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マー君 さんのレビュー一覧

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レビュー数87

全87件 81~87 5/5ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.7: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

すべてがFになるの感想

今読むと、舞台設定がかなり古臭い感じは否めませんが、ミステリーとしての面白さにはそれほど影響はしていないと思います。密室やアリバイなど、やっていることは純然たる本格ミステリーで、その点は満足しています。難点を挙げるとすれば、「天才=何でもできる」みたいな所が必要以上に強調され過ぎている印象を受けたことでしょうか。一方で、主人公が所々で口にする、他人との関係性や労働とは、研究とは、といった事に対する考えが、驚くほど自分と似ていたのがとても印象深く、謎解きとは関係ありませんが、この作品を読んで良かったと感じだ点でしょうか。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)
森博嗣すべてがFになる についてのレビュー
No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人格転移の殺人の感想

この舞台設定を受け入れるしかないのか...どうも納得いかん,という感覚で前半は読んでいたが,それを通り過ぎれば,なかなか読み応えのあるミステリーでした.終盤の●人の関係,終わり方も嫌いじゃないです.
人格転移の殺人 (講談社文庫)
西澤保彦人格転移の殺人 についてのレビュー
No.5:
(7pt)

追想五断章の感想

こういったアイデアはこれまであまり経験したことがなかったので、なかなか楽しめました。ページも少なめであっという間に読めます。ただ、事件の対象となる父親の若い頃の様子が、文字で追っていても何となくこちらのイメージとギャップがあり若干違和感を覚えました。
追想五断章 (集英社文庫)
米澤穂信追想五断章 についてのレビュー
No.4:
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

ここに死体を捨てないでください!の感想

終始軽~いのりで、いい意味で緊張感がないので、気楽にさらっと読めます。謎解きのレベルとしても、一定以上をキープしていると思います。巻き添えの彼はちょっとかわいそうではありますが。。。
ここに死体を捨てないでください! (光文社文庫)
No.3:
(7pt)

密室の如き籠るものの感想

最後のメインタイトルの分類化の紹介は面白かったです.ミステリーの講義があったら,こんな感じになるのでしょうかね.
密室の如き籠るもの (講談社文庫)
三津田信三密室の如き籠るもの についてのレビュー
No.2:
(7pt)

踊るジョーカーの感想

私も「内向的」を絵に描いたような人間なので,彼の行動はいちいち納得してしまいます.こういった傾向にある人間にとって,今という時代は生きづらくてしょうがない感じを常に持っています.
それだけに,他を圧倒する能力をただ1つでも持っていると,羨ましいですよね.
内容的には,「それは上手くいかんだろー」みたいなものもありますが,全編通して楽しく読めました.
踊るジョーカー (名探偵音野順の事件簿 ) (創元推理文庫)
北山猛邦踊るジョーカー についてのレビュー
No.1: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

その女アレックス

話は面白く、最後まで目が離せないことは認めます。でも、この結末は、警察が主人公のミステリーで絶対やってはいけないこととして、書き手にも読み手にも暗黙の了解だったことを、破ってしまいました。素直には喜べない作品でした。
その女アレックス (文春文庫)
ピエール・ルメートルその女アレックス についてのレビュー