黄金坂ハーフウェイズ
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バーに集まる客が謎を持ち込むという、ありがちな設定です。 北森鴻の逆バージョンを意識したのか、あえて缶入り発泡酒やジャンクフードを出す店にしていますが、登場人物に魅力が乏しく、謎はしょぼい、当然のことながら料理や酒に関する蘊蓄もない、でまったく楽しめませんでした。 モデルとなった地域に住む人以外でこれを読んで嬉しい人っているのでしょうか。 これこそタウン誌掲載レベルのお話しに思えました。 | ||||
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黄金坂が神楽坂である事は、すぐに解りました。 登場人物はかなり架空ですが、神楽坂に青春グラフティー を展開したことに敬意を表します。 | ||||
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人物の設定が不明確で、あまり共感できなかった。 ストーリーが進むうちに、人物の履歴や正体が明かされていくのかと思って読んでましたが、最後まで不明なままなのですっきりしないです。 | ||||
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設定は大変おもしろしいのですが、この著者にしては、読みやすくないな、というのが第一印象でした。 主人公の就職浪人、隼人と、幼なじみで近所の香のお店のあとつぎ楓太のふたりが、へぼ探偵団のようなものを結成し〈黄金坂〉の住民たちのあれこれのトラブルにかかわってゆく、という連作です。 第一話は野良猫たちにスプレーで落書きがされる事件、第二話は、二軒のビストロどうしが、ムースの元祖を名乗る権利をめぐって対立、ギャルソンレースで決着をつけようとする話、第三話は〈黄金坂〉生え抜きの代議士が地上げ運動にかかわりかけている謎ですが、第四話と、締めの話は、隼人や楓太自身の友情のきしみや不信感がおもてに出たもので、全体を枠物語としてくくっている、同級生の朝美の事故死が再度浮上。 枠物語というのは一話より前、冒頭に「わたし、人を殺した」と、隼人が朝美に告げられる回想シーンが投げ出されており、最後にどう、風呂敷がたたまれるのかなと期待しましたが、ミステリというほどの謎でもなく、隼人、楓太、そして仲のよかった仲間の青春群像物語で終わってしまいました。 「坂は真ん中よりちょっと手前が一番きつい」という言葉が何度か出てきますが、〈黄金坂〉というレトロな場所と人物たちの中での、ニートな主人公ふたりの成長物語でしょうか。 魅力はやはりこの〈黄金坂〉という場所と、おかしな住人たち(占いの黄婆婆とか、ジャージ姿の学生が大好きな、ジャバ・ザ・ハットに似た芸者のすずめさんとか、庭にいろいろな「スタチュー」を据えたがる隼人の母とか、HOLLOWという昼専門立ち飲みバーのマスター、イズミさんとか)の存在ですが、読みにくかった理由は、これが携帯で配信されていた小説だったからなのか、描写やストーリーラインが一気に流れてゆかず、細切れに情景が並べられて散漫な感じ、キャラクターもストーリーも少し生煮え感がありました。 シャープで生きのいい、いつもの著者のスタイルで、書き下ろしで、この続編を書いてもらえたら、と希望します。 | ||||
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