(短編集)

東西南北殺人事件



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初公開日(参考)1982年04月
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東西南北殺人事件 (講談社文庫)

1984年07月31日 東西南北殺人事件 (講談社文庫)

警視庁捜査一課の迷惑男・大貫警部がもたらした驚くべき連続殺人事件の情報。それは何の関連もない三つの事件なのだが、大貫によれば事件の起きたのは全て金曜日、被害者の名字が東・西・南…トーゼン次の金曜日に北某が殺される!?鼻クソとばしフケとばし、ハタの迷惑かえりみず事件を混迷にみちびく愛すべきアンチ・ヒーロー大活躍の傑作集。 (「BOOK」データベースより)




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No.6:
(2pt)

著者の悪さが露呈している作品。

著者は確かに人気の作家です。
だけれども、あるシリーズでその年代にはそぐわなさ過ぎる
主人公の純真さを台無しにすることをやってのけたので
それ以来、どうしても拒絶反応が出てしまいます。
(もちろん、それを匂わせない作品もあり、それは読むに値します)

この作品も、その悪さが残念ながら露呈しているのと
凹凸コンビの掛け合いがうまく文中で機能しないために
ギクシャクしたものになってしまい、
読むのに非常に苦労させられるものになってしまいました。

救いなのは愚者のきわみである大貫警部の
相方である井上がかろうじて良心を保っていることでしょうか。
ただし、この井上も何というか不幸の虫につかれているんですよね。
特に女性には何度も苦しめられます。

大貫警部の暴走があまりにも過ぎてしまったがために
真相部分は面白いものの
読者をしらけさせる結果となってしまいました。
色香の使い方が正直著者はあまりうまくないんですよね。
使わないほうがずっといい作品になるように思います。
東西南北殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:東西南北殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061810057
No.5:
(3pt)

シリーズ第一作

傍若無人な警官を主人公とした大貫警部シリーズの第一作。
このころは、まだタイトルが四字熟語で統一されていなかった。

典型的殺人事件…おばさんのヒステリーにしどろもどろになる大貫。もっと後の作品なら「うるさい!黙れ!」と怒鳴り返していただろう。また上司に密告されてもどこ吹く風だったはず。この頃は設定が固まってなかったのねー。

迷宮入り殺人事件…あー、この女子大生をヒロインとしてレギュラー入りさせる予定でもあったんだろーなー。結局この回のみの登場。

本人殺人事件…27歳の女スリって「びっくりするほど若い」かなあ?

まあ、この頃はまだ投げっぱなしも少なかったと思わせる。これから酷くなるんだ…。
東西南北殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:東西南北殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061810057
No.4:
(5pt)

大貫と井上の二人組

警察官の大貫と井上の二人組。
いいかげんな先輩と,生真面目な新人。

生真面目とはいうものの,警察官にしては,ざっくばらんなところもある。
本当に、ただ生真面目なだけではやっていけないことが推測できる。

女性の登場するのは,被害者や犯罪者やその関係者だけなのがちょっと寂しい。
そのあたりが,三毛猫ホームズシリーズよりも人気がいまいちのところかも。

赤川次郎作品は,透明感のある女性の主人公が必須かも。
それでも楽しさは、大満足。

栗本薫が解説を書いているので星6つにしたいが,指定できないのが残念。

ps.
赤川次郎を読むようになったのは,栗本薫が赤川次郎の作品の解説を書いているのを見てからです。
栗本薫が好敵手として意識しているのを知ってから,全作品読破しようと思いました。
東西南北殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:東西南北殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061810057
No.3:
(3pt)

あっさり読める短編が4話。

大貫警部シリーズの1冊目だそうです。

『典型的殺人事件』
『迷宮入り殺人事件』
『本人殺人事件』
『東西南北殺人事件』
といった短編が4話収録されています。

このシリーズを読むのは2冊目ですが、
大貫警部がほんとに鬱陶しいです。

思いつきでしゃべって変な方向へ話を進めていきますし、
事件が進展すると
「予想通り」「わかっていた」
というふうなことを口にしたり。

結果的には事件は解決していますが、
名警部なのか迷警部なのかよくわかりません。

わざとこの様な設定にしているのはわかりますが、
ガサツで自分勝手な主人公というのは好きになれませんね・・・。

個人的には『迷宮入り殺人事件』は好きな方ですが、
それ以外は特に面白いとは思いませんでした。
(『迷宮入り殺人事件』は
 20年前の殺人事件を再捜査し、
 真実を突き止めていく話です)

文章は読みやすくあっさり読めるので、
暇つぶしには良い本だと思います。

本全体の評価としては星3つです。
東西南北殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:東西南北殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061810057
No.2:
(2pt)

何故、この設定を ?

赤川氏は多彩なシリーズを持っている事は周知の通りで、それぞれのシリーズに趣向が凝らされているが、本シリーズだけは大きな疑問符が付く。

誰が見ても、J.ポーター女史「ドーヴァー警部」シリーズの頂きだろう。「大貫=ドーヴァー」、「井上=マクレガー」で何の捻りもない。それに、中年男の欠点・嫌らしさを皮肉タップリに描く点では、ポーター女史の方が遥かに上である。また、こうした設定では主人公は名探偵ではあってはならず、その点ポーター女史は一作々々工夫を凝らしているのだが、大貫は解決部分でいきなり名探偵に変身してしまうのである。

オリジナリティも無ければ、工夫もない。赤川氏がこうしたシリーズを創った事自身が一番のミステリだろう。
東西南北殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:東西南北殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061810057



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