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マリアの涙



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【この小説が収録されている参考書籍】
マリアの涙

マリアの涙の評価: 9.00/10点 レビュー 9件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全8件 1~8 1/1ページ
No.8:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

選ばれたマリアの涙

友人の勧めからイエスの涙を読みピーター・シャビエル氏のファンになりました~。
そしたらまたまたスゴイことに!!インテルとマガジンハウスのあなたを作家にするプロジェクトで氏のマリアの涙が堂々の1位に!!文句なしの面白さに脱帽です!!必読の一冊です☆

peace
6QDNSRIP
No.7:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

「マリアの涙」感想

内面的な心理描写が深く、読み応えのあるミステリータッチの本。
読んだあとは、教養がついたような気もした。

涙を流すマリア像、ピエタ像傷害事件の秘密といった現実にあるミステリーにも関心が持てた。
今までにない不思議な感覚の小説だ。

blue cafe
01JN531W
No.6:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

確かにセンセーショナル

著者は、十字架のもとにたたずむ聖母マリアに焦点を当て、そのマリアの悲しみはどのようなものだったのだろうかと問いかける。

そして、ミケランジェロのピエタとペルゴレーシの『スターバト・マーテル』という、十字架のもとにおけるマリアの悲しみというテーマを代表する彫刻と音楽をミステリータッチに絡ませながら、カトリックとプロテスタントのマリア観を対比させ、そのどちらでもない真実のマリアの心を浮き上がらせていく。

それは確かに日本版『ダ・ヴィンチ・コード』と言えるほどに、今まで誰も考えたことのない大変センセーショナルな内容で驚かされるのだが、不思議に心打つものがあった。

マリアの本当の心を知りたいという著者の真摯な思いが込められているからだろうか。

著者の前作『イエスの涙』も読んでみたくなった。


琴香
UUHPVG09
No.5:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

本当のマリア様

まず最初に感銘を受けたのは、キリスト教の世界をベースに違和感なくミステリ小説が描かれていること。
「イエスの涙」でも感じたことですが、ミステリの基本がすんなり溶け込んでいる。これは著者の力量はもちろん、この世界のもつ神秘さなどもあるのでしょうか。
本作ではマリア様の本当の姿を知ることができると同時に、終盤の演奏会の場面を通して心が安らぎを与えられる、神父の教えを請うたようなさわやかさが漂う作品です。
「イエス」「マリア」と来て、第3弾をぜひ早いうちに出してほしいと思います。

本好き!
ZQI5NTBU
No.4:9人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

マリアの涙の感想

題名からキリスト教を知らないと楽しめないのかと思いましたが、インテルの作家になるプロジェクトで何千という作品から選ばれたと広告にあったので、興味を持ちました。読んでみてこれは心理サスペンスが好きな方にはお勧めの一冊だと思います。人の心の秘密を探っていく面白さがあります。「マリアの涙」のマリアの秘密とは?今まで誰も知り得なかったマリアの秘密が明らかにされていきます。

たいゆう
4PVZAJWC
No.3:9人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

美しい情景が浮かんでくる!

 東京、京都、イタリアを舞台に、ミケランジェロのピエタのレプリカの破壊事件に、ペルゴレージ作曲の「スターバト・マーテル(悲しみの聖母)」の曲をからませ、マリアの本当のこころが切なく優しい文章で綴られています。キリスト教のことが詳しく、サスペンスタッチで描かれていました。

mizuki
3OBC4RJY
No.2:11人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

マリアの涙

 絡まったミステリアスな糸が少しづつほどけていくようで、じっくりとなぞ解きが楽しめた。また、神学的な裏付けを提示しながら、マリアの涙の真相にせまる作者の手腕には、脱帽です。神父様に紹介していただき購入したが、読後、マリア様を慕う心情がつのり、より身近に感じるようになりました。

mariechan
W3FBSG88
No.1:16人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

主人公はマリア様。

 『マリアの涙』の帯には、8442件もの応募総数からの最優秀作品であるとの内容が書かれてあり、その言葉に好奇心を刺激され購入した。
 2000年もの長い歴史の流れの中で、絵画、音楽、文学等で頻繁にモチーフとされ、世界中で最も愛されてきた女性「マリア」にまつわる4人の主要登場人物たち。主人公?と思っていた人物をとりまく事件の意外な展開にはじまり、物語の中にドンドンはまってしまう。
 後半部分、過去の現実の出来事であった、バチカンのミケランジエロの「ピエタ像破壊事件」における犯人に対する扱い方のナゾなどの問題が登場人物たちとの関係に絡ませてあり、現実的なミステリーとして魂に迫ってくる。
 世界中に実在する「涙を流すマリア像」の存在自体がミステリアスなものでもあるが、ファンタジー小説としても捉えられないわけでもない。
 読んでいる途中に何故か「アガサ・クリステイ」が思い出された。
 新感覚のミステリー小説であり、主人公は「マリア様」である。

だいあな
4Y5J2MW0

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