■スポンサードリンク


本日の議題は誘拐



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
本日の議題は誘拐

本日の議題は誘拐の評価: 3.20/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.20pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

力作

誘拐ものとして、なかなかの力作と感じます。
誘拐ものを数多く読んだ人なら、犯人は予想がつくと思います。
というか、誘拐もので、意外な犯人というのは、もうこういう形しかないんでしょうね。
誘拐に対処する会社の雰囲気にリアリティがあります。
若手では、サラリーマン経験なしで作家になる人もいるようですが、そういう人が取材だけを重ねても、会社のこういう修羅場の雰囲気は、決して描けないでしょう。
主人公と女性の関係は、エピローグ前は非常に苦くて、
「あーあ、やっぱり日本の作家って、こういう終わり方が好きなんだよな」
と、ひとりくさっていました。
しかし、エピローグで、ちゃんと収まるべきところへ収めていて、これで星ひとつ増やしました。
誘拐ものが好きな方、読んで損のない本です。
本日の議題は誘拐Amazon書評・レビュー:本日の議題は誘拐より
4022507055
No.1:
(5pt)

すごく面白かった!

前作もそうでしたが、この人は会社の中を
面白く軽妙に書くのが、異様にうまいです。
娯楽性のある企業小説味といったところ。
日々、職場でこんちくしょーと言いつつ、
ついつい無理してしまう人達にはグッと
来ると思います。
ミステリーもの、熱いビジネスものを期待
すると、この部分(企画書のごまかしテク
ニックとか決定事項の後付の理屈とか)は、
だるく感じるでしょうし(なぜ、書かかれ
ているのかと思ってしまうのでは)、
作者がわざと遊んでいるであろう部分は、
ストーリーにおいて邪魔な部分に見える
かもしれません。
ただ、こういった所が、毎日、小説と同じ
ような事で苦労させられている私には、
たまりません。
何度もうなずかされました。
評価は分かれるかもしれませんね。
私にとっては、久しぶりに愉快で痛快な本
に出会ったという感触でした。
本日の議題は誘拐Amazon書評・レビュー:本日の議題は誘拐より
4022507055

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!