長安牡丹花異聞
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『長安牡丹花異聞』です。 松本清張賞を受賞してデビューした表題作を含む中国歴史短編集です。表題作を含めて唐(周)を描いた作品が多いです。 六作品いずれも歴史考証はしっかりしているようで、その上で物語が面白く、最後には大きなどんでん返しがいくつか待っていることもあり、目が離せません。歴史を知らない人でも予測不能なストーリーの面白さで楽しむことができて、歴史を知っている人は考証の緻密さに感嘆する、といった感じです。また、作者の持つ医学系理系知識も上手く盛り込んである作品が多いです。 完成度でいえばなんといっても表題作『長安牡丹花異聞』が圧巻です。安史の乱での蒙塵をユニークな視点でコミカルに描いた『殿(しんがり)』なども印象的です。他の作品もレベルは高く、ハズレは一本もありません。 評価は文句なしに★5です。 | ||||
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題名をみておわかりの通り、中国を舞台とした時代小説の短編集です。文章に冗長なところはないのですが、どことなく気怠るい雰囲気も漂います。なかなか明かされない謎が絡むからでしょうか?それとも艶ややかな美女のせいでしょうか?とは言いつつも、作品ごとに趣向が異なります。私は表題作に一番惹かれましたが、「殿(しんがり)」という作品の、最後の方にある場面は一幅の絵が想起されて~これもまた楽しめました。中国の風物が今ひとつな方でも、食わず嫌いせずに挑戦してみてください...これから訪れる秋の夜長に... | ||||
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