MOMENT

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評判

MOMENTの評価:

4.06/5点 レビュー 79件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.06pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全107件 61〜80 4/6ページ
No.47
(5pt)

面白い

この人面白いそう素直に思えました。ひとの感情を的確に文章に出来る作家は尊敬できますね。ダークな部分もそれとなく視野にいれて・・・伊坂幸太郎ファンである当方、注目できる作家を見つけました。
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599
No.46
(4pt)

亡くなっていく人たちの想い

病院で清掃員のバイトをする、割といい大学に通う男の子と、彼に、死ぬ前の最期の願いを託していく患者たちの物語。彼に最期のお願いを託す患者たちの、お願いの内容が、せつなくなるような、お涙ちょうだい的なものではなく、死んで行く人だって天使じゃない、どろどろした感情を抱える、普通の人間なんだというところにこの小説の面白みがあると思う。そして、彼らの願い事をかなえるために男子学生がとる手段も、そうクリーンなものではない。時には悪知恵を使って、器用に立ちふるまったりするところが逆に潔く、かっこいい。もうちょっと、深く掘り下げていってもいいのかなと思うが、この量の、この内容ならこんな感じでもいいかも、と思う。そしてこの物語が、男子学生の不器用な友人、森野が主人公となる『Will』に引き継がれていくのも、また興味深い。
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599
No.45
(3pt)

不可避なものとの対峙

病院でバイトをする大学生の主人公が死を前にした患者達に一つだけ願い事を叶える。死という不可避な出来事に対峙する時、人は何を思うのでしょうか…。「どこへ逃げようと一緒じゃねえのか?お前が折り合えないのは、この時代でも今の社会でもなくてお前自身だろ?世界にはばたこうが、宇宙へ飛んでいこうが、お前はお前だ。そう簡単に折り合えるってもんでもないだろう」
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599
No.44
(2pt)

「生」や「死」と向き合う話ではない。

死を目前とした患者たちの望みを、ひとつだけ叶える「仕事人」が主人公の連作集です。 主人公がいくつもの死に立ち会う事で何を感じ、どういう人生観を持つのか。そういう哲学的な深まりを期待して読みましたが、そういう本では無いようです。 主人公は患者に共感して、切ない思いを味わったり理不尽さに怒りを感じたりはするものの、「死そのもの」や「生」に対して自分なりの深い考えを持つようになったりはしません。 何でそこを外して書くのかな〜??という疑問が残りました。 しかし、ただの物語として読むなら、起承転結もしっかりとしているし、リアリティもあるし、それなりに面白いんじゃないかと思います。
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599
No.43
(2pt)

「生」や「死」と向き合う話ではない。

死を目前とした患者たちの望みを、ひとつだけ叶える「仕事人」が主人公の連作集です。 主人公がいくつもの死に立ち会う事で何を感じ、どういう人生観を持つのか。そういう哲学的な深まりを期待して読みましたが、そういう本では無いようです。 主人公は患者に共感して、切ない思いを味わったり理不尽さに怒りを感じたりはするものの、「死そのもの」や「生」に対して自分なりの深い考えを持つようになったりはしません。 何でそこを外して書くのかな〜??という疑問が残りました。 しかし、ただの物語として読むなら、起承転結もしっかりとしているし、リアリティもあるし、それなりに面白いんじゃないかと思います。
MOMENT Amazon書評・レビュー: MOMENTより
4087746046
No.42
(4pt)

自分ならこの時・・・と考える

ちょっと前と今とでは、内容に対する捉え方が激しく違う。生という「時」の経過を感じ、自分ならこの時・・・と考えた一冊。人って決してきれいな生き物じゃない。執着、執念、そういう負の感情こそがリアルに人をあらわすのかな・・・と思う。本多さんの作品って人の美しくない感情を扱うことが多い。今作品もそう。けれど、不思議とキレイな空気感の中に、人のソレ漂わせられる。物語という作り物のなかに、感情というリアルを埋め込んだ感じ。透明感のある文章が特長の不思議な作家さんだんと思います。あと、それと…最後に雲間に光を見せてくれる文章が素敵です。LOVE。
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599
No.41
(3pt)

うう〜ん 読んだ中では一番の駄作か

「I LOVE YOU」の短編がえらく気に入って何作か読みましたがこの人、基本的に長編には向いてないんでしょうね。「正義のミカタ」でもそう思いましたが、目論みはいいとこ突いているのに長丁場になると息が続かないというか、終わり駆け足になるというか.....ムードで読ませるという書き方は、それなりに評価できることですが(ツルツル読める文体というのは決して悪くはない)それはあくまで徹底して>読ませ切ることが前提で今回の作品、ラストは特にかなりいただけませんでした。「MOMENT」の章は読ませ切るどころか終わり切れてなくてとても見苦しいラストに持ち込んでしまっています。主人公の幼馴染である葬儀屋の女性キャラも魅力に乏しくまして おおよそ無頓着であったはずのこの彼女に土壇場にきて好意を自覚するというくだりはあまりといえばあまりでお手軽というしかない。だだでさえ後味の悪い作品をさらに陳腐にしています。
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599
No.40
(5pt)

