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MOMENT
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MOMENTの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全79件 1~20 1/4ページ
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知人と読書の話しになり、こちらの作品を薦められました。学生時代の趣味は読書!時はすでに何十年も経ち、社会人になって仕事に家事育児。時は過ぎ最近は老眼も進み読書とは無縁な年月…そんな中、薦められたので本当になんとなく読んだMOMENT。引き込まれました!本多孝好さん素晴らしいです。深いです。続きの作品もお勧めです!3冊夢中になって読みました。読書の楽しさを蘇らせてくれた作家さんで、素晴らしい作品です。人それぞれの生きざまを考えさせられる。命の大切さ、重さ、最終的には…望んだ結末に安堵し、心満たされる本との出逢いになりました。 | ||||
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この作者の物語、語り口が好きです。幼馴染の2人の距離も本によって少しづつ変わっていきます。 もう一度、時系列に沿って読み直したい。 | ||||
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少し読むだけですっと物語の世界に引き込まれ、スラスラ読めてしまった。 4つの物語それぞれは別の話ではあるが、ふんわりと繋がっていたりもする程良い構成。 主人公と他の人との掛け合いもユーモラスで文章にセンスが感じられた。 命を題材とした一見重くなりがちなテーマを良い意味でライトな感じで描けたのは作者の力量だなと。 当たり前だが全ての人それぞれに自分の人生があり、その過程を経て今がある。 そういった様々な人々と最期の時を過ごし話を聞けるのは何とも感慨深いものである。 読後感も良くとても素晴らしい短編集でした。 | ||||
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淡々としているけれど、キレイな透明感のある文章に惹かれます 死がテーマですが、この本を読んで「生きるものの葛藤」を強く感じました 自分の置かれている状況によって、その都度起きる感情が変わるかもしれないと思います また数年後再読してみようと思います | ||||
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友人のおすすめで読み始めましたがKindleにに入れて出先ででぼちぼち。こんを詰めずに作中世界にトリップできる不思議な短編集です。 | ||||
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たまたま『MEMORY』を先に読んで、『MOMENT』に遡りました。神田と森野。この二人は、おせっかい(つい人の世話を焼いてしまう)と、ぶっきらぼう(世の中を舐めた連中が大嫌い)という強力コンビですね。 | ||||
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第三話のFIREFLY は絶品。ところが第四話のMOMENTが怒りを呼ぶほどの駄作。何だよこれは!浅っ。星マイナス10。 | ||||
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じっくり読みたくなる感じで、周りの声が聞こえなくなるくらい集中できました | ||||
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緩和医療にたずさわる仕事をしているので、読んでみた。 主人公の終盤の行動が自己中心的で独善的で共感できず。 悪者が悪いことやって気持ちよかったぜ、的な印象を受け、 嫌な後味。たぶん著者と思想が根本的に合わないからだろう。 著者はヒューマニティーの面で欠陥のある人だと思う。 この人の作品はもう二度と読みたくないと思った。 | ||||
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病院という閉鎖的な空間で繰り広げられる、《死》に纏わる日常的な出来事。 重い。重いんだけど、主人公が良い意味で飄々としているから、不思議なくらいサクサクと全編読み進めることができる。途中、不意に哲学的な文言が飛び込んでくるから、良い意味で驚くし。 死の直前、私は何を思うのだろう。 | ||||
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何度読み返しても良い。 本多孝好の小説は意図的に感情を揺さぶろうとするような、いわば読者の感動を狙ったような描写は少ない。 むしろ非常にあっさりしている、しかしどうしようもなく感情を揺さぶってくる、考えさせられてしまう。 死にゆく人の願いは、 | ||||
