人の心の動きを香りとして感じとる力を持つ、高校二年生の香乃は祖母が営む香り専門店『花月香房』に暮らしている。

妖怪の集まるところに笑顔あり！　笑って泣ける、平成あやかし譚―― 作家として人生崖っぷちな妖怪小説家・緒方司貴が訪れたのは、妖怪と縁深い遠野の旅館「迷家荘」。

春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。

新生『エメラルドの探偵』は、ピアスで茶髪な軽い男。

前触れなく人間が消滅し、その痕跡も、周囲の人々の記憶からも消え去ってしまう世界。

喫茶店エメラルドに、金髪碧眼の美少年・ダニエルがやってきた。

元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。

浅草の一角で、町並みに溶け込むかのように佇む栗丸堂。最近店を継いだ若い主人の名は栗田仁という。

就職活動に疲れ切った女子大学生・小野寺美久が、ふと迷い込んだ不思議な場所。

「思わずスープが食べたくなる」と評判のスープ・ミステリー、第2弾です! 東京のとある場所で、早朝のわずかな時間に、ひっそりと営業しているスープ屋しずく。

京都の寺町三条商店街の骨董品店『蔵』でアルバイトを始めた女子高生の真城葵。

ドSな王子様探偵の命令で、女子高生探偵として美久が学校で潜入捜査……!? どんな謎も解き明かすドSな王子様探偵・上倉悠貴から、突然の呼び出しを受けた小野寺美久。

冬の気配が色濃くなってきた11月の京都。

浅草の仲見世通りから少し外れると、懐かしい雰囲気の和菓子屋が見えてくる。

涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結 浅草に夏がやってきた。

ところは福岡・太宰府市。参道でオルゴール店を営む32歳イケメン独身貴族、伊東秀。

小説家の端くれ・緒方司貴のもとに遠野から謎の宅配便が届いた。

三社祭の夜。葵の笑顔に秘められた過去を、栗田は垣間見る。

就職活動に疲れ切った女子大学生・小野寺美久が、ふと迷い込んだ不思議な場所。

真実は絵の中に。呪いの絵画をめぐる美術ミステリー! 英国で図像学を学んだ千景は祖母の営む『異人館画廊』で暮らしている。

今日も今日とて、ゆるり営業中の『花月香房』だけど今日は…雪弥さんが、ちょっとおかしい。

高校二年生になった正太郎。

石橋を叩いても渡らない心配性の高校生・中崎夕也はある夜、七不思議を司る精霊・テンコと出会う。

バカがつくほどケーキが大好きな女子高生・未羽。

正太郎のもとに届いた衝撃的な写真。それは、心を通わせた愛犬の無残な写真だった。

京都、下鴨―。高校生の鹿乃は、旧華族である野々宮家の娘だ。

新たな年を迎え、賑わいを見せる京都。

日本一の歴史をもつミステリーファンクラブ「SRの会」にて国内1位に選ばれた『ボランティアバスで行こう! 』著者の最新刊は、美味しくて心温まるスープ屋ミステリーです! 東京のとある一角。

一月になり大学にも慣れてきた葵だが、京都郊外の伏見にある老舗酒造「幸谷酒造」で修業中の清貴とは、なかなか会えない日々。

小春が祇園で祖母・吉乃の和雑貨店「さくら庵」の手伝いを始めて四か月。

研究第一の理系女子が帰ってきた! 留学帰りの研究者・友永久理子と同棲を始めた保険調査員の江崎は、結婚に向けて着々と準備を進めていくが、二人の生活には様々な問題が……。

人気作家のサイン本に１冊だけ付いた甘いチョコレートの死香。慰安旅行先の旅館で遭遇したセロリの香りと消えた死体。

キャンパスの中心にそびえ立つ時計塔。その最上部の小部屋にある鏡に祈りを捧げると、死者と再会できるという伝説がある。

理学部の排水から検出された覚醒剤。大学内で撮影された爆破動画。

物静かな青年・透と美白猫のアガサが、 謎も心も解きほぐす。 美哉は恋人と別れ、仕事も失い、失意のどん底にいた。

お待ちかねの修学旅行は青い海きらめく沖縄。

女王統治下にある日本。

「自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。

「悠貴君、デートしよう!」突然、禁断の告白をした美久。

「スープ屋しずく」シリーズ第3弾です! 早朝にひっそりと営業している「スープ屋しずく」には、お客が抱えるさまざまな悩みや謎が舞い込んでくる。

人の心の動きを香りとして感じる力を持つ香乃。

京都の寺町三条商店街にポツリとたたずむ、骨董品店『蔵』。

贋作に込められていたのは、本物の気持ち――。心温まるアンティーク物語。

刑事には甘さだって必要です。おかしな刑事コンビが贈るスイーツミステリ! どうしてもスイーツから逃れられない刑事がいる。

京都の陰陽師、出張します! 恋と不思議の大人気シリーズ第9弾! 関東本部から呼ばれた澪人と一緒に、夏の間だけ実家に戻ることにした小春。

涙の数だけケーキを食べよう。

新聞記者・仲尾晴人が病床の祖父・仲尾碧からある一人の女性に渡してほしいと託された一通の手紙―それは、67年前に書かれた、祖母ではない「蓮沼閑子」という見知らぬ女性宛てのものだった。

兵庫県芦屋市。元俳優の海里の職場は、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。

大人気「化学探偵Mr.キュリー」シリーズの著者が描く、科学捜査ミステリー・シリーズ最新作! 科学警察研究所――通称「科警研」の本郷分室の三人の研修生たちは、研修期間が延びたことで、「解決が困難な、不可解で難解な案件」すなわち「面白そうな事件」を選定し、調査

声の色が見える僕は、透明な君に恋をした。

この風変わりな博物館には、古いものだけでなく大切な想いと奇妙な依頼も集まるみたいです。

大学の入学式へと向かう凜香は、道端で何やら猫に話しかけている美貌の男性を見かけた。

文書解読班主任・鳴海理沙の下へ、管理官から機密命令が下された。

雪弥と気持ちを通わせた香乃は、これから築いていく関係に戸惑ってばかり。

東京に住む16歳の小春は、ある理由から中学の終わりに不登校になってしまっていた。

谷中のレトロな街並みの中で、三代続くカメラ屋「今宮写真機店」。