冤罪法廷
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あらすじ
無実の死刑囚、死なせてなるものか――。法廷サスペンスの巨匠グリシャム、新境地へ!冤罪と思われる死刑囚・終身刑収監者の事件を徹底的に再調査し、無実を証明、彼らを自由の身にすることを専門とする、ほぼボランティアの法律事務所〈ガーディアン・ミニストリーズ〉。専任の弁護士であり聖職者でもあるカレン・ポストの毎日は過酷だ。強姦殺人容疑で死刑宣告されている受刑者を処刑直前で執行延期へと持ち込み、一方では22年前の弁護士殺害事件を掘り返し、証人の説得に奔走する。結果、真犯人グループの麻薬カルテルの闇にまで切り込んでゆく羽目に。自身の危険もかえりみず無辜の者たちを救おうとするポストの祈りはとどくのか――。実在の人物と事件を下敷きに、巨匠が新境地に挑んだ超絶スリリングな法廷サスペンス。(「BOOK」データベースより)
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評判
冤罪法廷の評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
冤罪法廷の総合評価:
9.67/10点 レビュー 9件。
感想一覧
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本書でもアメリカの刑務所には、数千人ほども冤罪者が存在すると記述されていた。
アメリカでの冤罪者が多さは地域差もあるだろう。
大昔の映画『夜の大捜査線』も南部の田舎町での殺人事件を、乗り換えのため駅で待っていたニューヨークの敏腕刑事(シドニー・ポワティエ)が犯人として逮捕されたが、身分が判明して事件を解決してゆく物語だった。
今でもこの映画と変わらないようなお粗末な警察捜査がアメリカの地方では存在しているように想像できる。(都市部でももちろんだが、法機関は地方より多少は機能していると思う。)
日本の警察や検察の失態も多くあるから、アメリカの悪口を言えるような状態ではない。
日本では、弁護士同席も記録(ビデオも録音)もなく、自白させて有罪にした冤罪者は数知れないと想像している。
本書『冤罪法廷』は、グリシャムがアメリカ法制度の瑕疵を問題提起した優れた小説である。
グリシャムのWikipediaを閲覧したら、未訳のものが多くあったので翻訳出版が待ち遠しい。