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アルバトロス さんのレビュー一覧

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レビュー数48

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No.8: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人間の心情を大切にした上で成り立つミステリ

みなさんも触れておられますが、この作品は加賀刑事の活躍もさることながら、事件の捜査の過程で出会う、町の人々の様々な思いが根幹にあります。ですから、人情物語とも、連作短編ミステリとも読めるため、幅広い世代の方に薦められる良作だと思います。
新参者 (講談社文庫)
東野圭吾新参者 についてのレビュー
No.7:
(7pt)

よくもこんなにトリックが思いつくな、と感服

最初を読んで、まずその斬新な設定に驚かされました。そして、トリックありきの内容。よくぞこんなに様々なトリックを思いつくな、と本当に感服しました。
なんとなく、ですがいつか映画化する気がします…。
密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)
歌野晶午密室殺人ゲーム王手飛車取り についてのレビュー
No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

Rommyの感想

前半で少し読み疲れてしまって「あんまり好きな作品じゃないかもなぁ…」と思っていただけに、後半の展開には驚かされました。
しかし作中のROMMYは、現実でいう「ある外国人歌手」に似ていて、なんだかその人を想像しながら読み進めていました。
ミステリーであることももちろんですが、とても切ないROMMYという人物の物語にもなっており、読み終えた後は「読んでよかった」と心から思える作品でした。
新装版 ROMMY 越境者の夢 (講談社文庫)
歌野晶午Rommy についてのレビュー
No.5: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

乙一クオリティー全開!

乙一作品といえば、というくらい有名なこの作品。
作品全体に流れる不気味で暗い雰囲気が、読者の心をつかんで離さない。そしてそのままひきづりこまれる――。という感じです。
正直言ってこの作品、どっぷり浸る人はしばらく抜け出せないかもしれません。誰にでもあるかもしれない人間の心の闇を描いているため、その中毒性のある残酷さを持った表現は、人によっては自分と重ねてしまうのではないでしょうか。ですから「取扱注意!」と帯につけるべきかもしれませんね…。
GOTH 夜の章 (角川文庫)
乙一GOTH リストカット事件 についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

父親の意地!?

まず目についたのは設定の面白さです。正直言ってぶっとんでます(笑)
しかしそれが決して嫌ではなく、むしろ読んでくうちにその設定の良さを感じていくのが伊坂作品のすごいところだと思います。また、各登場人物たちがそれぞれ性格がはっきりと違うので、読み手によって好きな人物が変わると思います。それもまた、良いところではないでしょうか。
オー!ファーザー
伊坂幸太郎オー! ファーザー についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

マリアビートルの感想

序盤はいつもの伊坂節が少ないように感じましたが、後半、怒涛の展開とともに伊坂ワールドに見事に引きづり込まれました。いつもながら、伊坂さんは群像劇を書かれるのが本当に巧いと感じました。

▼以下、ネタバレ感想
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マリアビートル (角川文庫)
伊坂幸太郎マリアビートル についてのレビュー
No.2:
(7pt)

いっぺんさんの感想

個人的な見解から断言しますと、朱川さんはミステリー作家ではないと思います。少なくともこの作品はミステリーではありません。そのため「ミステリーが読みたいんだ!」という方は、そういった期待はしないほうがいいと思います。
しかし朱川さんは本当に人間描写・心情描写に長けた方だと、この作品でも感じることができます。どこかせつない、けど優しくて温かくて、じんわり心に染みていく――。こういった作品を書ける作者さんは、本当に数少ないと思います。なので個人的にはもっと有名になってもおかしくない作家さんだと思うのですが――。
なんだか作家批評になってしまいましたが、心温まる作品とちょっとした恐怖を味わいたい方は、この作品をお薦めします。
いっぺんさん (文春文庫)
朱川湊人いっぺんさん についてのレビュー
No.1: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

クリムゾンの迷宮の感想

ゲーム感覚で読むことができる作品です。そしてミステリーというよりは「娯楽ホラー小説」だと思います。
設定がとても面白く、読んでてすっかり引き込まれました。ラストには賛否両論あるかもしれませんが、私個人としては、中身が面白かったので気にしていません。軽い気持ちで読んでいただきたいです。
クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
貴志祐介クリムゾンの迷宮 についてのレビュー


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