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本日の議題は誘拐
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本日の議題は誘拐の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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誘拐ものとして、なかなかの力作と感じます。 誘拐ものを数多く読んだ人なら、犯人は予想がつくと思います。 というか、誘拐もので、意外な犯人というのは、もうこういう形しかないんでしょうね。 誘拐に対処する会社の雰囲気にリアリティがあります。 若手では、サラリーマン経験なしで作家になる人もいるようですが、そういう人が取材だけを重ねても、会社のこういう修羅場の雰囲気は、決して描けないでしょう。 主人公と女性の関係は、エピローグ前は非常に苦くて、 「あーあ、やっぱり日本の作家って、こういう終わり方が好きなんだよな」 と、ひとりくさっていました。 しかし、エピローグで、ちゃんと収まるべきところへ収めていて、これで星ひとつ増やしました。 誘拐ものが好きな方、読んで損のない本です。 | ||||
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前作もそうでしたが、この人は会社の中を 面白く軽妙に書くのが、異様にうまいです。 娯楽性のある企業小説味といったところ。 日々、職場でこんちくしょーと言いつつ、 ついつい無理してしまう人達にはグッと 来ると思います。 ミステリーもの、熱いビジネスものを期待 すると、この部分(企画書のごまかしテク ニックとか決定事項の後付の理屈とか)は、 だるく感じるでしょうし(なぜ、書かかれ ているのかと思ってしまうのでは)、 作者がわざと遊んでいるであろう部分は、 ストーリーにおいて邪魔な部分に見える かもしれません。 ただ、こういった所が、毎日、小説と同じ ような事で苦労させられている私には、 たまりません。 何度もうなずかされました。 評価は分かれるかもしれませんね。 私にとっては、久しぶりに愉快で痛快な本 に出会ったという感触でした。 | ||||
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