孤狼: 刑事・鳴沢了

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種別
長編
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あらすじ

2020年04月22日 新装版-孤狼-刑事・鳴沢了 (中公文庫 と 25-48 刑事・鳴沢了)

堂場瞬一史上売上NO.1シリーズ第4弾。最強のトリオで、警察内に潜む闇を打ち砕け。行方不明となった刑事と、不審死を遂げた刑事。遺体の手には「鳴沢了」と書かれたメモが――。本庁の理事官に呼ばれた了は、新たな相棒と共に消えた刑事の捜索を命じられた。だが彼らの前に、謎の組織『十日会』が立ちはだかる。尾行、妨害、脅迫……縺れた糸は、やがて警察内部の闇へと繋がっていく。(「BOOK」データベースより)

評判

孤狼: 刑事・鳴沢了の評価:

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孤狼: 刑事・鳴沢了の総合評価:

8.00/10点 レビュー 16件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.16
(5pt)

このシリーズはなぜもっと評価されないのか。

この作品は、鳴沢シリーズ第4作目にあたる。
4作目にして、初めて警察小説といえる作品に仕上がっている。
鳴沢と相棒以外の警察の人間の描き方にやや弱さが見えるが、
ここまでの4作のうち、一番面白い。
鳴沢の人間的成長・魅力あふれる相棒の登場・小野寺との再会などがきっちり描かれ、
申し分ない出来である。
ところが、
「このミス」で、本作品が発表された2005・2006年度を確認したが、
ベスト10はおろか、20にも入っていない。
発行年月日が2005年10月であることから、ランキングとしては2006年度
のものに載るはずであるが、ランクインしていない。
私が読んだ同年度のランクインした作品
(3位震度0、4位愚か者死すべし、6位シリウスの道、10位うたう警官)
よりもはるかに面白いにもかかわらず。
プロットが似ている「うたう警官(現笑う警官)」と較べても、こちらのほうがはるかに上。
まさに読んで損はない作品である。

2008年5月の時点では、このシリーズは、
「当店のオススメ」という派手な帯がかけられて、書店に並べられている。
帯と、本の出来があまりにも乖離している場合も多いが、
このシリーズに限っては、帯を信用してよい。
第一作から順に読むことをお薦めする。

ほぼ一月前に、「雪虫」を読み、
レビューではずいぶん辛口のものを書いたが、
今では、いわゆる「名前買い」できる貴重な作家の一人である。
孤狼―刑事・鳴沢了 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼―刑事・鳴沢了 (中公文庫)より
4122046084
No.15
(5pt)

少しほっとした

主人公である刑事、鳴沢了のシリーズも巻を重ね4冊目となった。
了の生真面目さ、かたくなさは、時に読者としての自分にとっても重いものになっていた前作まで。
このままで行かれては、ちょっときついなぁ、とも感じていた。
作品のスピード感、緊張感、登場人物の魅力など、非常に期待するシリーズであるだけに、了がこのままどこに行ってしまうのか。気がかりになりつつあった。

と言うことで、本作も、謎といい、ドラマといい、アクションといい申し分のない作品でした。
そして何より、了の、時に余りのかたくなさ、生真面目さが人を寄せ付けない、そんな危惧を多少なりとも払拭してくれるストーリでほっとしました。
面白いことに、作品自体の流れは、その発端から最後まで、彼の時に人を寄せ付けない、生真面目さ、頑固さあってのものになっている。

よかった。
そして、これからもその本質的な生真面目さは変わらないまま、一方で、よき友人達に恵まれつつ、主人公が成長し充実した人生を過ごすことを期待したいのです。
孤狼―刑事・鳴沢了 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼―刑事・鳴沢了 (中公文庫)より
4122046084
No.14
(5pt)

鳴沢、今の新コンビによるシリーズ過去最高傑作!

鳴沢了シリーズの第四作目です。

今作も一作目『雪虫』、二作目『破弾』と同様に謎の事件、ユニークな相棒、捜査によって浮かび上がる組織(今回は警察の内部派閥)という構図は変わりません。

ただ横山巡査が言っていた「鳴沢了は一人じゃない」という言葉通り彼の周りには確実に信頼できる人間が集ってきています。私個人的には二作目『破弾』での相棒冴が再登場してくれたことが嬉しかったりします^^

それだけでなく、冴の過去の事件の真相や、鳴沢と父親との関係の氷解など今作にはたくさんの見所があります!

また、鳴沢が聞き込み先で相手の胸倉をつかむ、といったハラハラも減ってきて、刑事としての成長が伺えるのもここまでシリーズを読んできた読者にとっては、成長した子どもを見守る親のような(?)気持ちで嬉しく思えてしまいます♪

警察の裏組織により、鳴沢の恋人たちが危険にさらされる場面では胸糞の悪さを覚えますが、すべての伏線が一本につながり、最後に鳴沢がある人物に一撃をくらわす場面では、もう最高の爽快感です!!

ここまでの三作品を読んできた読者も、この作品だけを読む読者も決して読んだことを後悔させない最高の刑事小説だと断言します!
孤狼―刑事・鳴沢了 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼―刑事・鳴沢了 (中公文庫)より
4122046084
No.13
(5pt)

堂場瞬一、そして2005年のベスト一冊!

以前ここアマゾンで『焔』を堂場瞬一の最高傑作だとしてレビューしたことがあったが、それを撤回しなければならなくなった。本書『孤狼』こそ、この作家の現時点での最高傑作である。
 刑事・鳴沢了シリーズをはじめ、堂場瞬一の作品には比較的暗さが漂うものが多く(とはいえ、どれも面白いのだが)、シリーズ第四弾の本書も決して“明るい”と言える話ではない。だが、警察内部の謎の組織との確執、誰が仲間で誰が敵かが見えない状況は、イギリスのスパイ小説の巨匠、ジョン・ル・カレの作品を彷彿させるものがあり、スリリングである。物語にぐいぐい引き込まれる引力は最後の一ページまで衰えることがなく、正月休みなど、まとまった休暇にはぜひともお薦めの一冊。
 2006年2月刊行予定の次作シリーズ第五弾『帰郷』がいまからすでに楽しみだ。
孤狼―刑事・鳴沢了 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼―刑事・鳴沢了 (中公文庫)より
4122046084
No.12
(4pt)

一匹狼の刑事が警察組織の暗部をえぐる。

特命を受けた二人の刑事が失踪者を探す内に警察組織を左右するような会があることを知る。失踪者を探し当てた時、真相が警察内部の一部が起こした違法な捜査にあることを掴む。
新装版-孤狼-刑事・鳴沢了 (中公文庫 と 25-48 刑事・鳴沢了) Amazon書評・レビュー: 新装版-孤狼-刑事・鳴沢了 (中公文庫 と 25-48 刑事・鳴沢了)より
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