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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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母に頼まれて購入しました。古本屋さんを探したけど、手に入らなかったみたいで喜んでました。 | ||||
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友達3人で 英語の読書会をしています。 シドニーシャルダンの小説は 英文が読みやすく、ストーリー展開もすばらしいのでついつい引き込まれ、止まらなくなってしまいます。今回の物語もハラハラ、ドキドキの連続です。いつも読みながら 映画にするなら主人公を誰に演じてもらおうかと 考えるのも楽しみの一つです。この本は他の本に比べると字が大きいので 私達シニアにとっては嬉しいことです。 老眼をかけながら読むので、字が小さいと目が疲れて苦労します。、 | ||||
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精神科医ジャドの患者ハンソンが殺される。続いてこのクリニックの受付嬢キャロルが殺される。担当刑事マックグレーブはジャドを疑う。彼のパートナー,アンジェリはジャドの言い分に耳を貸す。そんな時,ジャドは交通事故に遭う。明らかに事故ではなく事件だと思われるのだが未だマックグレーブは信用しない。忍び寄る魔の手。得意の精神分析の立場から犯人像を作り上げる。人は生まれた時から憎しみ,恐怖を隠す仮面を被っている。しかし,ストレスでその仮面が剥がれる(The Naked Face)。犯人は誰だ。やられるか犯人を追い詰めるか。息詰まる展開。 | ||||
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この本は私が読んだシドニーシェルダンの作品の中でも一番好きなものです。主人公が目に見えぬ暗殺者によって繰り返し、繰り返しおそわれるという手に汗握るシーンが続出。最後まではらはらどきどきで、一気に読めてしまいます。 物語はJuddという精神分析医の患者の一人が殺されるところから始まります。Juddは精神分析医なので、精神分裂症、偏執狂、被害妄想、誇大妄、ホモセクシャルなどのいろいろなタイプの患者とのセッションが描かれていて興味深く読めます。そして物語の後半Juddが精神分析医の豊富な経験から自分の暗殺者の性格はもとより、体型、容姿、国籍までも特定していくのはさらに興味深いです。「羊たちの沈黙」の映画でも有名になり、今でこそ一般に知られている、いわゆるプロファイリングというものですね。しかし、精神的、性格的な側面は別として、なぜ容姿や体型までわかってしまうのか?彼の分析によれば、彼の暗殺者は「体格が良くスポーツマン体型、芸術的才能はなく、絵を描かず、作家でもなくピアノも弾かない。偏執狂であるが、見かけはふつうの人と変わらない、それは彼がマスクをつけているから。人は幼児期を過ぎた頃から憎しみやおそれを隠すため自分の本当の感情を隠す様に教えられる。しかしストレスにあうと、そのマスクがとれ裸の顔が現れるのだ。」 彼は自分の患者達は狂人ではなく問題を抱えている人達であり、その問題に対処できないでいる人達なのだと言います。「正常などと言うものは存在しない。人はそれぞれ自分の中に独自の正常さを持っており、一人として同じ人はいないのだ。」アメリカではごく普通のこととして精神科医にかかる人達は多いと聞きます。ストレス社会の日本もいずれそうなるのではないでしょうか。と言うわけで、スリルとサスペンスを味わう以外にも興味深く読める作品です。 | ||||
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