空の境界

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評判

空の境界の評価:

3.91/5点 レビュー 319件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.91pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全323件 181〜200 10/17ページ
No.143
(4pt)

読みづらいけど

普通の小説を読んでいると洗練されてないなぁ、読む人を選ぶなぁと思うのが普通でしょう。
正直読解力云々というより慣れだと思います。
「評価できない人は読解力が無いから〜」
と自分が読解力があると自慢しているレビューがありましたが、たぶんあまり本を
読んだことがないのでしょう。別に入試の国語じゃあるまいし。
内容は荒削りな分、奈須さんの体温、手を抜こうとしない思いがやたらと感じられる作品です。だからこそ熱狂的なファンがいるのだと思いますが。僕はそれを感じられただけでも十分楽しめました。
空の境界 上 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 空の境界 上 (講談社ノベルス)より
4061823612
No.142
(4pt)

修復できない世界

 2004年に講談社ノベルスとして出たもの。
 2007-08年には3巻に分冊したうえで文庫化されている。
 物語としては、上巻よりも混沌を深めていく。色々な事件がからみあってきて、現実世界からも大きく遊離していく。魔術が使われ、人間の能力を越えた戦闘シーンも繰り返し描かれる。
 それでも、どこかしら現実性を失わない物語である点が面白い。向こう側の世界のものたちが活躍しているけれども、あくまで視点は現実なのだ。悪くない方向性だと思う。
 やたらと蘊蓄に走ったりしない点も良い。
 構成、メッセージには分かりにくい点が。もう少し書き慣れると、良い作家になるのではないか。
空の境界 下 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 空の境界 下 (講談社ノベルス)より
4061823620
No.141
(4pt)

壊れていく世界

 2004年に講談社ノベルスとして出たもの。
 2007-08年には3巻に分冊したうえで文庫化されている。
 剣術とか魔法とか超能力とか、現実とは異なる、向こう側の世界を描いた作品である。近頃の若者向けに、わりと良くあるタイプの作品といってもいい。
 しかし、どこか違う匂いがする。非日常を描きつつも、なんとなく、こちら側の世界が舞台となっているように感じられるのだ。現実世界に、うまく、はめこまれているというか。両者の境界が曖昧になっているというか。
 この肌合いは嫌いではない。
 下巻で、広げた風呂敷をどう畳んでくれるのか、楽しみだ。
空の境界 上 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 空の境界 上 (講談社ノベルス)より
4061823612
No.140
(5pt)

凄惨だが味わい深い作品。

最近、やや疲れ気味。通勤電車で堅い本は今はちょっと
しんどい。暇つぶしに小説でも、と手にとったのがコレ。
ここ十数年どの新刊文芸書よんでももひとつツマラナイし、
期待はずれ率がほぼ100%。期待度ゼロで、とにかく
疲れない軽いやつを!というつもりで表紙でチョイス。
文章が稚拙だ、みたいな評価が多いみたいですが
私は全くきになりませんでした。
正直いうと久方ぶりに小説でインパクトをうけました。
3分冊と大部ですが、引き込まれわずか二日で読了。
凄惨なシーン。特有の空虚感。通勤途上で気分爽快に
なって、1日のやる気を装填する用途にはむきません。
子供にもちょっと勧めつらいですねぇ・・・
いい意味でマンガチック(ほめ言葉でしょ?)。
要はアンチ・オカルトってことじゃないの?
この物語に主人公や語り部が存在するのかな?
空の境界(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 空の境界(上) (講談社文庫)より
406275892X
No.139
(4pt)

抜かりなし!

この手のジャンルは門外漢です。
なりの感想をば。
いかにも「萌え」要素満載で見え見えというか。
んが、オタク文化っつーのは本当に
すごいっすわ。
日本の産業なんて
言われていますが、実感。
殺人マシーンの美少女が主人公だなんて。
その能書き、語り口は「エヴァ」が『スタジオボイス』で
特集されていた頃を彷彿とさせ、遠い目になってしまいます。
しかし、こんなキャラ造形にまで至っていたとは…。さすが講談社、抜かりなし!
映像はどうなんでしょ?
※笠井潔の解説が秀逸です
(オリジナル版)
空の境界(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 空の境界(上) (講談社文庫)より
406275892X
No.138
(4pt)

