待っている男
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短編集
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あらすじ
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評判
待っている男の評価:
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待っている男の総合評価:
8.00/10点 レビュー 2件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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本書に限らず、
阿刀田高の短編全般に言えることだ。
出版社によってなんとなく
それぞれのカラーがあるような気がするが、
25年以上前から読み続けてきて、
特に面白い話が多いなと思ったのは
角川文庫、文春文庫、講談社文庫だ。
その中でも角川は、
さすが角川と思わされるような話が多い気がする。
元々新潮文庫で出版された長編『花の図鑑』まで
角川から再発したのだから、
面白いもの見つける触手があったのだと思ってしまう。
阿刀田の小説は
短編、中編、長編、エッセイ合わせて
100冊以上読んできたが、
とてもじゃないけど
1冊ずつレビューを書くのはたいへん。
阿刀田の短編は推理小説として楽しめる作品が多いので
なるべくネタバラシにならないように
なおかつ一編ごとの面白さを解説するのは難しい。
本書だと、「待っている男」が待っているもの、
「西瓜流し」で供養したもの、
「藁の人形」で主人公二人が心の中で懺悔したこと、
「ありふれた誘拐」で誘拐されたものなど、
平凡な中にありふれた恨み、
生きた人間の恐ろしさが
おどろおどろしくなく
快活な筆致で語られていく。
阿刀田の男女の物語はどれも面白い。