一瞬を

主人公は大学生。病院で掃除夫のアルバイトをしていたが、とある理由から「死ぬ前に願い事を一つ叶えてくれる」という、その病院では伝説である仕事人になっていた。 自らの進路に戸惑いを覚えつつ、身近にある多くの死の足音を聞きながら彼は何を思うのか? この本との出会いは「衝動買い」でした。本屋をフラフラしていてふと題名が目に付き、そのまま購入。私はこういった買い方はあまりしませんが、結果としては「当たり」でした。 なんと言えばいいのでしょう?儚い、とも違う何かが感じられる作品です。 でも、「優しい」とは何か違う感覚がありました。主人公は単純に優しさから手を貸しているわけではないような……そんな気がしました。彼は、どこか膜を隔てて見ているような……。 文体は極めて美しく、効果的な比喩や描写が光ります。本多 孝好氏の作品はどれも面白いと感じましたが、私はこの「MOMENT」を特に気に入っています。 少し心を洗いたくなった時、何かを考えたくなった時、手にしてみてはいかがでしょうか? 命の最後の瞬間、あなたは何を思いますか?
MOMENT Amazon書評・レビュー: MOMENTより
4087746046
No.39
(2pt)

途中まで、期待させるのだけれど・・・

短篇4篇で綴られていく、赤の他人の死に様。人が死んでいくのを、傍で眺めているのは楽しい?死んでいくものが、最後の力で描き出す物語を、優しさで着色してあげるのって、気持ちいい?・・・と、かなり歪んだ読み方をしていたのですが、3篇を読み終えた時点で、ふと気付く。死が急速に主人公に近づいてきてるのではないか、と。無責任に、或いは優しさで覆い隠した好奇心で見ていられた死が、否応無しに近づいてくる。4篇で、どうやってまとめるのだろう!?と期待した時点での評価は星5つ!読み終わっての感想は星2つ(笑)。
MOMENT Amazon書評・レビュー: MOMENTより
4087746046
No.38
(4pt)

リアルな描写

寒気がするほどリアルな描写が読者の心を掻き立てます。固定の主人公の短編といった感じですが、繋がりを持つそれぞれの話の輝きが素晴らしいです。何故か泣きたくなる様な、そんな気分になります。文章の表現も、申し分なし。ただ、同じような設定?なので、最後のほうは飽きがきてしまったかも。其れでも十分楽しめる本です。
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599
No.37
(5pt)

死に際に何を願うかなぁ…

俺は安らかな死に顔しか見たことはありません。はたして何を思って、何を願って最後を迎えたのかは当然まったくわかりませんが…関係ないですね、すみません。この作者の考え方とか気持ちの置き所なんかがすごく伝わってくる作品だと思います。他の作品は読んでないですがこの本の傾向がたぶん全作品通して一貫してんじゃね〜かなっていう感じを受けました。やさしくて読みやすい文体なので何時間かで読めるでしょう。本当に死に直面した人がこの作品をどう受け止めるのかは俺には見当もつきませんが、個人的には好きです。もしかするとどろどろのものを胸に詰まらせてる人もいるかもしれないし、本当に幸せな人生で幸せなまま亡くなっていく人もいるかもしれない。どうなりたいかは…なんか偉そうなんでやめます。ヒネずにそのまま読んでみてください、きっと作者の気持ちがストレートに胸に伝わると願います。
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599
No.36
(4pt)

悲しく切ない「大人の寓話」。人間って不器用で愛らしいなぁ。

大学生の主人公は病院でバイトをしていますがひょうんなことから病院には「死ぬ間際に最後の願いをききいれてくれる仕事人」がいるということをしります。そのうち、主人公はその仕事人になっていく。単なるお涙頂戴のお話ではなく、人間の業や醜さ、そして儚さをあらわしている良作です。僕としては、田舎からでてきて水商売に身をそめてだけど都会の中でトモダチも恋人もできずにひっそりと死んでいく女性の話がとても切なくて、かなしくて、やさしいお話でお気に入りです。短編ですが、各話には軽くおもわぬどんでん返しが用意されています。人生の悲哀と希望をかいた作品。本の帯にあった「人生の最後の望みはなんですか?」には深く考えさせられた一冊。氏の作品では「MISSING」や「ALONE TOGETHER」もかなりのオススメです。
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599
No.35
(5pt)

おもしろかった!!

