フィッシュストーリー
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種別
短編集
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あらすじ
外部リンク
評判
フィッシュストーリーの評価:
6.43/10点 レビュー 7件。 C ランク
フィッシュストーリーの総合評価:
7.24/10点 レビュー 101件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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それぞれ独立した物語、「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」の四編からなります。
・・・
取り敢えず、ページをつらつらとめくっているうちに、速攻没入しました。
たまに顔を上げてトイレ休憩などしながらふと思ったのは「いかにも初期っぽい作品だなあ」ということ。読了後、終わりの解説を再読すると、単行本出版は2007年とのこと。デビューして数年の作品ですね。
この頃の作品というと、シュールで奇想天外、異時代で物語を構成、洒脱で知性を感じさせる会話、作品をまたぐ登場人物、そして登場人物の核に性善的な強さが見える、といったところが特徴であると感じます。
例えば、今回も大活躍の泥棒の黒澤氏。『ラッシュライフ』にて主役級の活躍の彼ですが、「ポテチ」では後輩やその彼女のサポートをしたり、「サクリファイス」では金田一少年よろしく古い村落の習俗を暴いたり、大活躍。でも人を傷つけない優しさ?が見え隠れ。
またフィッシュストーリーは、場面がシャッフルしますが、徐々に時間軸が飛んでいることに気づくことでしょう。このパズルのピースが徐々に埋まっていくかのような理解の進捗の快感こそ伊坂作品の真骨頂!?
「フィッシュストーリー」は、売れないバンドが生み出した迷曲が地球を救う、というなんとも壮大な話。マネージャーの岡崎さんが連れてきた敏腕プロデューサー谷が、実はそのバンドのことを大いに評価していると分かるのが、根は「いい人」が多い伊坂作品らしいです。
・・・
ということで一か月ちょっとぶりの伊坂作品読了でした。
伊坂作品、本当に好きです。
面白い。グイグイ読ませて、展開も面白く、それでいて何だかほっこりする展開に落とし、締める。今回もそれですよ。
単純に読んでいて面白いので、多くの人におすすめできる作品かと思います。読書嫌い、活字が苦手な人に読んでみてほしいなあ。どう反応するんだろう。