145gの孤独
評判
145gの孤独の評価:
3.57/5点 レビュー 23件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21〜22 2/2ページ
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145gの孤独の評価:
3.57/5点 レビュー 23件。 D ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
ハードボイルドの主人公にしては、極めて長広舌であるというのも、彼の特徴かもしれない。
彼は、現役時代に起こしてしまった自らの過失により、人生の多くを失ってしまう。
その後、かつての縁故をたどって、彼が第二の人生として選択したのは、便利屋だった。
この便利屋稼業の日常性の中で起きることが、それぞれの物語と結びついてく。
スピーディーに展開していく物語は、読者をひきつけてやまないし、意外な結末で終わるラストは、短編小説の妙を感じることだろう。
しかし、本著の魅力は、それだけでは終わらない。それぞれの物語が、読者に対して、答えを迫ってくる。主人公の行為は正しかったのだろうかと。
恐らく、作者が、意図した本著のテーマは、「十字架を背負った人間は、どう生きていくべきか。」ということにあったと思う。
作中、何度も発せられるこの問いに対し、考え悩んだせいか、私は、読むのにやたら時間がかかってしまった。いやはや何とも難しいテーマである。
魅力ある人物が、主人公だったと思うし、彼の前途に幸あれと願いたくなってくる。