米中対決 見えない戦争
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小説の大筋の着想は目新しいと思うのでとても良いのですけど、マネーゲーム戦争やサイバー戦争の中身の描写になると、たぶん作者のかたが取材された専門家っぽいかたが、それぞれの分野で1人づつなのではないでしょうか。 それも専門家というよりは、あまりその道を経験されたことのない、むしろ外野から眺めて聞きかじった話を自分が詳しく知っているように振舞っているだけの物知り博士的な評論家のかたではないかと思います。 ですからそれぞれの方面の仕事の当事者になったことが無いかたがお読みになられたら多少はドキドキできる可能性もあるかもしれませんが、自分がどちらかに関係した仕事を経験してしまった読者が読んでしまうと・・(考えてみれば当たり前ですけど)「うーーん」と違和感を感じてしまうと思います。 作者の方はどちらの方面にも関わったことがないかたですから、直接関わっていない評論家のかたから聞いた話でもそのまま鵜呑みにされて書かれているのでしょう。 小説ですから変に細かいことを気にせずエンターテイメントとして楽しめればよいわけで、私のように重箱のスミをつつきながら読むのは不健全であり、小説として(無条件で細かいことは気にせず)楽しめるかたなら5つ星になるかもしれません。 お話としては目のつけどころがとても良かったと思いますので、楽しめるかたにとってはものすごく楽しめると思います。 せっかく着想良かったのだから、どうせなら、もっと万人が読んでも真に迫ることができるようにマネーゲーム戦争にしろサイバー戦争にしろ、その関係の仕事をしている人を何人か紹介してもらって深く、かつ幅広く取材したうえで、興味を持てるエピソードを創作で膨らませるようにしてくださったら、またこの作者さんの小説を読ませていただきたいと思います。 今回は残念ながら「うーーむ、これ評論家がいい加減な知恵つけたな」という箇所が目立ったので星3ケです。 私のような、自分では小説を書けもしないヤツがエラそうなことを申し上げて本当に申し訳ありませんが・・・・ この小説には(このこと自体は別にとりたてて目新しい話題でもありませんが)「中国人の多くの人は世界の人と本当に仲良くしたいと思っているんだ」とか「武力衝突ばかりが戦争じゃなくて社会的な基盤で相手を困らせるやり方は(武力衝突現場以外に深く効いてくるから)むしろ社会生活を直撃する」とかそういうことが書いてあるので、そういう点は違和感なく読めました。 こういう小説がこれから増えてくるのでしょうね。 | ||||
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背表紙だけを見て購入しました。読み始めて、飛行機も軍艦も出てこないのに「あれ? 期待していたストーリーではない」と思い、再度表紙を見ると「−見えない戦争−」とサブタイトルが書かれていて納得した次第です。 読み進めていくと主人公の突飛な言動が鼻につきましたが、1/3ほど読んだ辺りから物語に引き込まれていき、上海での結末に胸を撫で下ろし、エピローグでほっと息をつきました。 いずれにしても読むなら今という本で、5年もたてば世界が変わってしまって、この面白さは味わえないでしょう。 | ||||
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軍嫌いではみ出し者でケンカっ早くて純情で。けどイメージ力と分析力と発想力はある。そんな主人公が、ケンカの傷の痛みに耐えながら中国からの挑発にみごとにやり返す。アメリカ人も同盟国の日本人も読んでおもろいだろう。 | ||||
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