(短編集)
シンデレラスター殺人事件
- 芸能界 (48)
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六編を収めた短篇集で、うち四編が今はなき学研の学年誌『中三コース』に昭和44年 から46年に連載されたジュブナイル・ミステリーである。連載誌のカラーに合わせ作者 お得意の濃厚な情事は描かれないし、おなじみの救いのない結末ではない。うち三編 では中学生が探偵の役割を果たしている。連載分をそのまま載せたのか、ふりがなが 多くつけられているのも特徴。中学生向けといってもそこは小説職人の森村誠一だから、 大人が読むに堪える水準は維持されていて、いずれも最後にどんでん返しを用意して いる。それにしてもいろんな仕事を引き受けていたのにも驚くが、この時期の多作ぶり は鬼神のごとくである。しかも六編とも独自のトリックを下敷きにしているのが見事だ。 『雪の湖殺人事件』は『女性自身』誌、『545M列車の乗客』は『日刊スポーツ』に共に 昭和46年に書いたものだが、いずれも企画ものだったのか読者に真相を問う趣向で ある。前者はなんなく分かったが、後者は時刻表トリックなのだが状況説明が微妙で すっきりしない解答だった。いつもの毒こそないが、ひねりを効かせた短篇集である。 | ||||
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六編を収めた短篇集で、うち四編が今はなき学研の学年誌『中三コース』に昭和44年 から46年に連載されたジュブナイル・ミステリーである。連載誌のカラーに合わせ作者 お得意の濃厚な情事は描かれないし、おなじみの救いのない結末ではない。うち三編 では中学生が探偵の役割を果たしている。連載分をそのまま載せたのか、ふりがなが 多くつけられているのも特徴。中学生向けといってもそこは小説職人の森村誠一だから、 大人が読むに堪える水準は維持されていて、いずれも最後にどんでん返しを用意して いる。それにしてもいろんな仕事を引き受けていたのにも驚くが、この時期の多作ぶり は鬼神のごとくである。しかも六編とも独自のトリックを下敷きにしているのが見事だ。 『雪の湖殺人事件』は『女性自身』誌、『545M列車の乗客』は『日刊スポーツ』に共に 昭和46年に書いたものだが、いずれも企画ものだったのか読者に真相を問う趣向で ある。前者はなんなく分かったが、後者は時刻表トリックなのだが状況説明が微妙で すっきりしない解答だった。いつもの毒こそないが、ひねりを効かせた短篇集である。 | ||||
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この作品は…何ということでしょう。 彼の作品として特徴的な色気、は 1つの作品を除いて出てきていません。 ただし社会の厳しさは一部作品で 最後のみ描かれています。 一番の作品は 事件を解決した!!と思ったら 最後にとてつもない事実が出てくる 「殺意の交差路」があります。 終わった、と思って油断しないでくださいね。 表題作も 上記の作品と同様に 事実が二重三重と入り組んでいます。 なので最後に出てくる真実には 驚かされることでしょう。 基本的に短めの作品ですが 山岳作品、 人の恨みつらみなど いろいろなものが出てくるのであきませんでした。 | ||||
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