同期

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評判

同期の評価:

4.13/5点 レビュー 70件。 A ランク

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平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全147件 141〜147 8/8ページ
No.7
(5pt)

本の帯にある「集大成」の面白さはわかります

今野敏氏の作品は「隠蔽捜査」で警察小説にこんな切り口があったのかと驚き、その後の「果断」「疑心」がいずれも面白かったので最初「同期」というタイトルを見て、4作目かと思っていました。もちろん単独の作品なのですが、面白さのツボは同じで、休日1日で読んでしまいました。
共通した魅力は、現場と上層部の関係が実にシンプルに描かれている点です。嫌な奴らが嫌なまま終わらない、はみ出した奴がいい仕事をするというようなプロ意識の部分が(幾分そんな上手くいくかという所もありますが)後半の山場に向かって一気にベクトルが合ってくる為、
最後まで本が置けなくなります。
この作品も章と章の間は話が飛びません。実にテンポよく、難解に見える公安と刑事の駆け引きが描かれ、癖はあるけれど気持のいい脇役が話を盛り上げていきます。
期待を裏切らない作品です。
同期 Amazon書評・レビュー: 同期より
4062156679
No.6
(5pt)

ノリノリです、今野敏!

ケイブンシャ版の安積警部補シリーズから愛読してきた読者なら__隠蔽(捜査)シリーズを経て、
本書へといたる今野敏の成熟ぶりに、感慨もひとしおではないでしょうか。
ともあれ今野敏、ただいま、ノリにノっています!
本書には、安積モノでお馴染みの、地道な捜査活動を通して描かれる刑事たちの人間模様、隠蔽シリーズでの警察組織内の軋轢、同シリーズ2作目から顕著になった推理ものらしきプロットの妙も欲張りに盛り込んで、なおかつ、これが本書での白眉ともいえる、組織で働く男たちの気概と誇りがリンと描かれた男騒ぎのする一冊です。
読み易く簡潔で無駄のない文体、構成展開に迷いのない明確な筆致にも唸ります。事実、一気呵成読了いたしました。
本書で、もしも初めて今野敏と遭遇される方がいらっしゃるなら、ブレイク以前の傑作本『触発』も大プッシュです!
同期 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 同期 (講談社文庫)より
406277173X
No.5
(5pt)

ノリノリです、今野敏!

ケイブンシャ版の安積警部補シリーズから愛読してきた読者なら__隠蔽(捜査)シリーズを経て、
本書へといたる今野敏の成熟ぶりに、感慨もひとしおではないでしょうか。
ともあれ今野敏、ただいま、ノリにノっています!
本書には、安積モノでお馴染みの、地道な捜査活動を通して描かれる刑事たちの人間模様、隠蔽シリーズでの警察組織内の軋轢、同シリーズ2作目から顕著になった推理ものらしきプロットの妙も欲張りに盛り込んで、なおかつ、これが本書での白眉ともいえる、組織で働く男たちの気概と誇りがリンと描かれた男騒ぎのする一冊です。
読み易く簡潔で無駄のない文体、構成展開に迷いのない明確な筆致にも唸ります。事実、一気呵成読了いたしました。
本書で、もしも初めて今野敏と遭遇される方がいらっしゃるなら、ブレイク以前の傑作本『触発』も大プッシュです!
同期 (講談社ノベルス コC- 25) Amazon書評・レビュー: 同期 (講談社ノベルス コC- 25)より
4061827863
No.4
(5pt)

ノリノリです、今野敏!

ケイブンシャ版の安積警部補シリーズから愛読してきた読者なら__隠蔽(捜査)シリーズを経て、
本書へといたる今野敏の成熟ぶりに、感慨もひとしおではないでしょうか。
ともあれ今野敏、ただいま、ノリにノっています!
本書には、安積モノでお馴染みの、地道な捜査活動を通して描かれる刑事たちの人間模様、隠蔽シリーズでの警察組織内の軋轢、同シリーズ2作目から顕著になった推理ものらしきプロットの妙も欲張りに盛り込んで、なおかつ、これが本書での白眉ともいえる、組織で働く男たちの気概と誇りがリンと描かれた男騒ぎのする一冊です。
読み易く簡潔で無駄のない文体、構成展開に迷いのない明確な筆致にも唸ります。事実、一気呵成読了いたしました。
本書で、もしも初めて今野敏と遭遇される方がいらっしゃるなら、ブレイク以前の傑作本『触発』も大プッシュです!
同期 Amazon書評・レビュー: 同期より
4062156679
No.3
(5pt)

