肉屏風の密室
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巡按御史シリーズ2作目であります。文章のリズムが変わったかな……と思いきや、前作から5年のブランクがあったのですね。 前作よりもミステリ色は強まっており、各編70ページ程度のボリュームに、よくぞここまでと二転三転する展開を詰め込んだプロットはお見事といいたいところですが、その分、煩雑な内容になってしまったような。事情聴取の繰り返しも辛いところ。それぞれ凝った内容だけに、面白さに反映されているとはいいがたいのが残念です。 策師温信純、女賊行雲一味とたびたび登場する悪役も小物感がぬぐえず、物語性という点では消化不良気味。すっきり1話ごとで物語を終わらせた方がよかったのではないでしょうか。これでは一番魅力の悪女呂鳴華のあっけない退場がもったいない。 | ||||
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シリーズ二作目にして やっと主人公たちが動きまわり始めた印象。25才なのに15歳程度にしか見えず侍童に見えるが本当はこっちが御史。男前で美声で拳法の達人で元寝たきり病人、やたらその達人に惚れて付いている女細作。 見た目も実力もとんでもなく強いボディ・ガードの四人組が水戸黄門よりもおっかない権力を持って あちこちのクズ・カス役人を退治するという話です。 前作は細部の設定に説明が必要で まだキャラと行動がバラバラでしたが今回はしっくりと動いています。 ただ日本人小説家の欠点というか「長いものを書くと最後に息切れする」という印象を受けました。露西亜の肉食作家は何十冊と同じシリーズを続けても息ぎれしないのは凄いです。飽きますけどね。 割と作風や対象が重なってしまって評価が割れる井上祐美子氏が新作を書かなくなってしまい 森福さんが一人で頑張ってる感じがします。 巡按御史シリーズはハズレが無いので安心して読み進められます。しかし今の日本にも「先斬後奏の書面」と「金牌」「勢剣」を持って永田町に乗り込んでほしいなあ、と。 | ||||
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