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死を間近にした患者の願い事をかなえてくれる必殺仕事人。大学生の神田が清掃のアルバイトをしている病院には、そんな伝説がささやかれている。神田はひとりの患者の望みをかなえ予想外の謝礼をもらってしまったことこから、負債?を帳消しにするために死に臨む人々のために奔走し始める ・・・ 本作品は、はからずも伝説に人となった神田の活躍を描く、全4話からなる連作短編集である。苦い後味を残す「FACE」で幕を開け、「WISH」、「FIREFLY」と感涙にむせび、「MOMENT」で清々しさ満開となる。 これらの作品はひとの綺麗にな部分だけを描いているわけではない。人間の性(サガ)とか業をきっちり見せつけてくれるのだ。だから、安らかさを取り戻す人々の最期に大きく心を揺さぶられてしまう。ひとつの物語りが終わったとき、ナイスガイ神田の精神的な成長をも感じることができるようになっている。 癌を再発させてしまった女性 上田さんとの交流を描く「FIREFLY」は、中でもピカイチの出来栄えだ。サイドストーリを含めて、様々なシーンに祈りが満ち溢れている。会社の昼休みにここを読み終えたわけなのだが、目からも鼻からも溜まりにたまった水分が押し出され、これは外で読んではいけないのだと気づかされた。 「MOMENT」は、7年後 神田と同級生の葬儀屋の娘 森野を描いた「WILL」、そして「MEMORY」と続く。本作品集では、恋の兆しがうっすらとした神田、森野だが、はたしてどうなるのでしょう? | ||||
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心暖まる系を期待して読んだら違って驚いた。今は病院施設内に喫煙所が無いので、昔椎間板ヘルニアで、中堅の総合病院に入院して痛くて薬も効かなくて、同じ階の広いベランダのような所で過ごした事を思い出した。あの痛みをまぎらわせてくれたのは、タバコと入院仲間との会話だった。 整形外科病棟だったからだけど… 本当の病院にも小説のなかでの病院にも、喫煙所は必要かも。多分あの仲間はあそこで心が救われたから。脚がないとか当たり前の世界だったから。あとホスピスにも。 なんか最後後味悪かったから、これくらいしか書けない。 | ||||
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届いたものは、カバーが旧バージョンののでした。 確かに間違いではないですが・・・サギ? | ||||
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著者独特の文体で、まだ途中だが、まずまずといったところか。 タイトルに魅かれたのも読む理由である。 | ||||
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お話は、都市伝説。 この病院、もしくはとある病院で、死に向かう患者さんが、一つだけ 頼みごとを頼める仕事人がいて、どんな願いも聞いてくれる。 その仕事人は掃除のおじさんだったり、出入りの業者だったり、ある 時は看護士さんだったり。 この作品では、掃除のバイトをしている大学生が仕事人。 院長の息子がお医者さんをしているっていうんですから、恐らく私立の 病院。若い心臓病の女の子が入院しているっていうんだから、そして、 30歳くらいで膵臓癌で余命いくらという方が入院しているんだから、 大きな病院なんだろうと思います。 喫煙室でかわされる会話で、仕事人の話題が出たときは、すでに彼が 仕事人。 その一つ一つに、不自然な点がとても多く、あり得ない設定がありすぎ なんですけど、思わずホロッとしてしまう。 なるほど、高評価な訳だ。と思っていたところに最終章。 この話題にだけは、この方、触れてはいけない部分だと、気づかなかった んでしょうねえ。 途中から、医師を掃除のバイトの方が、「 さん」と書いているところで、 何となく気がついてはいたのですが。 この方、医者が嫌いなんでしょうね。 とくに臨死のところ。医師が勝手に決定する死の瞬間を、全て医師のエゴ、 手抜きと思うような位、嫌い、疑っている。 そんな感じがしてしまう最終章。 最終章、ご自分の考えを読者、一般市民の考えと戦わせたかったんでしょう が、それは無茶です。いろんな人の意見も聞いてみて、書かなければ良かった と思いますが、いかがでしょう。 70点。 最終章がなければ90点。かなり無理な設定、出来すぎな設定がありますが。 | ||||
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死の直前に人は何を思うのか。 4つの短編でそれぞれの人物の最期が繰り広げられていますが、 要約が非常に難しい。 「復讐」のようでそうでない気もするし、「恋愛」のようでまた違う。 考えてみると当たり前ですが、人の感情は一言では言い表せません。 昨日思っていたことと違うことを今日は思ったりもする。 生きているのだから当然です。 そして全ての短編がハッピーエンドで終わりません。 そんなところも含め、非常にリアリティを感じる小説です。 | ||||
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気持ちよく、穏やかな気分で読める1冊です。 病院の掃除婦をバイトでしている主人公もさることながら、脇でいい味出している、葬儀屋の幼なじみや、仕事の先輩の老女についてもかなり気になります。 続編が出ているので、さっそく読もうと思っています。 | ||||
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本多氏の魅力が一番良い具合に出ていると思います。 短編が最後に繋がっていくという形のものです。 構成はよくあると思いますが、カッコいいまとめかたで、読後感も良い。 | ||||
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現代の必殺仕事人に依頼すること、それを自分に当てはめて考えると、さて。。。結局、これまで歩んできた自分の人生を振り返ってみることにつながるような。 ただ、続編ともいうべき『WILL』の森野社長と本編の森野社長がうまくつながりにくい。 | ||||
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