幽霊屋敷の謎
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
幽霊屋敷の謎の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
幽霊屋敷の謎の総合評価:
8.67/10点 レビュー 6件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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3歳ほど年上の親友へレンから老齢の親戚母娘が住む屋敷に幽霊が出没するという怪事件の依頼を受けた少女探偵ナンシーは、折しも怪しい弁護士から鉄道建設に係わる案件で父カーソンの身に危険が迫っていると不気味な警告を受けて依頼を引き受けるかどうか迷ったが、父にOKをもらってやっと決心が着き早速ヘレン共々現地へと調査に向かうのだった。
今回の謎は最初から如何にも怪しい人物が登場して悪役その物の存在感を示していますのでそんなに複雑なからくりではありませんが、やはりおぼろげに幽霊の正体の見当はついていてもそう簡単に尻尾をつかませない神出鬼没の輩に対してナンシーが友人ヘレンと共に何度も苦労し負傷しながらも執念で事件の全貌を暴き出す小気味良い活躍が最大の読み所でしょう。しかも今回は中々解けない謎に加えて旅先で父親カーソンが悪党に誘拐されてしまうという大きな心配ごとにもじっと耐えて冷静に思慮深く行動するナンシーは本当に頭が下がる思いの立派さですね。また犯人一味への尋問では心のこもった訴えや脅しではなく寛容さを見せて接する態度に誠に感心させられました。細かい事ですがまだ若い少女が主導権を握ってあれこれと指図したりする事が気に入らない大人は悲しいけれど実際には何処の社会にもいるものですが、児童小説という事もあってそんな者は登場させず素直に少女探偵の力量を認めて従う潔さもとっても気持ち良く感じましたね。それから自分より年上のヘレンがともすれば怯んで何度も逃げそうになるのをその都度しっかりと励ましてがんばろうよと説得する勇気と信念に満ちた態度にも心を打たれましたね。誰もが好きにならずにはいられないナンシーは根がそれ程悪くはない悪者の心をも動かして善の方向に導くという人間的な魅力に溢れていますね。どんなに困難な事件でもスパッと解決してくれそうな頼もしいナンシーは続巻以降の活躍にも大いに期待が持てそうで読むのが非常に楽しみですよね。