ホテル・カリフォルニアの殺人
- ホテル (42)
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まだ半分ほどしか読んでいませんが… 音楽の知識が豊富なようで随所に活かされていますが、残念ながら私の方に知識がなくピンとくる箇所がほとんどありません。 そこは仕方がないのですが、それをおいても読み進めるのが苦痛で、トリックや動機などに関係なさそうな文は読み飛ばすようになってしまいました。 具体的には、 ・一般人の主人公がもっともな理由もなく警察の捜査に加わり、何故か偉そうに意見までしている ・行きずり程度の主人公に人手不足という理由でホテルのあらゆる書類整理を頼む展開 ・若者設定のはずだが主人公の口調が古くさい(他の人も似たり寄ったり) ・無駄そうな会話や描写が多くテンポが悪い、さらに面白みもない など、ツッコミたい箇所が度々あり集中できません。 時間を無駄にしたくない方は読まなくて良いと思います…。 | ||||
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ほめていた人がいたので買ってみたが、ミステリとして以前に小説としてつたなすぎる。 トリックの中には、面白いものもあったが、それだけ。買ってまで読むほどの品質はない。 「ほめていた人」は解説者だった。 | ||||
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砂漠に立つ館で起きる連続殺人、密室、謎解き……古典的な本格ミステリを楽しみたいという方におすすめです。 | ||||
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『このミステリーがすごい! 』大賞・15周年記念の特別企画“超隠し玉"。 砂漠の真っただ中に孤立する、金持ち専用の高級リゾートホテルで起こった連続怪死事件の顛末であります。 「ホテル・カリフォルニア」は砂漠で遭難してホテルにたどり着いた主人公が心酔するイーグルスの代表曲のイメージに重ね合わせたもの……だったはずが、特に説明のないまま、ホテルの正式名称になってしまっていたりするのは御愛嬌(笑) 各章題がイーグルスの楽曲から採られるなど、イーグルスへのオマージュたっぷりで、それでいて湿っぽいところのない直球勝負の本格ミステリ。著者と同じ昭和50年世代なもので、読書中はずっと脳内BGMでイーグルスの楽曲が流れておりました。 舞台はアメリカ、登場人物は主人公トミーを覗いては全員外人……といった設定は新人賞関係のデビュー作ではしばしば見かけるもの。多くの場合、気負い過ぎやぎこちなさがついてまわり、読みづらい、とっつきにくいということになっているのですが、本書はもともと突飛な設定の上、軽妙な筆運びは抜群のリーダビリティーでして、まるで水が流れるようによどみなく読み進めることができます。あまりにするっと読めてしまうので、内容が頭に残らないくらい(汗)。 そして何より、本書でびっくりさせられたのはシンプルなストーリー構成。事件が起こる→捜査を進める→推理を展開する、ホントにこれだけ! キャラクターの掘り下げもロマンスも人間ドラマもまったくございません。描写も最小限で、ホテルの関係者や泊まり客はたくさんいるのにほとんど物語に姿を見せることもなく、登場するのは主人公のまわりの人間ばかり。いっしょに遭難した面白黒人のジミーも気づいたらすっかり影が薄くなっており、ほとんどトミーと警察代表のボガード警部の二人だけでお話をまわしているような印象すらあります。プロットにもまことにムダがなく、作中の出来事や発見にはどんな意味があったのかときっちり後で回収されているのが素晴らしい。 主人公トミーは「ミュージシャンにはひらめきがある!」という謎のアピールで警察に探偵の売り込みをかけ、警察の捜査に加えてもらうことに。警察の目から見ると、ホテルにとって「部外者」といえるのは彼らだけなので、捜査への協力が期待できると判断されたということでしょうか。イーグルスの楽曲からインスピレーションを得て犯罪に用いられたトリックを見破る……というベタで強引な設定ながら、音楽の専門家が考案したトリックにミュージシャンが挑戦するという構図もあって、意外に納得のゆくものに仕上がっております。音楽に関する解説も、マニアックでありつつ、難し過ぎないレベルに抑えてられていて絶妙な塩梅。 徹底して作り物として構築された舞台設定での推理ゲーム。深みのある物語ではございませんが、通勤、通学の電車の中を楽しく読ませてもらう分には申し分なし。 | ||||
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郵送で届いたその日に一気に読み終わりました。 まず文章がとても読みやすい。これは高く評価できます。 本格物としては中道ですね。 館とか密室殺人とかを扱い、ちまたでは「もうトリックは出尽くした」という意見もある通り、本作も極度に独創性があるわけではないです。実際、これに近いトリックの作品(ゲームですが)を知っています。 ただ、このミス大賞では本格を出版するのは初なので興味深く読みました。 同じく音楽を扱った「さよならドビュッシー」と違い歌姫が歌を歌うようなシーンはほとんど出てこなかったな。少しは出てきた方が「まさにホテル・カリフォルニア」と思えたかもしれません。 | ||||
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