一冊丸々一連の内容ではなく、何篇かにわかれて構成されていて、読みやすいです。1つ1つの話に感動でき、とてもおもしろかったです!!何度読んでも飽きないでしょう。是非、読んでみてください。
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599
No.34
(5pt)

私だったら何をお願いするかな

死ぬ前にお願いごとを聞いてくれる掃除夫さん。最初はとても夢のあるお話かと思ったらいい意味で期待を裏切られた。入院患者は毎日考える時間がたくさん与えられていて、嫌でも死と向かい合わなければいけない。死が近い人とわかって、お願いを聞いてあげるなんて、私には辛くて到底できない。でももし、そんな人が突然現れたら、何をお願いしようかな。
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599
No.33
(5pt)

芸術

この本、装丁がとてもキレイです。この表紙は、イタリア現代美術の作家であるLucio Fontanaという、キャンバスを一色で塗り、穴や切れ目を入れる手法を用いた彼の代表的な作品によるものです。文庫化されてはいますが、ぜひハードカバーで買って本棚においてほしいです。
MOMENT Amazon書評・レビュー: MOMENTより
4087746046
No.32
(4pt)

美談ではないです。

本屋で何気なく目にとまって手に取り、あらすじを読んでみて、興味を持ちました。「死を目前にした人の願いを叶える」美談かと思って読み始めたら、良い意味で期待を裏切られました。ただの美談だったらつまらなかったと思います。人間の醜さ・哀しさが描かれていて、しかし淡々としていて暗くなりすぎず。主人公と幼なじみの関係・やりとりが何だか素敵です。私は本多さんの小説を初めて読みましたが、文章がまわりくどくなくてよいですね。
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599
No.31
(3pt)

う〜ん。。。

短編集「I Love You」での話がすごく気に入ったのと、話のアイデアの面白さから読んでみました。一言で言うと、がっかりです。浅い。主人公がどういう人間かが全く描かれていない上、変わった生い立ちを持っている割に表面的でしかない患者さん達と主人公の幼馴染。すべての登場人物が極めて「浅い」です。感情移入はできませんし、ストーリーの後味もすごく悪いです。将来何をしたらいいか分からない主人公が人の気持ちを理解する事なく、淡々と事件を解決していく話です。登場人物に個性が全くないのはあえて作者の狙いなのかもしれませんが、こういう人の死を扱うストーリーがあまりにも冷ややかに描かれていてショックでした。そして三流サスペンス並みのオチやエンディング。。。文章自体はすごく読みやすいです。アイデアは面白いのに、作者の技量でずいぶん軽い作品になってしまった気がしますね。読書初心者の方にはお勧めだと思います。すらすら読めますし、ストーリーを深読みする必要がないですし。。。
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599
No.30
(4pt)

普通に良かったです

素直に面白いです。表紙を見たときは堅そうな話かな、とも思ったのですが読みやすいし、最後まで飽きさせませんでした。もちろん、現実にはこのストーリーのように死と向かい合うのは生易しいものでは無いと思うので、実際に重い病気を持っている人がこの本を読んでも、「なにを綺麗ごとを……」と怒りを感じると思います。が、小説としては大変良く出来てると思うので、星四つ。
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599
No.29
(3pt)

必殺仕事人になんかなりきれないでしょ、神田君

それこそ、病院の購買で買った、この本。「人生の終わりに、人は誰を想うのだろう」なんて帯に書いてあるから。でも、実際は違った。そんなふうに人を想う強さを持てない、モラトリアムの青年が、幼馴染の気持ちも知らず、死に行く患者の本当の気持ちもわからず、必殺仕事人の振りをしている話だった。 FACEの読後感は悪かった。読むのをやめようかなと思ったくらい。WISHで女の子向けの話で受け狙いだなあと思った。少女漫画が文字になっている感じで。FIRELYでは少し年齢層を上げ30代以上の女性を意識した感じだった。切ない話だった。タイトルのMOMENTは、何だか説明くさいというか、それまでの流れのこじつけのような感じで、今ひとつ。すっきりした終わり方ではなく、うまく物語を閉じ切れなかったようだ。 病院という舞台を意識しているからこそ、の話だとも言えるし、その割には切実さに欠ける、ミステリーにもなり損ねた青春ものという印象。雰囲気で読ませている部分が強いので、星3つにした。
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599
No.28
(4pt)

いいですね。

最近は本を最後まで読まないことが多いのだが、本作は残り数ページのところで駅に着いたが止められず、そのままベンチに座って読み切った。4章からなる話からは、絶望・無力感・勇気・希望、といった感を受けた。重い内容をカラッとした五月晴れのような文体で描いている秀作。
MOMENT (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: MOMENT (集英社文庫)より
4087478599