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本好き! さんのレビュー一覧

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レビュー数185

全185件 181~185 10/10ページ

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No.5: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

流石、さすがの夢人ワールド

ドラゴンウィルスによる竜脳炎の流行で大勢の犠牲者が出てパニックに陥る中、奇跡的に生存者となった3人には奇妙な後遺症が。
手を使わずに物を動かせたり、他人の過去や未来が透視できたり、自らが若返ったり...
なんとも奇想天外、荒唐無稽なストーリーで、アクションアニメに出てきそうな展開ですが、そこはさすがの夢人さん、確かなプロットで笑わせ、考えさせ、ホロッとさせてくれました。
またメディアや警察権力に対するメッセージも盛り込まれ、現実感はほとんどないのですが楽しくワールドにはまりました。やはり夢人さんはこれくらいのぶっ飛び方でちょうどいいと思います。(確かに好き嫌いが分かれるかも知れませんが)
魔法使いの弟子たち (上) (講談社文庫)
井上夢人魔法使いの弟子たち についてのレビュー
No.4: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

本当のマリア様

まず最初に感銘を受けたのは、キリスト教の世界をベースに違和感なくミステリ小説が描かれていること。
「イエスの涙」でも感じたことですが、ミステリの基本がすんなり溶け込んでいる。これは著者の力量はもちろん、この世界のもつ神秘さなどもあるのでしょうか。
本作ではマリア様の本当の姿を知ることができると同時に、終盤の演奏会の場面を通して心が安らぎを与えられる、神父の教えを請うたようなさわやかさが漂う作品です。
「イエス」「マリア」と来て、第3弾をぜひ早いうちに出してほしいと思います。
マリアの涙
ピーター・シャビエルマリアの涙 についてのレビュー
No.3:
(9pt)

小説の中だけで済まないかも

著者のデビュー作にして、いろんな意味で奥の深~い作品だと思います。
三十路を間近にした主婦と男子中学生の奇妙な道行き。
これと同時進行で綴られる引きこもり中学生のネット生活。
中学生のネット犯罪は現実の世界でも珍しい話ではなく、この小説の正直な感想は、十分に起こりうるお話であるということ。それだけ中学生といえどもこの類の犯罪を起こしてもおかしくないほど恐ろしい世の中であること。
ストーリーも終盤になるに従ってその展開にハマッてしまいました。デビュー作にしてこれだけ引き込む展開が描けるのはなかなかに強者であると。
でも、主婦と中学生がハマッているネットヲタクの世界には全くついていけませんでした。。。著者もこういう分野でも活躍されてますけどね。

せん‐さく (幻冬舎文庫)
永嶋恵美せん-さく についてのレビュー
No.2: 7人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

心が洗われる一冊

ミステリの奥の深さを再認識した一冊。
世界中に蔓延する「十字架嫌悪シンドローム」とその謎を解明しようと奔走する神父。
自分自身が故郷が京都なので、そこを舞台としているところも懐かしさがこみ上げてきてほろっとしたところもありました。学生時代に出会った女性とのエピソードもどこか自分と重なる部分も。
物語後半からの急展開でミステリらしさが一層増してきますが、読後感は何かスッキリしたものが残ります。ある意味、キリスト教の教義を根底から覆すような展開とスッキリした読後感がうまい具合に融合している印象です。
イエスの涙
ピーター・シャビエルイエスの涙 についてのレビュー
No.1: 9人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

本当に泣ける小説です

巻末の解説で児玉清さんが歯を食いしばって泣いた、と書かれていて、何を大げさな!と思っていましたが、読み終わったら本当に涙が出てきて、最近にない感動作でした。
戦争モノは久しぶりに読みましたが、生き証人たちの証言はそれこそ実際の経験者に話を聞いても同じようなことを話すのではないかと感じたし、その内容たるや、教科書やテレビのドキュメント以上に戦争の悲惨さ、軍部のバカらしさが伝わってきました。
結末もミステリらしいものが味わえて納得の一冊です。
永遠の0 (講談社文庫)
百田尚樹永遠の0 についてのレビュー