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著者は、十字架のもとにたたずむ聖母マリアに焦点を当て、そのマリアの悲しみはどのようなものだったのだろうかと問いかける。そして、ミケランジェロのピエタとペルゴレーシの『スターバト・マーテル』という、十字架のもとにおけるマリアの悲しみというテーマを代表する彫刻と音楽をミステリータッチに絡ませながら、カトリックとプロテスタントのマリア観を対比させ、そのどちらでもない真実のマリアの心を浮き上がらせていく。それは確かに日本版『ダ・ヴィンチ・コード』と言えるほどに、今まで誰も考えたことのない大変センセーショナルな内容で驚かされるのだが、不思議に心打つものがあった。マリアの本当の心を知りたいという著者の真摯な思いが込められているからだろうか。著者の前作『イエスの涙』も読んでみたくなった。
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ピーター・シャビエル
冬のある日、高校生の藤原道生は教会の聖母マリア像の前で卵型のメダルを拾う。
確かにセンセーショナル
(琴香)著者は、十字架のもとにたたずむ聖母マリアに焦点を当て、そのマリアの悲しみはどのようなものだったのだろうかと問いかける。そして、ミケランジェロのピエタとペルゴレーシの『スターバト・マーテル』という、十字架のもとにおけるマリアの悲しみというテーマを代表する彫刻と音楽をミステリータッチに絡ませながら、カトリックとプロテスタントのマリア観を対比させ、そのどちらでもない真実のマリアの心を浮き上がらせていく。それは確かに日本版『ダ・ヴィンチ・コード』と言えるほどに、今まで誰も考えたことのない大変センセーショナルな内容で驚かされるのだが、不思議に心打つものがあった。マリアの本当の心を知りたいという著者の真摯な思いが込められているからだろうか。著者の前作『イエスの涙』も読んでみたくなった。