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伊木都木 さんのレビュー一覧
伊木都木さんのページへレビュー数1件
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門井さんを初めて知ったのは『天才たちの値段』ででした。しっかりとした美術知識を盛り込み、ミステリーに盛り込んだ作品におぉ良い本読んだなぁ~とうっとりした気持ちはまだそんなに昔の事ではありません。その後同シリーズで天才までの距離を読み、違うシリーズですが同じ美術を扱う読み物だと思いワクワクしながらこの本を読みました。
警視庁でたった二人きりの部署美術犯罪捜査班。熱血新米刑事の三田村と美人上司岸のコンビ。相棒以来二人だけの部署って設定増えましたね。ただ読んだかぎりこの二人がお荷物で得体の知れない部署に追いやられたって設定はなさそうです。 三田村は美術知識からっきし。モナリザすらどっかで見た気がするけど名前が思い出せないとか言うレベルです。だったら 何で美術関連の捜査班に回されたんだ…と。新設する部署だから最初は様子見で少数精鋭、ってなら分かるんですよ。でも組織の中で疎まれた邪魔者を追いやる部署でもない、かといって美術に関連する犯罪に精通した者を送るわけでもない、と と意味が分かりません。 いえ、嘘です。分かります。これは完璧に作者の都合なんですね。生徒役の三田村を出して、上司の岸に美術のレクチャーをさせる。これによって読者にも門外漢からすればちんぷんかんぷんな美術の雑学を無理なく読ませる事ができるわけです。あと美人で博識の女性と、熱血男子の取り合わせはお約束ですものね。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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