父と私の桜尾通り商店街
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短編集
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あらすじ
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評判
父と私の桜尾通り商店街の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 D ランク
父と私の桜尾通り商店街の総合評価:
7.38/10点 レビュー 29件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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違和感を抱えて生きるすべての人へ。不器用な「私たち」の物語。
桜尾通り商店街の外れでパン屋を営む父と、娘の「私」。
うまく立ち回ることがきず、商店街の人々からつまはじきにされていた二人だが、「私」がコッペパンをサンドイッチにして並べはじめたことで予想外の評判を呼んでしまい……。(「父と私の桜尾通り商店街」)
全国大会を目指すチアリーディングチームのなかで、誰よりも高く飛んだなるみ先輩。かつてのトップで、いまは見る影もないなるみ先輩にはある秘密があった。(「ひょうたんの精」)
平凡な日常は二転三転して驚きの結末へ。
『こちらあみ子』『あひる』『星の子』と、作品を発表するたびに読む者の心をざわめかせ続ける著者の、最新作品集!
収録作品
・白いセーター
・ルルちゃん
・ひょうたんの精
・せとのママの誕生日
・モグラハウスの扉(書き下ろし)
・父と私の桜尾通り商店街
*
最初に疑問に感じたのは、表題作が何故に最後かということ。
最後に分かった気がした。最初からの5編は、日常から異質な世界へいつの間にか入っていっているような、抜け出せない穴にハマってしまっている。
しかし(ネタばれます注意)、最後の表題作で、そこから抜け出せるようなニュアンスでもって、全てが終わる。
鑑みてみれば、最後だけが、これまでとは違った結末なのかもしれない。
作家さんの本をずっと読んできてみれば、暗い要素の持ち味を失うことなく、明るい未来や希望を持てた終わり方だったように思う。
巧い作家さんです。
明るい表紙などの見た目で、反対である暗さ、そのギャップがまたいい味がして、面白い。個性派なので、嫌い、合わないという方も勿論ありでしょうね。
人間だって、好きな人間と嫌いな人間がいます。
一生懸命さが痛々しいというか、見ていられない、でもそこが魅力だと思うと作品に対し、作家さんは振り返りでそう述べています。
誠実で、真っ直ぐなんですよね。危うい場面もしっかりと見ている。
あまり人前に出てきそうにない作家さんでもありますが、マイペースでも、書き続けてほしいです。