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はつえ さんのレビュー一覧
はつえさんのページへレビュー数73件
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勧善懲悪!スッキリしたはずなのに…果敢に権力に挑む佐方貞人に潜む悲哀が心を揺らします。この人、幸せになって欲しいな…そんな気持ちで本を閉じました。
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警察組織の中でも目立たない陰の部分を支える人々の物語。ある組織の中では「権力」がこんなにも大切なものなのですね。組織を守るという大義名分のもと、意地を通しプライドを守るために男たちはここまでする…。女性の主人公もいるのですが、やはり男性的な思考としか言いようがありません。
管理社会に生きる男たちの悲哀を目の当たりにしたところに夫が帰宅…いつも以上に優しくしてあげたくなりました。感謝。 |
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加賀恭一郎シリーズはとても美しいですね。前作は茶道、2作目はバレエの世界が描かれています。登場人物も洗練されて美しい人たちが多く、今回も恭一郎の淡い恋が物語の根底にあります。ラストは女性読者の心を擽るシーンでした。韓流ドラマを観た後のような、そんな読後感でした。続けて読破を目指します。
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事象と感情の動きを淡々と語られるだけで、深い物語が紡がれて行きます。余計な考察や説明は極力省かれていることで、読み手の心に物語が直接描かれていく…そんな読後感をおぼえました。
人間の感情の動きなんて、複雑過ぎて描ききることはできないのではないでしょうか。細かいところは読み手がそれぞれ描き足していく、こういう小説が私は好きです。 物語の感想は?善人悪人の線引きなど無意味なもの、不快感と爽快感、憎悪と憐憫に溢れたお話です。御子柴シリーズ読破します❗ |
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とっても面白い。考えて、感じて楽しめる作品です。
社会の不条理な仕組を弱者の視点で表現する…そんな太田愛氏の作風が大好きです。 でも、先に読んだ「幻夏」でも感じましたが、脇の登場人物一人一人までもその生き様を大切にするがために、そこは読者の想像力にお任せ下さい…といった「too much感」が残るのが少し残念なところです。 そうはいっても、絶対おすすめです! |
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ある一定の条件がそろえば、人の心を掌握するのはこんなにも容易いのか。実際のところ、心も脳も肉体も脆く儚いものなのだろう。
私たちにも、まったく無関係ではない現象なのかもしれない。心して読もう。 |
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得体の知れぬ不安のせいで小刻みな鼓動がずっと続いていました。心の底に潜む不安と恐怖の描写が巧みすぎです。
以前「ユリゴコロ」を読んでいた時も、同じ心もちの中で翻弄されたことを思い出しました。愛しくて弱くて純粋で、護るべきものをなのに壊したくなる、意味不明の欲望。どこから湧いて来るのか、何に由来するのか、わかりたくない恐怖。 すてきな作品でした、が、しばらく再読はしたくない…そんな作品でもあります。 |
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こんな小学生あり得ない~ですよね。でも楽しみ方はすでに「神様ゲーム」で経験済み。
私は好きです。こんなシュールでシニカルなかんじ。設定が無理…とか言う前に、単純に出来事や謎解きを楽しみましょう。 |
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うぁ~、人間関係複雑すぎ!しかも時差もあり。忘れないうちのいっき読みをオススメします。
しかし、面白かった。誇張された登場人物の性格、異なる視点か描く出来事、真梨さんあるあるで楽しめました。 |
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「更年期少女」で読みました。なぜ改題したのでしょうか?更年期女性の少女帰り(文中より)が面白いように描かれているのに。
更年期を乗り越えた今、愉悦のひとときを与えていただきました。ミステリーとしても充分楽しめました。 |
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狂気への入口?
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初期の作品だそうですね。真梨さんの作品の中でも特に大好きな作品になりました。近著はあっさり、わかり易い感じで、さらりと読んでいたので、軽い気持ちで手にしたのですが、この作品はじっくりと考えさせられました。思春期の少年・少女の繊細な思考にかつての自分を投影できたからでしょうか。評価が低く目で驚きでした。
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高校生の女の子はまさにこんな感じ!これが普通の女子の世界です。さすがにこれまでの事件は起きませんが…。遥か昔の感覚を思い出しながら読みました。
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