ゲームの達人



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    初公開日(参考)1986年10月
    分類

    長編小説

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    ゲームの達人 <上>

    1987年11月30日 ゲームの達人 <上>

    “ミスター・ベストセラー”それが本書の作者シドニー・シェルダンに冠せられたアメリカでのニックネームだ。本書はシェルダンの6作目の小説でアメリカだけで600万部を超すベストセラーとなっているが、彼の既発表の前5作もいずれもミリオンセラーを記録している。爆発的人気の理由はストーリイの面白さにある。ハラハラドキドキさせながらスピーディな展開で読者をぐいぐい引っ張っていくので、シェルダンの小説の1ページ目を開けたが最後、読み終えるまでクギづけにされる。スリルとサスペンスの骨太な内容でありながら、女性読者からも圧倒的な人気を得ている。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.00pt

    ゲームの達人の総合評価:8.49/10点レビュー 110件。Aランク


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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (10pt)

    初めて海外ミステリを読むならコレ!

    小学校の頃は雑多な物を読み、特にケイブンシャとか学研から出ていた『~大百科』、『~入門』なる一連のシリーズ本、あと『マンガで読む日本の歴史』といった図書館に陳列されていた本を無作為に読んでいた覚えがある。元々本を読むことが好きで、なおかつ色んな知識(トリビア?)を吸収するのが好きな子供だった私はこれらの本が妙にあっていた。

    で、中学になると図書館にずらっと並んだポプラ社の江戸川乱歩の少年探偵団シリーズに没頭し、はたまた教科書に作品が掲載された星新一氏のショートショートにも傾倒し、さらには当時ドラクエに代表されるRPG全盛の時代に出版された『ロードス島戦記』に歓喜していた毎日を送っていた。
    で、今回この感想を書くにあたり、さてどこから始めようかと思案した。最初は敬愛する星新一の諸作から感想を述べていこうと思ったが、その大半の書籍は九州の実家に今も眠っており、どのショートショートがどの作品集に収録されているか、手元に本がない今となっては不明でもあるため、挫折した。
    そこでここは一般に大人が本屋で手に取る作品から感想を挙げるべきだろうと誠に自分勝手な基準を設け、まずその端緒として本書を挙げることとした。

    本作について、現在40歳以上の方々をおいて知らぬ人はいないだろう。当時TV朝日だったか「はなきんデータランド」なる週一の各ジャンルの売り上げランキング番組があり、その書籍部門で毎週ランクインしていたのが本書だった。
    『ゲームの達人』という煽情的なタイトルは当時ゲームっ子だった私を刺激したが、表紙を見るに、どうも自分が想定しているような、ハドソンの高橋名人のような1秒間に16連射できるシューティングゲームの達人といった内容でないことは子供心でも解った。したがって毎週この本売れているようだけど、どんな本なんだろう?と思っていたにすぎなかった。
    本書を手に取るきっかけは高校の同級生の勧めだった。当時クラス、いや学年でも常に1,2位の成績を取っていたK君が私に貸してくれたのだ。当時からK君は大人びており、外国の作家の小説などは親が買ってくれた世界文学全集ぐらいしか読んだことなかった私は、さすがK君は一歩抜きん出ているなぁと感心したものだった。

    で、本書だが、売れるだけのことはあり、すごく面白かった。小説とはこういう物を指すのかと初めて意識した作品だったように思う。
    親子4代に渡る大会社経営者の波乱万丈人生の顛末は普通の人生を生きてきた自分にとって想像を超えた世界だったし、ジェイミーがなんども窮地に陥りながらも、とうとうダイヤモンドの原石を見つけ出し、その後手ひどい裏切りを受けながらも、会社を設立するまでの苦難の数々にアメリカン・ドリームを見、またそれが単に「棚ぼた」でなしえる物でなく、九死に一生を得るほどの苦難を乗り越えないと成功は手に入れられないことを知った。

    またその娘ケイトが物語の中心となるが、その気性の激しさに女性の恐ろしさを、さらには彼女の孫娘達をシェルダンがまばゆいばかりの美貌で描写するがために、どれほどの美人なのかと想像も掻き立てられた。そして私にとっては少々、いやかなりハードな濡れ場の描写に思春期特有の興奮を覚えたものだ。
    またケイトの会社が社会的成功を収め、着実に帝国を築いていきながらも、家族の関係は常に泥沼であり、志半ばで斃れる者も数多あり、本当の幸せとは一体なんなのだろうかと考えさせられもした。

