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【有川浩】
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阪急電車の評価:
8.40/10点 レビュー 5件。 S ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点8.40pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
阪急電車の感想
映画で見てあらすじを知っていても、やはり感心した折り返しというのがまた良い
読んでるとほのぼのとせつなさとやさしさとかなしさがこみあげてきます
阪急電車今津線を舞台にした連作短編集で、各章のタイトルは駅名になっており、10ページ程度の長さで非常に読みやすくなっています。誰もが、電車の中で一度は見た事のあるような、また勝手に観察して勝手に想像していそうな、そんな些細な出来事をベースにしていて、それが各章数珠つなぎにリンクしています。伊坂幸太郎さんの作品によく見る手法ですが、普遍的である分、そこに必然性や共感を感じる事ができました。物語を動かすのが女性ばかりだなと思っていたら作者は女性なんですね。まぁ確かに男性は、事なかれ主義というか、見て見ぬふりする人が多そうですもんね。 中々リアリティがあるように思いました。また、行きの電車で描かれた出来事が、戻りの電車で進行しているのが面白いですね。主人公達は全て前向きな人物ばかりだったので、それは進展・成長した形で戻ってきます。ストレスを感じる事なく読めますね。当然なんですが、乗客一人一人に物語があるんだと実感しました。ミステリ要素は皆無ですが、たまにはこういう作品もいいですね。
映画で見てあらすじを知っていても、やはり感心した
折り返しというのがまた良い