奈須きのこの同人小説、月姫の原点。

奈須きのこの同人小説を講談社がノベライズしたメジャーデビュー作。とにかく、独特の彼の文体になれるのに苦労しましたが、読み進んでいきなれてくると、その独特の世界観に圧倒されます。一種、麻薬的な、トリップするような不思議な感覚を味わえました。最近、映像化されていますが、どういう感じになるか興味が尽きません。「月姫」のモチーフになるような記述が多々見られます。かなり根気と想像力を必要とする作品なので、まずその他の作品を読まれてから、手に取られることをお勧めします。
空の境界 上 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 空の境界 上 (講談社ノベルス)より
4061823612
No.137
(4pt)

言葉遊びのファンです。

刊行までの経緯が特殊なためにあらぬ批判を受けているようですね・・・。
レビューに出ている酷評の多くは、Web掲載時の形そのままで刊行する判断を
下したものに対してなされるべきでしょう(講談社?)
世界観の特殊さ・言葉の解釈の独自性は奈須作品の仕様であると言えます。
奈須氏の脳内に存在する世界の一部地域で起きている出来事の始終を切り抜いて
活字に起こした、といったような表現が恐らく妥当でしょうか・・・。
いわゆる「読みやすい」形に仕立てる必要性のないWebに当初掲載された上、
著者自身にもそのつもりが無かったために、非常に移入・読解しづらい内容と
なってしまっているのは確かです。
・・・それがなくとも人を選ぶ内容であることは間違いないでしょうけどw
まぁしかし、それは普段見かけないタイプの文章に触れられる、ということ
でもあります。
ためしに読んでみたら意外と「きのこ節」の虜になるかも?
空の境界 上 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 空の境界 上 (講談社ノベルス)より
4061823612
No.136
(4pt)

読む人を選ぶ作品

著作者である那須氏が「編集者の目線が入ってない作品だから」という理由で2年間断られ続け、講談社の方の熱意が伝わりようやく商業化された作品。
同人で発売された物とは多少変わっていますが、独特の言い回しや言葉の使い方は変わらず。難解な設定や心理描写の書き方など読む方に読解力が必要な作品だと思います。
現在執筆されているDDDはそういった灰汁の取れた感じがしますが、空の境界は那須氏が書きたいように書いた作品なので那須節が一番現れている作品だと思います。
DVDも発売されてこの作品に多くの方が興味持ってくれることを願います。
空の境界 上 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 空の境界 上 (講談社ノベルス)より
4061823612
No.135
(5pt)

その言葉を言って欲しかった少女と温かかったクラスメイト。

『空の境界』の下巻。
いよいよクライマックス。今回は、前回の「矛盾螺旋」のつづき、鮮花の学校の怪異を解決のため式が潜入する「忘却録音」、そして最後を飾るのは「殺人考察(後)」。
最後は泣いちゃいました。
今巻は式と黒桐の心情面がとてもよく表れてます。
自分は異常で普通の人間じゃないと自覚する式。そんな彼女でも幸せになれると気づかせてくれたのは温かかったクラスメイト・黒桐。自分は殺人鬼であると主張する式を頑に否定して最後まで信じてくれたのが彼だった。「殺人考察(後)」でモノローグで語られる式の言葉と吐露される本当の思いが、その文体もあいまって胸にくるとても切ない気持ちにさせてくれます。
式と黒桐がどうなったのか、それはあなたの眼で確かめて欲しいです。
おもしろく、そして切ない空の境界。
こんな素敵な作品を創った奈須きのこの才能はスゴい。
一つの文学作品として読めるくらいの魅力をもった作品です。
空の境界 下 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 空の境界 下 (講談社ノベルス)より
4061823620
No.134
(5pt)

一度でもいいから読んでほしい傑作小説!

