ヒーローの選択

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種別
長編
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880回
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あらすじ

2019年03月15日 ヒーローの選択 (講談社文庫)

契約件数ワースト記録を更新中の負け犬セールスマン・清水勇介は、飛び込んだ安アパートで小学校時代の旧友である小山田と再会。契約につられて部屋にあがったのも束の間、小山田がラジカセから流したラップは、清水との再会を予言していた。さらに小山田は、八四一年後に世界が終わると言い、それを防ぐ手伝いを清水に迫ってきた! めくりめく展開に一気読み必至の傑作群像ミステリー!(「BOOK」データベースより)

評判

ヒーローの選択の評価:

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ヒーローの選択の総合評価:

7.00/10点 レビュー 2件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2
(4pt)

私はこの小説を「買う」選択をした。

裏書に群像ミステリとあるが、どちらかというと群像ファンタジーである。
作中に出てくる全能の予言者と、世界を破滅に導く為に生まれ変わり続ける女性、という現実にはありえない2人の存在を受け入れさえすればこの小説はすごく楽しめる。小説にリアリティーを求める人はスルーしたほうがよいかもしれない。

前述した2人の登場人物以外は現実的であり、主人公清水勇介はどこにでもいる平凡なサラリーマンである。
主題は、世界の未来はもう既に決まっているのか、それとも自分の選択でいくらでも変えられるのか、いや自分の選択自体もあらかじめ運命として決まっているのか・・・という答えの出ない哲学的な問いである。また正義とは、悪とは何かという非常に難解なテーマも内包されていたりするので、軽いタッチの作品の割りに結構考えさせられることが多い。最後はきちんとスッキリとまとまっているので、読後感もいい。個人的な感想になるがこの作家さん文章がかなり上手い。読みやすいというよりも場面場面の景色がはっきり浮かんでくるような感じ。

私はこの小説を「買う」選択をしたが、楽しい有意義な読書体験だった。
ヒーローの選択 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヒーローの選択 (講談社文庫)より
4065142458
No.1
(3pt)

散らかりすぎてぼんやりとした読後感

予言というファンタジ要素や寓話を交え,そこへ内外,過去と密接に絡み合う人間関係,
さらには終盤での連鎖や伏線の改修など,その作風は伊坂幸太郎さんを思い起こさせます.

反面,やや詰め込みすぎにも思え,章の合間ごとに各人の掘り下げが行われるのですが,
限られた範囲で回る物語も含めて見えづらく,そして詰め切れていない部分もチラホラ….

自分ではヒーローになれないことに気付き,かといって誰かが来てもくれない現実で,
みなが面倒や事情を抱える中,毎日を懸命に生き抜く人たちの小さな選択の一つ一つが,
噛み合い,反発もし,やがて大きな奇跡に,そしてそれを意識する様子は印象的でしたが,
いささか話が散らかりすぎたようで,ぼんやりと強い何かに欠ける読後感が気になりました.
ヒーローの選択 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヒーローの選択 (講談社文庫)より
4065142458

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