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みたらし さんのレビュー一覧
みたらしさんのページへ書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.18pt |
レビュー数11件
全11件 1~11 1/1ページ
※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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前に読んだ「本陣殺人事件」と「獄門島」が抜群に面白すぎたので、少々期待しすぎた印象。
ただ、決してつまらないわけではなく、金田一シリーズの悲劇性やおどろおどろしさが十分に出ており、 『悪魔が来りて笛を吹く』の真相にはぞっとさせられました。 伏線や提示すべき謎もはっきりと示されており、横溝ミステリーの醍醐味はしっかり味わえる一冊です。 |
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怪談・大仰なトリック・解けるとは思えないような大きな、大量な謎
これらを聞いてワクワクする方と、既に満腹感がある人がいると思いますが、ワクワクする方は絶対に満足する一冊。 エキナカ本屋大賞を獲得した「扼殺のロンド」を読んで楽しめたので、これも手に取った次第ですが、 私は前に挙げた要素が全て大好きなので、想像していた以上におもしろく読めました。 |
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東西ミステリーベスト100で国内1位を飾ったのも納得の一冊。
魅力的な探偵、狂気に満ちた見立て、大胆で緻密なトリック、戦後独特の悲劇性、 推理小説の醍醐味がぎゅっとつまった色あせることのない作品です。 |
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ドラマの前に「助教授の身代金」を予習しておこうと思い読破。
助教授の身代金・ABCキラーは偶然に頼り過ぎているようで少し不満が残った。 推理合戦は7ページほどの短い内容だったがクスリとするユーモアがあっておもしろかった。 表題作であるモロッコ水晶の謎はこの短編集の中ではもっともおもしろいと感じた。 ただ、やはり全編を通してご都合主義的な偶然がなければ成り立たない話が多かったのが残念。 |
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競馬にからめた謎を扱っているということで、競馬などは毛ほども知らない自分は少し抵抗をおぼえながらこの本を手に取りました。
しかし、そんな読者にも十分にわかるように丁寧に競馬用語などを解説してるため、そんな懸念は全くの杞憂に終わりました。 主人公があまり競馬に詳しくないという人物で、その主人公に他の人物が解説をするという形をとっているため、 読者だけが疎外感を味わうような作りにはなっていないということも抵抗がなかった一因なのではと考えます。 また、事件は本格にありがちな「密室」「アリバイ」「クローズドサークル」といった派手な要素はほとんどなく、 割と登場人物同士の話し合いで進行していきます。 一歩間違えれば退屈なつくりになってしまいそうですが、主人公の友人がとても魅力的なキャラクターであるため、 主人公と友人の会話だけでも非常に楽しみながら読むことができました。 「この話をどうすれば多くの人に面白く読んでもらえるか」という思いをとことんまで煮詰めた、非常に完成度の高い作品であると思います。 岡嶋二人さんの作品は「99%の誘拐」に次いでの二冊目ですが、もっとこの作者の著書を読みたくなると思わせる一冊でした。 |
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よく考えられた一冊だと感じました。
本を読み終えた後から、「あそこはこういう理由だったのか」「あれが伏線だったのか」など様々に思い返され、読了後も十分楽しめる一冊。買う価値は十分にあったと思います。 ただ、帯などで散々煽られているような「ミステリー」として期待してしまうと少し弱いかもしれません。 |
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刀城言耶シリーズ3作目、個人的には4冊目の本書。
正直トリックの根幹部は開始40ページほどで想像がついてしまいました。 しかし、本書の見どころは何と言ってもラスト80ページに詰まった怒濤の推理展開ではないでしょうか。 刀城言耶シリーズの特徴でもあるどんでん返しとちりばめられた(というよりばら撒かれたような)伏線を鮮やかに回収する推理パートは筆舌に尽くしがたい興奮があります。 読書でめまいに似た感覚を覚えたのはこの本が初めてです。 |
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