死のスケジュール 天城峠



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

3.00pt ( 5max) / 1件

楽天平均点

4.00pt ( 5max) / 2件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2009年11月
分類

長編小説

閲覧回数1,266回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

死のスケジュール 天城峠 (角川文庫)

2012年09月25日 死のスケジュール 天城峠 (角川文庫)

総理大臣・安達の個人秘書がマンションのベランダから転落して死亡した。現場には謎めいたスケジュールが残され、不吉な文字―「警戒」「抗争」「共謀」「ジ・エンド」―が書かれていた。十津川警部が捜査を開始すると、首相の暗殺計画の情報がもたらされる。やがて第2の殺人事件が発生。被害者はまたも政治家の秘書だった。捜査を妨害する謎の勢力。十津川は手掛かりを元に伊豆・天城峠に向かい、決死の捜査を遂行する。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

死のスケジュール 天城峠の総合評価:6.00/10点レビュー 1件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.1:
(3pt)

石川さゆりの名曲「天城越え」の風情はよかったのですが最後は尻すぼみで残念でした。

2009年11月刊行の西村京太郎氏の460冊目となる長編ミステリーです。本作は政界と国際社会を巡るサスペンス推理ですが、作中に登場する安達首相は現実では一字違いの安部首相ではなく麻生首相でしたね。また後半に「平成維新の会」というのが出て来ますが、これは当然ながらあの「大阪維新の会」とは全く関係のない架空の団体でしたね。
安達首相の若き個人秘書の男がマンションのベランダから転落死を遂げるが他殺の線が濃厚と判断される。現場に残された謎めいたスケジュールは何やら危険で物騒な気配を暗示させ、やがて続いてまたもや政治家の秘書が殺される事件が発生するのだった。
本作で描かれる国際社会の謎は今では既に結論が出ていますので、無理もなくそういう興味の点では全く心が惹かれませんでしたね。また未知の暗殺者から要人を守るというサスペンスも盛り上がりの面ではイマイチでしたが、十津川警部と亀井刑事のコンビが伊豆・天城峠のルートを辿りながらのんびりと茶店で菓子を食べたり、演歌歌手・石川さゆりさんの超有名曲「天城越え」の歌詞を思い出させる名所観光の風情を味わえたりしたのが楽しくてとてもよかったですね。それから何時もは意地悪な三上本部長が割合に不平を漏らさずに十津川警部と上手く情報交換を交わしているやり取りに意外ながらも心を和ませてもらえましたね。まあ途中では一体どうなるのか?という興味に引き摺られて読み進められましたが、いざ決定的な事態が起きてしまうと何だか無難にまとまってしまった印象で一気に熱が冷めてしまいましたね。フーダニットといっても如何にもありそうな結論でしたし、結局は全てに意味がなかったみたいな気にもなって、最後が尻すぼみに終わってしまったのが一番残念でしたね。まあ結果的に期待した程には盛り上がりませんでしたが、そんな中でも今回は「天城越え」の旅情気分が味わえただけでもよしとしようと思いますね。
死のスケジュール 天城峠 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:死のスケジュール 天城峠 (角川文庫)より
4041004764



その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク