オススメ?ダメダメ? 推理小説(ミステリ)について読書管理や感想を書いていく書評サイトです。 はじめての方はこちらからどうぞ。 サイトの要望はこちらからどうぞ。
2026年度雑誌ランキング
会員機能
その他
テスト稼働中自由に遊んでみてください!
【横山秀夫】
【この小説が収録されている参考書籍】
【この小説が載っている参考書籍】
真相の評価:
6.83/10点 レビュー 6件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.83pt
絞込み:
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
真相の感想
横山さんらしい骨太の短編集です。人は誰しも弱さを抱えて生きていると思います。そんな人間の弱い部分を絶妙な心理描写で一気に読ませる作品集です。表題作の「真相」と「18番ホール」が個人的に好みでした。
今回は警察が舞台ではない短編集です。最後に隠されていた真相が明らかになる、と言うお話になっていますが、それは結構重く救いがない感じの物もあり、後味は悪いです。ただ、真相が明かされる時、それはどんでん返しの瞬間でもあります。どれも息が詰まる様な展開ですが、ぐいぐい引き込まれる事は間違いなく、面白いのは保証します。
名人芸を堪能できる
文庫本60ページ余りの作品で展開される各話のメリハリの効いた起承転結、絶妙の心理描写、人間心理を鋭く射抜く視点の確かさなどなど、短編の名手と称される横山秀夫の名人芸を堪能できる作品集だ。いずれの作品も、過去の事件、事故にとらわれた人物が、その事件や事故に隠されていた真相に触れ、人間性、生き方を見つめるというテーマ性が共通している。事件捜査だけではない警察小説を確立した著者の得意なジャンルと言えるだけに、作品の完成度はどれもきわめて高い。5作品の中では、親とはどういう存在であるかを苦渋とともに描いた「真相」が一番読みごたえがあったが、中年男性にとって生きがいとは何かを哀切に描いた「不眠」も忘れ難い印象を残した。
横山さんらしい骨太の短編集です。
人は誰しも弱さを抱えて生きていると思います。
そんな人間の弱い部分を絶妙な心理描写で一気に読ませる作品集です。
表題作の「真相」と「18番ホール」が個人的に好みでした。