    このようにこの小説は私にとって小説を読むことを多面的に教えてくれた作品だった。この本はその後、うちの家族の中でも回し読みされ、普段本を読まない弟さえも手に取り、2人で色々内容について話し合った記憶がある。こんな小説は本当に珍しい。
    その後私はシドニー・シェルダンの新刊が出るたびに、購入することになる。当時ハードカバーで1冊2000円近かったと思うが、高校生・大学生と金のない時期にもかかわらず、自分の小遣いで買っていた。
    アカデミー出版社が当時売りにしていた超訳という、翻訳家が訳した文章を作家がさらに小説として文章を練り直し、書くという手法は確かに翻訳本としては読みやすく、日本の作家のそれと違和感なく入り込むことが出来たのも、本作が広く読まれた一因だろう。しかしその功罪が解るのはかなり後になってからの話である。

    Tetchy
    WHOKS60S
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (8pt)

    大当たり

     先日中古の本購入。ページを開く。目が字を追う追う追う!!!だいぶ以前に発売された小説だが、おもしろいのなんの。ページをめくる手が止まらない。読む前はギャンブラーのお話だと思い手に取ったが、この本の中でのゲームとは・・・。主人公が各章ごとに変わるのもひとつの見どころでした。シドニィ・シェルダンの小説にあえて幸せです。

    コピーキャット
    1OORB9TK
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.108:
    (5pt)

    なつかしくて。

    数十年前に初めて読んだ小説がこれだった。
    なつかしくてまた読みたくなりました。
    久しぶりに読んでも最高にスリリングで面白いです。
    ゲームの達人 <上>Amazon書評・レビュー:ゲームの達人 <上>より
    490043003X
    No.107:
    (5pt)

    懐かしいです。

    およそ30年くらい前の学生時代に、なんとなく購入して読みました。結構引き込まれて電車を一駅乗り過ごしたのを懐かしく思い出しました。(笑)
    新超訳 ゲームの達人〈上〉Amazon書評・レビュー:新超訳 ゲームの達人〈上〉より
    4860360451
    No.106:
    (5pt)

    本当に面白い作品です。

    寝ることがもったいないぐらい面白いです。是非皆に読んでほしい作品ですね
    新超訳 ゲームの達人〈下〉Amazon書評・レビュー:新超訳 ゲームの達人〈下〉より
    486036046X
    No.105:
    (5pt)

    人間の脆さ

    1)ダイヤモンドを探しに南アフリカへーーー聞いただけで想像を絶します。現代においては宝くじ高額当選のほうが確率高そうです。

    2)それを19世紀末にやってのけようと言うのですから。
    まず、そう決意した貧しい農民のジェミーが、スコットランドからケープタウンまで働きながら行き着くのに1年もかかる、、、飛行機ないし、お金もないし。
    3)到着後は、意外にあっさりとダイヤモンドを掘り当てるのだが、そこからが波乱万丈の人生の始まりとなってしまう、、、現地の下宿屋の女が言ったような、、、「わたし、ダイヤモンドは欲しくないのよ。ダイヤモンドは、すべてを台無しにしてしまうわ」

    4)この女は、夫と共にイギリスからダイヤモンド・ラッシュに加わったのだが、夫の方は南アフリカ到着後熱病で死んでしまったのだ。

    5)ダイヤモンドを掘り当てたために、周りの人たちから、狙われ、裏切られ、終には、自分の息子まで奪われてしまったジェミー。

    6)そのジェミーは、死の間際に、下宿の女の言ったセリフを思い出しただろうか。

    7)それにしても、あれだけ頑強で復讐に燃えていたジェミーが、我が子の喪失によってあっけなく死んでしまうとは、どんな人間でも子に先立たれること程耐え難いものはないのだと、改めて痛感した。
    新超訳 ゲームの達人〈上〉Amazon書評・レビュー:新超訳 ゲームの達人〈上〉より
    4860360451
    No.104:
    (3pt)

    毒ママか?

    1) 頁をめくる度に新たな展開があり、確かにスリル満点で面白いが、一体著者は何を伝えたかったのだろう?

    2) やり手ママに育てられ、牛耳られた家族の悲劇か? 家族を犠牲にしてまでも残したい家業のことか?

    3) 主人公ケイトは、受け継いだ親の事業を拡大させる等やり手ではあるが、同時に、自己中心的で自分の野望のためには、周りの人たちを操って利用し続けるという性格の持ち主である。

    4) その性格は、自分の息子や双子の孫娘たちにも多大な影響を与えることになる。
    息子のトニーは、生きてはいるけれど、ただ息をしているだけのような人生を送ることに。
    双子の孫娘の一人は犯罪者となってしまう。

    5) まるでケイトは、「 毒ママ、毒ババ 」 のようである。
    双子の孫娘の一人が、結婚して息子、つまりケイトからすれば曾孫、を産むが、ケイトはやはり、「 毒ヒイババ 」 になってしまうのかな~?
    新超訳 ゲームの達人〈下〉Amazon書評・レビュー:新超訳 ゲームの達人〈下〉より
    486036046X



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