奈須きのこによるアクション小説。
いや、ジャンル分けは難しい。雑誌『ファウスト』によると「新伝綺」(80年代伝奇小説の影響を受けたマンガ・アニメ・ゲームなどのサブカルチャーから隔世遺伝的に影響を受けた非日常な日常を描いた新しいタイプの伝奇小説)というジャンルらしいが、要するに今までにない作品ということだ。
・・・衝撃的に面白かったです。
ストーリーとしてはあらゆるモノにある死の線を視ることができる「直視の魔眼」をもつ少女・両儀式と友人の黒桐幹也がさまざまな怪異に立ち向かうというものだ。
たぶん読んでいて気づくことがあると思う。それは独特の文体だ。
この詩情感あふれる文体は作者がとあるビジュアルバンドの歌詞に影響されたのが要因らしく、これが好き嫌いの分かれ目だろうが私は断然この文体が好きで、ハマってしまった。
また、ストーリー構成はワザと時系列をバラバラにして両儀式がなぜこのような力を手に入れてしまったのか、黒桐幹也とはどう出会ったのかという大事なターニングポイントをあえて最初から語らず、順序では4番目ぐらいの話から始めるという構成はより作品を楽しむための布石となっている。
みどころとしては怪異と式とのバトルなどだが、式と黒桐の微妙な関係もこれから非常に気になるところ。橙子さんという話の長い人の部分はそこまで読まないでスルーしても問題ない(笑)。
とにかく新鮮で「こんな小説もあったんだ」と軽くショックでした。
もしかしたらミステリ小説なんか読んでる人には特に楽しめるかも。
人を選ぶ作品・・かどうかはわからないけどハマったもん勝ちだろう!
最高にオススメです!
空の境界 上 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 空の境界 上 (講談社ノベルス)より
4061823612
No.133
(5pt)

言われているほど難読ではない…と思う

同人版の明朝体フォントの大きさが若干小さめで文字間隔が多少あり
非常に読み安かったためか,講談社版の印象は「字が読み辛い」でした.
作品の評価と少し違う気がするので,減点はしていません.
内容は大雑把にくくればファンタジーになるかと思います.
戦闘もの(?)が好きな人にはうってつけの内容です.
クセのある登場人物ばかりで,登場人物だけ見ると非常に濃い作品で
す.
ですが主人公が非常にあっさりした人物なので,主人公に感情移入して
読むとストーリーもあっさりしたものに感じるのではないでしょうか.
章立ては上下巻合わせて主なものが七章です.
作者に特徴である時系列と異なる章立てのためか,章ごとの厚さがい
びつです.
読みながら今まで読んだ内容の整合を取らないといけなくなりますが,
この表現が好きな私にとってはうまい配置だと感じました.
文体は非常に特徴的で,文章が下手と酷評される方もいますが,私は
あまり気になりませんでした.
・会話中心の茶化したファンタジー小説と比べると地の文に伏線が多いこと
・リアルな世界観と照らし合わせて一から十まで解説してくれる人物がいないこと
などから,多少頭を使って読まないといけないかも知れません.
ですが,ゲーム(ギャルゲですが)で世界観を同一とする作品もいくつか
出ていることからも分かるように,破綻した設定を読まされるわけでは
ありません.
ということで,文が特徴的なため内容の善し悪しの議論の前にそちらが
議論されてしまいますが,文の気にならない私には大満足の作品なので,
内容だけで星5つ付けました.
空の境界 上 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 空の境界 上 (講談社ノベルス)より
4061823612
No.132
(4pt)

人を選ぶかも

 とても面白かったです。文章が読みづらいという指摘がありますが、確かにそうですね。少しくどすぎたかな、と。でもそれがほとんど気にならないくらい奈須さんの文章は読者を引き込む力がありました。
上巻はひたすらわかりにくく書かれてます。作者の意図があるようです。好みにもよりますが、本好きなら特に問題はないかと。
自分は読んでて、すぐ感情移入しちゃうタイプなので、読みにくいことすら忘れてました。
下巻からは黒幕が表立ってでて来ますし、クライマックスに向けての勢いづけでとてもリズム良く読めます。
 