疾走するストーリー、成長する刑事

男子三日会わざれば刮目して見ゆべし、という古言がある。
事件が刑事を育てる。仕事を通じて若者が成長する。

本作の主人公・宇田川刑事は、鬼の捜査一課長をして言わせしめる。
「こいつ、こんなに骨のあるやつだったか?」
本作の中で評者が一番好きな場面である。

同期の友人が懲戒免職になるが理由が分からない。上司には逆らわないことが一番、と役人根性を決め込んでいた若者が、不可解な事件を追っていくうちに公安の蠢動を察知する。
彼を突き動かすものは「捜査する」という刑事の本能だ。

「動く」彼に組織内から強い圧力がかかる。
その彼を助けるのは「刑事魂」を共有する同じ刑事たち。
中でも所轄で飄々と「刑事」を貫くベテラン刑事・土岐の人物造形が素晴らしい。

組織と戦い、組織に幻滅し、そして組織を深く理解する。
終幕のエピソードは、組織と葛藤し組織をとことん疑ったた人間こそが組織にとって真に有用であるという逆説を暗示しているように思える。

今野敏による警察小説の傑作が、またひとつ増えたと思う。
同期 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 同期 (講談社文庫)より
406277173X
No.2
(5pt)

疾走するストーリー、成長する刑事

男子三日会わざれば刮目して見ゆべし、という古言がある。
事件が刑事を育てる。仕事を通じて若者が成長する。

本作の主人公・宇田川刑事は、鬼の捜査一課長をして言わせしめる。
「こいつ、こんなに骨のあるやつだったか?」
本作の中で評者が一番好きな場面である。

同期の友人が懲戒免職になるが理由が分からない。上司には逆らわないことが一番、と役人根性を決め込んでいた若者が、不可解な事件を追っていくうちに公安の蠢動を察知する。
彼を突き動かすものは「捜査する」という刑事の本能だ。

「動く」彼に組織内から強い圧力がかかる。
その彼を助けるのは「刑事魂」を共有する同じ刑事たち。
中でも所轄で飄々と「刑事」を貫くベテラン刑事・土岐の人物造形が素晴らしい。

組織と戦い、組織に幻滅し、そして組織を深く理解する。
終幕のエピソードは、組織と葛藤し組織をとことん疑ったた人間こそが組織にとって真に有用であるという逆説を暗示しているように思える。

今野敏による警察小説の傑作が、またひとつ増えたと思う。
同期 (講談社ノベルス コC- 25) Amazon書評・レビュー: 同期 (講談社ノベルス コC- 25)より
4061827863
No.1
(5pt)

疾走するストーリー、成長する刑事

男子三日会わざれば刮目して見ゆべし、という古言がある。
事件が刑事を育てる。仕事を通じて若者が成長する。

本作の主人公・宇田川刑事は、鬼の捜査一課長をして言わせしめる。
「こいつ、こんなに骨のあるやつだったか?」
本作の中で評者が一番好きな場面である。

同期の友人が懲戒免職になるが理由が分からない。上司には逆らわないことが一番、と役人根性を決め込んでいた若者が、不可解な事件を追っていくうちに公安の蠢動を察知する。
彼を突き動かすものは「捜査する」という刑事の本能だ。

「動く」彼に組織内から強い圧力がかかる。
その彼を助けるのは「刑事魂」を共有する同じ刑事たち。
中でも所轄で飄々と「刑事」を貫くベテラン刑事・土岐の人物造形が素晴らしい。

組織と戦い、組織に幻滅し、そして組織を深く理解する。
終幕のエピソードは、組織と葛藤し組織をとことん疑ったた人間こそが組織にとって真に有用であるという逆説を暗示しているように思える。

今野敏による警察小説の傑作が、またひとつ増えたと思う。
同期 Amazon書評・レビュー: 同期より
4062156679