ミュウ・ハンター 最後の封印
- ウイルス (65)
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変異型HIVウイルスにより生まれた人型生命体ミュウの真相巡るアクション小説。なのですが、正直あんまり面白くなかったです。というのも今野氏の普段の警察小説に見られる展開の緻密さ、真相に迫る緊迫感、ストーリーの重厚感があまり感じられないのです。戦闘シーンの書き込み、気迫は流石氏だなと思いましたが、終始自分がただ傍観者であった感が否めません。ラスト数十ページで黒幕が明かされたとき"多分これおもんないわ"と諦めかけました。ラストも唐突すぎて締まりが悪かったように見えます。隠蔽捜査シリーズとか氏の警察官僚系の小説をよく読まれる方には相当物足りないはずです。 | ||||
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Amazonで見ると1988年5月に初出版。その後2009年11月に徳間文庫版、そして新装版として同じく徳間文庫から2022年10月に出版されたのが本書。 タイトルは薄っすらと記憶があったので2009年の初文庫版で読んだはずだが、結局最後まで当時の記憶が蘇らなかった。言い換えれば、その程度のレベルの作品。 その程度の作品とは、初期の今野敏作品にありがちな、話を膨らませるだけ膨らませて風船が萎む様に急速に話が収束してしまうという意味。 左手のページ数が残り少なくなった感触の中で、どうやって話を纏めるのだろうと期待感が高まるが、一気に撤収してしまい、え?と言う読後感になってしまう作品が多かったのが初期の今野敏作品。 本書は、HIVウィルスに感染した人間がミュウ(ミュータントからの造語か?)と呼ばれ、それぞれの国で隔離される。ところが感染によって特殊能力を身につけたミュウは、なぜか世界同時多発的に隔離施設から脱走してしまう。 その脱走したミュウを発見し、殺害する事を請け負うミュウハンターと、政府側の組織としてミュウハンターに敵対し、ミュウを保護と言う名目で捕獲する組織との攻防を描いた作品。 伝奇モノ、格闘モノ、武器モノ、武術モノと、今野敏作品でお馴染みのジャンルが勢ぞろい。言い換えれば得意ジャンルを集め過ぎたので、どれもが中途半端。李書文と聞いても中国武術の歴史に詳しいか、今野敏作品を愛読している人でなければ「誰それ?」状態だろう。 人気作家となった現在、過去の作品を掘り起こせば一定の販売数は確保出来るだろう。でもAmazonレビューでもそこまで評価が高くない本作品を出版するよりは、covid-19(新型コロナ)が進化して“新ミュウ”が出現した近未来を描いた作品を出版した方が面白いと思うのだが。 | ||||
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世界には、知るべきことと、知らないない方が良いこともある。 他人に踊らされる人と、踊らす側の人がいる。 情報は力なり。 人は皆、他人には見せないものを持つ。 どんな手段を使おうが、結果を出せばいい。 「最後の戦慄」が続編。 ←こっちの方が・・・。 | ||||
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「隠蔽捜査」シリーズにはまって以来、今野敏のシリーズ物を読み漁って辿り着いた近未来小説。壮大な空想に基づきスピーディな展開に引き込まれて一気に読み終えた。著者ご自慢の銃火器や武術の知識の披瀝により、世紀末の未来に於いても暴力に対峙する手段は唯一暴力のみ、と言う相変わらずの暴力賛美と悍ましい物語の設定に一種スッキリしない読後感が残った。 | ||||
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一頃大騒ぎしたエイズ,HIV騒動の真相は今や闇の中になってしまった感がありますが, エイズ騒動の真相と顛末の概要を教えていただいた感があります。 まるで未来小説のような紹介記事は当たってなくコロナ騒動はまた異次元の不可解さがあります。 上部だけしか報じないマスコミ報道を信じ切っている人には本書は向かないかも知れません。 問題になった当時から事件そのものに不自然さはありました。 常に当たらずとも遠からず真相に近いフィクションを著者は描いてきたので,ウイルスについて改めて考えさせられました。 | ||||
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