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(短編集)

正月十一日、鏡殺し



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正月十一日、鏡殺しの評価: 3.33/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(3pt)

短編集で読みやすい。

この作者さんは初読みだったので短編集で読みやすかった。けど、イヤミス?になるのか本のタイトルにもなったお話がちょっと私的にダメだった。
正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)より
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No.11:
(3pt)

ホラー風味な短編集

新しい趣向に挑戦し続ける作家・歌野晶午のホラー短編集。
良い意味で後味の悪い作品が多く楽しめました。
90年代に書かれた短編集ですが、これが後の良作群につながっていくのだなと思うと感慨深いです。
正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)より
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No.10:
(2pt)

著者本人が言い訳しているように

作品の質は短編であることを差し引いてもつまらなかった。中古で買ったので損した気にはならないが。やはり著者には長編が似合う。
新装版 正月十一日、鏡殺し (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 正月十一日、鏡殺し (講談社文庫)より
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No.9:
(3pt)

全体的に平凡

どの作品もそれなりにミステリ要素や捻った展開があるも、そこまで秀でた内容ではなくやや平凡
猫の話などはかなり出来が悪い
内容自体は読みやすいので、まあ気楽に読むにはちょうどいいかもしれない
新装版 正月十一日、鏡殺し (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 正月十一日、鏡殺し (講談社文庫)より
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No.8:
(3pt)

テンポが合いませんでした

ところどころにクドさが感じられる文章が、
私のテンポとは合いませんでした。
間の取り方違うと言うか、区切りが違うと言いますか・・・
長編の荒筋を追いかけているような感じもします。

とくに最後のお話の、犯罪者の結末が「これだけ?」っていうのが一番合わなかった。
そこで落としているのに、その後の説明が長すぎる。

先に解説を読んで購入したのですが、絶賛している解説者サンとも
テンポが合いそうにないですね。
正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)より
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No.7:
(4pt)

衝撃の表題作

順番に読んでいったが、大したことないなあ、というのが正直な感想だった。しかし、最後の作品、表題作でびっくりした。飲み屋のカウンターで読んでいたのだが、思わず声を上げるところだった。最後まで読んで、また冒頭へ。周到な布石。切ないすれ違いと、哀切なラスト。どうして、こういう作品が書けるのだろう。本当に驚いた。
新装版 正月十一日、鏡殺し (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 正月十一日、鏡殺し (講談社文庫)より
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No.6:
(5pt)

ダークで陰惨な傑作短編集

歌野氏は短編もバツグンにうまい。本書も短編集だがいずれも日常に潜む陰惨な人間の心の闇を抉り出した傑作群が並ぶ。初期の物理的大掛かりなトリックは控えて、小説としての人間描写を重視しており、読み応えは満点。特に表題作である鏡殺しのエピソードは嫁と姑の心理描写が秀逸で一気に引き込まれ、ラストにいたるや、これは・・・という凄まじい結末が用意されている。短編のオチでここまで衝撃的なのは近来稀に見るのではないか。是非一読願いたい。
新装版 正月十一日、鏡殺し (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 正月十一日、鏡殺し (講談社文庫)より
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No.5:
(3pt)

面白いが他に比べると

いろんなテイストの詰まった短編集。好みによって評価が分かれると思うけど、いずれも高レベル。少しだけひねれば長編に簡単になりそうなものばかりでちょっともったいない雰囲気すらある。他の作品に比べてちょっと・・・なので星3つ。けど面白いよ。
正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)より
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No.4:
(3pt)

いやなはなし

 1996年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 「盗聴」、「逃亡者 大河内清秀」、「猫部屋の亡者」、「記憶の囚人」、「美神の崩壊」、「プラットホームのカオス」、「正月十一日、鏡殺し」の7本を収める短編集。
 嫌な話が多い。読み終えて、ズーンと暗くなる。
 面白かったのは「逃亡者 大河内清秀」。奇想天外な犯罪の物語で、予想外の着地点にビックリした。
 「盗聴」は軽いパズル。
 そのほかの5篇はいずれも重苦しい。しかし、トリックがあり、ひねりがあり、物語としては良くできている。
正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)より
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No.3:
(4pt)

読み応え充分の濃い「珍味」

七編のそれぞれが個性的で雰囲気が異なり、同じ作家の筆とは思えないほど。
読者を楽しませよう、驚かせよう、工夫しようという作者の情熱を感じた。充実度の高い一冊。
モラトリアム若造の成長物語でもある「盗聴」
アジアの生臭い空気を感じさせる「逃亡者 大河内清秀」
不気味な童謡が雰囲気とプロットを際立たせる「記憶の囚人」
短編として完璧なまとまりを見せる「プラットホームのカオス」
ありがちな日常が惨劇にいたるまでをリアルに描いた表題作。
どの作品も、あとあとまで記憶に残る「濃さ」がある。
ひとつひとつのネタが、どれもそのままストレートに「刺身」にはならず、練られたり、漬けられたり、干されたりして、歌野味の「珍味」になっているからだと思う。
それはとても、癖になる味。うまいです。
正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)より
4061819313
No.2:
(3pt)

ホラー作品ですよね

歌野作品で唯一未読だったので読みました。ホラーと聞いていたのだが最初の方の作品は恐くない。巻末の解説(小森健太朗氏)にもあったが7編の作品は後の作品になるにしたがってだんだんと恐ろしくなってくる。最後の表題作ではきっと背筋が寒くなっていることでしょう。
正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)より
4061819313
No.1:
(4pt)

やや軽めの恐怖短編集

タイトルで購入してしまいました。デビューの3作品「家」シリーズは図書館で借りたので自宅にないのですが、名探偵・信濃譲二に惚れたのを覚えています。短編で恐怖小説であっても読みやすさは変わりませんでした。「盗聴」「逃亡者 大河内清秀」はやや軽い気もしますが、残りの作品のオチも思いもかけないもので、楽しめました。「プラットホームのカオス」が好みです。やや軽いホラーでお勧めです。
正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:正月十一日、鏡殺し (講談社ノベルス)より
4061819313

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