれから書いていくかの宣言となっています。

 ありえないありえないと思いながらも読み進めていきました。事実が明らかになるにつれてああそうだったのかと理解していくことになります。最後まで読むと冒頭の戯言も含めて無駄な部分など無いことがわかりました。

 著者のその他の小説の登場人物には自分から見ると不可解な人物が多い。この本の主人公像をみると明らかに著者の分身であることがわかりました。

 私小説風な作風ですがフィクションとノンフィクションの境目がわかりません。読後はこのことについてはどうでもよくなりました。
 移動中の娯楽ではなくて久々に一気に読んだ小説となりました。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.142
(5pt)

実話?

この作品はいままでの西尾先生の作品のように
戯言遣いも請負人も殺人鬼もでてこない。
現実に存在する「普通」の人間ばかりだ。

だが、西尾先生の根幹のような雰囲気を感じさせる作品だった。
この作品の主人公の体験が今までの
戯言、世界、物語シリーズの完成に繋がっているような気がする。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.141
(4pt)

やられました(いい意味で

戯言シリーズ、物語シリーズ、世界シリーズなど
西尾維新作の本をたくさん読んできましたが
今作はその集大成のような物語でした。

最初、本書を読み始めた時に
いつも異常に回りくどい文章が多く
あれ?テンポ悪いな
と思ってしまい、途中で読むのを断念しようか悩んでしまいました

しかし、テンポの速さ、締めの爽快さを演出するために
わざとやっていたんじゃないの?と思うほど、後半から面白くなっていきます。

実際に、読んでいた時のスピードで言えば前半と後半で比べると倍近く違いました。

特に、西尾維新の本を読んできた人にはオススメです。
「この本を書くのに10年かかった」
という西尾維新の言葉の意味がよくわかります。

ぜひご一読を
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.140
(5pt)

作品の9割は伏線?

タイトル通り、後半まで続いていく不気味で平板気味な文章は全て最後のオチの為に用意してあると勝手に解釈しております。ある意味売れ線やら読者に対する親切さ、売れるためのルールが(多分意識的に)無視されており、読者や既存のHow toに対しての挑戦状的な意味合いも感じられます。特に、自分で小説を書いた人は「おおっ」と苦笑い(取り様によっては作家として致命的な痛手となる手法をわざと選択している箇所が散見されるため)してしまった所もあるのではないでしょうか?
いずれにしても賛否が真っ二つに分かれるような作品になるのは間違い無いようです。
最後に出て来た編集者の新人ってもしかして…という勘ぐりを入れたくなるような括り方もナイスですね。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.139
(5pt)

思った以上に読みづらい

散々レビューなどで読みにくさが挙げられていますが、予想を超えて本当に読みづらいです。
中盤までのテンポはハッキリ言ってしまえばクソです。
しかし、そのテンポの悪さを越えてしまえばグングン読み進めることができます。
中盤以降は本当に面白かったです。
一番ビックリしたのは、あんなにダラダラ引き延ばしたのに終わり方が完璧に近いくらいに綺麗であったこと。
加速した物語が大きく弧を描き、次第に緩やかな動きになりピタッと静止する。
そんなイメージが実にあっていると思います。

ツッコミ所と言えば…
この本を書くのに10年かかった。
納得ですが、この本の内容自体は西尾先生初期の頃からかなり完成していたのでは…と思ってしまいますね。
締めが締めだけに…。
少女不十分 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)より
4061828002
No.138
(5pt)

書くのに10年と10日かかったことに納得した。

「いまだに小説を書いた覚えはない」なんて戯言から始まります。著者の他の本のあとがきと同じ語り口で本書はスタートします。最初は言い訳というか口上と言うかいかに自分が書きづらいことをこれから書いていくかの宣言となっています。

 ありえないありえないと思いながらも読み進めていきました。事実が明らかになるにつれてああそうだったのかと理解していくことになります。最後まで読むと冒頭の戯言も含めて無駄な部分など無いことがわかりました。

 著者のその他の小説の登場人物には自分から見ると不可解な人物が多い。この本の主人公像をみると明らかに著者の分身であることがわかりました。

 私小説風な作風ですがフィクションとノンフィクションの境目がわかりません。読後はこのことについてはどうでもよくなりました。
 移動中の娯楽ではなくて久々に一気に読んだ小説となりました。
少女不十分 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 少女不十分 (講談社文庫)より
4062932466