異能として生まれたが故に、自らの内に破壊衝動を持つ主人公兼ヒロインの両儀式、彼女はそれ故に普通に生きるという希望すら持たず、孤絶されたまま生きていこうとしていたんですが、黒桐幹也という純粋な少年と出会うことで持ってしまったんですね、幻想(ユメ)を。幹也と一緒に居たい、普通に暮らしたいと。そんな彼女が怪異に出会い、その経験の中で自分の中にある葛藤に決着をつけて行くお話です。
 ファンの方には怒られるでしょうが、極論としては殺人考察(前) 殺人考察(後)以外はおまけといってもいいかもしれません。
最近の恋愛物では珍しく、イチャイチャもせず、二人の間に不思議な緊張感がある小説です。なんかこう、すぐにでも崩れそうな、失ってしまいそうな感じですかね。そういうのが好きな人はいいかも。
 この作品では個人的には黒桐幹也が一番好きです。とても優しくて純粋で、特に奈須さんの書く男性主人公は皆、誰にでも優しくて、それ故に孤独というタイプが多いです。
黒桐幹也が式を愛することで式を非日常から日常へ、孤独から救うというイメージが強いですが、黒桐幹也自身も、式に出会うことで、『誰にでも平等である故に誰一人として愛せない』→『一人を愛する』という風に救われてるんです。誰も傷つけまいと、誰の特別にもなろうとしなかった彼が、初めて何か特別になろうとした瞬間でした。
ジャンル的にはファンタジーを源流にした伝奇小説だと思います。興味あるかたは是非。
空の境界 下 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 空の境界 下 (講談社ノベルス)より
4061823620
No.131
(5pt)

おもしろかった。

こうゆう雰囲気の物語は好きな方なので読んでいておもしろかったです。 最後はどうなるのだろうと気になっていて、個人的には良い終わり方で良かったなと。 劇場版として映像化されるのでそちらも期待しています。
空の境界(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 空の境界(下) (講談社文庫)より
4062759462
No.130
(5pt)

読解力の問題では?

文章が下手だなんてとんでもない。ライトノベルやゲームに慣れきっている人が読めば、期待しているものと違って戸惑うのかもしれないが、文芸的にはむしろ上質。
設定の説明が長いというが、あれは必要なもの。あれが長くて苦痛と言うなら京極堂はただの本屋になるしかない。
また逆に心理描写などが足りないという声もあるが、そうは感じなかった。登場人物同士のからみもきちんとあり、人となりは十分伝わる。読者の想像力に委ねる部分のない作品などむしろ稚拙に感じられそうだが。
ファンタジーノベル大賞などでデビューしていれば、少数でも質の高い読者に恵まれたのかもしれない。もし文学的評価を望むのであれば、著者の出自はこれからもずっと正当な評価を妨げるネックになってゆくのかもしれない。もっともそんなものは望まないのかもしれないが。
空の境界 下 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 空の境界 下 (講談社ノベルス)より
4061823620
No.129
(5pt)

むしろ読解力の問題では?

文章が下手だなんてとんでもない。ライトノベルやゲームに慣れきっている人が読めば、期待しているものと違って戸惑うのかもしれないが、文芸的にはむしろ上質。
設定の説明が長いというが、あれは必要なもの。あれが長くて苦痛と言うなら京極堂はただの本屋になるしかない。
また逆に情景や人物の描写などが足りないという声もあるが、そうは感じなかった。登場人物同士のからみもきちんとあり、人となりは十分伝わる。読者の想像力に委ねる部分のない作品などむしろ稚拙に感じられそうだが。
ファンタジーノベル大賞などでデビューしていれば、少数でも質の高い読者に恵まれたのかもしれない。もし文学的評価を望むのであれば、著者の出自はこれからもずっと正当な評価を妨げるネックになってゆくのかもしれない。もっともそんなものは望まないのかもしれないが。
空の境界 上 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 空の境界 上 (講談社ノベルス)より
4061823612
No.128
(5pt)

何も考えてない人には伝わらない

私が読んだ限り、もの凄く良い作品だと思いました。登場人物の思想、価値観、意識などが細かくかかれている為、読みづらいなどと思い低い評価をつける方々もおられますが、私的にはもの凄く読んでて惹きつけられる感覚がありましたし、ライトノベルの範疇で収まらない存在感がしっかりと出ていたと思います。ただ良いと思った点の中に私個人の思想と似た寄った思想がいくつも書かれてた為、勝手に親近感が湧き読みやすく感じただけなのかもしれませんいずれにせよ素晴らしい作品である事には変わりはありません
空の境界 上 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 空の境界 上 (講談社ノベルス)より
4061823612
No.127
(5pt)

今世紀最大のボロ泣き小説!

