愚者の街
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長編
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評判
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愚者の街の総合評価:
9.33/10点 レビュー 3件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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社長の高成を殺した真犯人を、
高成を殺したと思われて逮捕された田沢の甥である広司とともに追う・・・というお話。
主人公の村岡洋は、大変に魅力的な青年です。
文中で語られていますが、
若いくせにひどく老成していて、良い車に乗るという以外に
殆ど欲望というものがありません。
しかも、北方ハードボイルド作品には珍しく、
「飛竜拳」という必殺技を使う青年です。勿論、凄腕。
死んだ社長の仇討ちという目的のお話だからムチャクチャ面白いのに、
この作品は終盤にとんでもない大どんでん返しが待っています。
詳細は伏せるけど、
要は村岡洋・田沢広司、この二人が途轍もない甘ちゃんだったということ。
北方謙三氏の作品の主役とは思えないほどに大甘ちゃんで、
終盤、(うっそおおおお!?)と唸ってしまった。
物語は面白いし、
「老犬トレー」の高樹警部も出てくるんだけど(高樹警部も二人の甘々ぶりに驚いてた)、
とにかく終盤で腰砕けになるほど悲しい作品だということは疑いないです。