隠蔽捜査

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種別
長編
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あらすじ

2008年01月29日 隠蔽捜査 (新潮文庫)

竜崎伸也は、警察官僚である。現在は警察庁長官官房でマスコミ対策を担っている。その朴念仁ぶりに、周囲は“変人”という称号を与えた。だが彼はこう考えていた。エリートは、国家を守るため、身を捧げるべきだ。私はそれに従って生きているにすぎない、と。組織を揺るがす連続殺人事件に、竜崎は真正面から対決してゆく。警察小説の歴史を変えた、吉川英治文学新人賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

評判

隠蔽捜査の評価:

7.71/10点 レビュー 14件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.71pt

隠蔽捜査の総合評価:

8.73/10点 レビュー 226件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(9pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

隠蔽捜査の感想

東大卒のエリート中のエリートの官僚警察官。
その上常に人を見下した上から目線のため感情移入ができないどころか、むしろ嫌悪感すら抱かせる主人公竜崎の設定。
見事なトリックがあるわけでもなく、派手なアクションがあるわけでもありません。
登場人物の心理描写の描き方が秀逸なため臨場感が半端なく、リアルな緊張感がひしひしと伝わってきます。
それだけでも充分読む価値があるのですが、
序盤は嫌悪感すら抱かせる竜崎の性格が、読み終わる頃にはブレない姿勢が好感度の高いヒーローへと変貌している不思議。
更に清涼感抜群の読後感。
見事すぎます。
続編も是非読みたいと思います。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.3
(9pt)

隠蔽捜査の感想

警察官僚が主人公というのも新鮮。
前半はなんだコイツは、という人物像が読後にはここまで自分の信念を貫ける人って、現実ではお目にかかったことがないので、純粋にすごい!こんな人と仕事がしてみたいと思える。

爽快です。読んだその足で続編を買いに行きました。

のきま
PLEETMYE
No.2
(9pt)

隠蔽捜査の感想

すがすがしい気分となった。悪いことを隠そうとすると、自分だけでなく、周りも騙す必要がある。しかし、罪をきちんと受け止めれば、周りにもその影響を与え、変えることができる。ごまかすだけの人生よりも、正々堂々と生きる大切さを教えてくれた作品でした。

ビッケ
K1LY4PU3
No.1
(9pt)

キャリア官僚の視点で描かれた見事な警察小説

現場の刑事達ではなくキャリア官僚の上層部視点で描かれた
警察小説というのが興味を惹きました。

登場する人物も、参事官や刑事部長、刑事局長など。
現場の刑事さんは殆ど出てきません。
あまり見なれない舞台がとても新鮮でした。

主人公の竜崎もキャリア官僚の1人。
ページの初頭から、
「俺は東大で、東大以外は脱落者」
「国を守るのが俺の仕事だ。」
と、主人公竜崎のエリート思考を突きつけられます。

人を突き放したような性格の主人公ですが、
読み進めると、信念の通った思考と行動がいくつも見られ、
いつの間にかこの主人公に魅了されてしまいました。

ミステリーでお馴染みの興味を惹かせる謎やトリックは皆無ですが、
複雑な組織関係や上層部達の心理模様で最後まで一気に読まされます。

誘惑などの雑念に負けず、自分の信念を貫き、
正しい事を実行していく竜崎がとても格好よかったです。

シリーズ展開されているので続編も楽しみです。

egut
T4OQ1KM0

Amazonレビュー

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未読の方はご注意ください

No.212
(5pt)

面白い

面白い
隠蔽捜査 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 隠蔽捜査 (新潮文庫)より
4101321531
No.211
(5pt)

東大卒の警察庁キャリア官僚が主人公という全く新しいタイプの警察小説

『隠蔽捜査』(今野敏著、新潮文庫)を読んで感じたことが、3つあります。

第1は、これは全く新しいタイプの警察小説であること。現場叩き上げ刑事がこつこつと捜査を続け、犯人を追い詰めていく従来の警察小説とは異なり、本作品の主人公は東大卒の警察庁キャリア官僚(警視長)で、しかも同期の出世頭なのです。

第2は、警察組織におけるキャリアとノンキャリアの昇進格差、キャリア間の出世競争、縦割り組織の弊害などの実態が生々しく描かれていること。警察組織ほどではなくとも、大企業も似たり寄ったりの状況でしょう。

第3は、殺人事件の被害者2名が、1988~1989年の女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人に擬せられているため、鬼畜にも劣る奴らに天に代わりて鉄槌を下した犯人に、思わず共感を覚えてしまったこと。犯行時少年ということで、奴らが短期間で出所してくることに強い怒りが込み上げてくるのは私だけでしょうか。

第1の殺人事件の被害者は「1980年代の終わりに足立区で起きた、誘拐、監禁、強姦、殺人、死体遺棄事件の実行犯の一人です」。

第2の殺人事件の被害者は「綾瀬署の殺人事件の被害者、保志野俊一と同一の過去の事案で逮捕され、服役していたことがわかった」。

第3の殺人事件の被害者は「綾瀬署と埼玉県警の事件の被害者は、過去の同じ事件の加害者だったが、今回はまったく別の事件の加害者だった」。

この3件の殺人事件の犯人は現職の警察官である可能性が高いことに、警察庁長官官房の総務課長・竜崎伸也は気づきます。この警察組織にとっての一大事に竜崎はどう対処するのか!

同じ頃、竜崎は、浪人中の息子が麻薬所持・使用している場面を目撃します。警察官の家族としてあってはならない不祥事に竜崎はどう向き合うのか!

日本の警察組織に竜崎のような硬骨のキャリア官僚が何人いるのでしょうか。

この作品に気づかずに今日まで過ごしてきた迂闊な私に喝!
隠蔽捜査 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 隠蔽捜査 (新潮文庫)より
4101321531
No.210
(4pt)

面白いが。階級が。

本省(警察庁)課長は警視長であるので年齢的には出世コースにいたのだが。
同期の私大出の伊丹が警視庁部長は警視監ポスト故あり得ないですね。
隠蔽捜査 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 隠蔽捜査 (新潮文庫)より
4101321531
No.209
(4pt)

警察小説のレジェンド今野敏入門作

警察小説ならやはりこの人、今野敏先生。テンポ良い展開とリアルな描写は、読者を物語の奥底へと引き込みます。
一冊読むとシリーズをコンプリートしたくなること間違いなし。
まずはこの「隠蔽捜査」から今野敏ワールドへとハマってください。
隠蔽捜査 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 隠蔽捜査 (新潮文庫)より
4101321531
No.208
(5pt)

面白かった

テレビドラマは何度か見ましたが、初めて著者の作品を読みました。とても面白かったです。竜崎総務課長のキャラがとても良いです。引き続きシリーズを読みたいと思います。
隠蔽捜査 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 隠蔽捜査 (新潮文庫)より
4101321531

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