死を視る瞳[直死の魔眼]を持つ少女『両義 式』彼女にかかれば神だろうと存在するなら[殺せる]と言われる死を視る力。どのような不死の肉体だろうと。切れるはずの無い物質だろうと。最終的には空間だろうと“殺す”反則なまでの力を持つ少女を中心に繰り広げられる現代の新伝綺物語。最強なまでの彼女、両義 式が、彼女の力を望む男、荒耶 宗蓮(アラヤソウレン)に拿捕され、仕事の上司とも言える世界に5人しかいない魔法使いの一人、蒼崎橙子は殺され、上下黒一色の服センスを持つフランスの詩人の様な男の事、黒桐幹也は魔術使いに両膝切られて後頭部を階段の角に数十回打ち付けられる敗北っぷり話は難しいが…とりあえず泣ける。難しすぎてアクビ連発で涙が止まりません(笑)一番の見せ場は、魔術師の荒耶宗蓮に殺された臙条巴(エンジョウトモエ【男】)との死闘である!毎日殺され続ける両親の嘗の愛を思い出し。嘗の自分だった者の、両親達の想いを糧に…勝てるはずの無い荒耶宗蓮との死闘― 荒耶宗蓮より造られたその肉体は限界を告げ、片腕はもげ始め…何の取り柄も無いただの人間が挑むのは、魔法使いを殺すまでの力を持った魔術師。その臙条巴の家族愛には心底心をうたれた…始めは[何?このアムロ似の男…]って感じにバカにしてたけど…物語中……一番カッケー!!メッチャ泣けるよもーコレ…にしても…ここまでコメント読んだ奴……暇人だね・∀・
空の境界(中) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 空の境界(中) (講談社文庫)より
4062759209
No.126
(4pt)

空の境界に対する一考察

 「場面」として見るならば,台詞回しに非常に気を使っているのが分かり,時には爽快感を与えてくれるような切れのある台詞を見て取ることができる.
 反面,「物語」として捉えた場合,やたらと概念の説明が多い(抽象的な箇所が多く,あまりうまい説明とは思えない),各場面との繋ぎが陳腐といった欠点が気にかかった.
 結局のところ,この作品に関しては小説という発信方法のメリットは感じられない.映画化されているようだが,そちらのほうは多くの人に受け入れられるだろう.
空の境界(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 空の境界(上) (講談社文庫)より
406275892X
No.125
(5pt)

賛否両論

この作者は、異質な存在の人なんだと思う。
だから、好きな人は好きだし、嫌いな人は嫌い、そんな作品だと思う。
私的には、この人の感性が非常に衝撃的で、興味深い作品でした。
否定される理由はわかる、作者が未完成だから。
でも悪い所と良い所、そのバランスが自分にとってはとても好きな要因となった訳で。
空の境界 下 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 空の境界 下 (講談社ノベルス)より
4061823620
No.124
(4pt)

登場人物みんな物知りすぎ(笑)

文庫化したのを期に読んでみました。
上・中・下で1,000ページを越える読み応えのあるものでした。
文章は特につまることなくスラスラ読めましたよ。
一番気になったのは登場人物の思考が「くどい」こと。彼らの喋る台詞の
ひとつひとつもそうだし、何より発想そのものが「くどい」。(「くどい」
ってどういうことだと言われると、なかなか説明がしにくいのですが、あ
えて言うと、)自分の下す判断や行動のもとをたどっていくとその理由や
動機があるわけで、そこをこれでもかというぐらいネチネチと突き詰めて
判断・行動している類の人間かと。なぜそのような判断を下すのか(ある
いは下したのか)、なぜそのような行動に出るのか(あるいは出たのか)
を自問自答しているようなもんで、普通の人なら疲れるから適度に無視す
る部分ですね。でも、そういうところがキャラクターの魅力だと思います。
人によっては気持ちが悪く感じたり、うっとおしいと思ったりするかもし
れません。
ただ、きっとこの世界観を描くにはこういう類の人間を登場させなければ
いけなかったんでしょう。ピッタリといえばピッタリ。
本作に対して「文章が稚拙」という評価がありますが、私はそうは思いま
せんでした。「文章が稚拙」という人がどの部分を指しているのかわかり
ませんが、必要以上に文法的な正しさを求めるのは無粋ですし、その逸脱
もまた作品の一部(さらには表現方法の一手段)なのだと思うからです。
空の境界(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 空の境界(上) (講談社文庫)より
406275892X