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egut さんのレビュー一覧
egutさんのページへレビュー数126件
全126件 121~126 7/7ページ
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袋とじミステリの元祖とも言える作品。
奇術師が仕掛ける大マジック。復讐を成し遂げ、殺人を犯し、自分も殺される。 と言ったキャッチコピーの結末が袋とじされている本です。 前半から唐突に始まる裁判模様から興味を惹きました。 無実を訴える被告人に対して、 現場に残された被害者と思われる血液や 焼却された骨の一部を突き付けられます。 古典的な雰囲気の中、何が起きたのか?事件の全貌を読み進める本です。 結末の真相における仕掛けは、とても物足りなく感じてしまいました。 当時は大トリックでも今では1つの構成として見慣れている為です。 ただ、ストーリーやサスペンスとしての面白さはしっかりしていて なかなかの傑作でした。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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円形に席順が描かれた謎を時計台のヒラメキから解決する訳ですが、
そもそもこの席順表自体の違和感が気になって楽しめませんでした。 ただ、あらすじで最初に述べられている、ラストの衝撃の真相は好みです。 |
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UMAが出てくる非現実感は
他の著者の作品を予め読んでいた事もあり、 気にせず読む事ができました。 むしろこの怪物たちの情報が どのように扱われるかに期待をして読み進めました。 雪の山荘に閉じ込められた面々が それぞれが何かに変身できる能力を匂わせます。 いったいどんな話に落ち着くのか想像できませんでした。 あらすじにある 『僕は自分が犯人ではないことを知っている。 それを突きとめられないなら、全部殺してしまえばいい』 から感じる話のイメージとは全く違うものでしたが、 ひねくれたラストは中々面白いなと思いました。 それにしても飛鳥部作品はとても個性的です。 著者名知らずに読んでも氏の作品だとわかる気がしました。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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この作者の味とも言えますが、
"動機"が特殊過ぎて合わない人は合わないんだろうなと感じました。 この話の舞台はこう言うものだと割り切り、 この条件設定の中での謎と解釈の掛け合いに浸れば面白いです。 青酸カリの小瓶の蓋が閉まっていた事から疑惑が浮上するのですが、 よくあるミステリーのように直ぐに他殺を疑うのではなく、 まず友人の自殺を信じて何が起きたかを考えようとする、 メロスを待つセリヌンティウスを模した作風が面白かったです。 ただ、あんまりビックリするような仕掛けがなかったのが残念かな。 淡々としている印象でした。 |
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生き残りゲームと言う舞台設定は緊迫感があって面白い。
場所の動機付けも冒頭のテロリスト(?)風の紹介で納得できました。 ただ、主人公の緩い心情に始まる緊張感のなさ、ゲームのルールに基づいた戦略や仕掛けがあるわけでもない。 行きあたりばったりの問題に挑むだけ。 舞台は良いですがその他の内容は残念に感じました。 最後まで主人公の行動に共感できず、読まされるのは辛かったのですが、その反面に位置する兄には共感できたので、読者をモヤモヤさせるこの主人公の性格付けはわざだと思う事にした。 ラストのどんでん返しやオチについては個人的にアリです。 |
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